2020年1月12日、第1空挺団の降下訓練始めを見学してきました。
って、ほぼ2か月前の話題を今頃アップしますが。。。
第1空挺師団は、2004年に特殊作戦群が出来るまでは、陸上自衛隊唯一の空挺部隊であり、自衛隊最精鋭部隊の一つです。叔父が所属していた事もあり、子供の頃から憧れた部隊です。
空挺と言えば、第1空挺団に始まり、映画「遠すぎた橋」で米軍の第82空挺師団に憧れ、名作ドラマ「バンド・オブ・ブラーザーズ」での米軍の第101空挺師団と、ハマりまくっている兵種です。
門を入ってすぐに、今回の訓練に参加するCH-47J チヌークやAH-1 コブラが駐機されており、気分が盛り上がります。
しかし、ここから演習場までが遠い!
約2kmありますが、途中は特に見るものも無く、ただ歩くだけ。
送迎バスもありましたが、待っているより歩いた方が早かったです。
約30分歩いて、約30分ほど売店を物色した後、10:30に見学場所に行きました。
広い演習場を見渡せるよう、長い土手が築かれており、土手の上から見学します。
私が土手を上った時は、すでに観客でいっぱいでした。
それにしても、この日は寒かった!
家を出る前は、せっかくの機会なので第二次世界大戦の米軍の空挺ジャケットで出かけようと考えましたが、結局一番厚いダウンを着て出かけました。
空挺ジャケットで来てたら、バストーニュの経験が再現されたはず。(笑)
11:00に降下訓練が始まりました。
まずは降下誘導員が単身、チヌークから降下します。
続いて、指揮官によるデモ降下が行われました。
第1空挺団や米軍の指揮官達による降下が行われました。
なお、今回の訓練には米国のアラスカ陸軍や沖縄に駐留する第1殊部隊群、更には第82空挺師団!も参加しました。
第1空挺団の降下。
この人は倒れることなく着地しました。
すごい!
米軍のパラシュートは四角い形。
河野太郎防衛大臣が観閲のためにチヌークから降りてきて、貴賓客用の丘に登ります。
現地偵察のために海上自衛隊のP3Cが飛来。
高価な対潜哨戒機が偵察に来るんだ。
陸上自衛隊のLR-2ハヤブサも偵察に飛来しました。
この後、海岸からの艦砲射撃(そのつもりの爆発)が行われました。
チヌークから一団が降下しました。
パラグライダー式の落下傘で隊列を組んで、貴賓席上を降下しました。
本隊による降下が始まりました。
先兵は、C130Jから降下する米空挺部隊の面々。
おーっ!空挺三昧!!!
次から次へと降下が続き、壮観です!
「遠すぎた橋」や「バンド・オブ・ブラザース」の現実版を見るようで、ひたすら感動~!
来て良かった!!!
AH-1コブラが飛来し、降下部隊を掩護します。
コブラに見とれていたら、後方からヘリコプター音がしたので振り向いたところ、
ギリ―スーツを着込んだスナイパーを乗せたUH-1イロコイが目の前を飛び去りました!
コブラに気を取られていた私にとって、不意打ちの登場で、逆毛が立つほど感動しました!
ヘリは着地せず、スナイパーは飛び降りると同時に散会し、敵のいる右側の丘に向かって進撃します。
オートバイ乗車の偵察兵もチヌークで到着しました。
更に増援がチヌークからファストロープで降下します。
コブラも二機参加。
小倉駐屯地では単機のデモでしたが、やはり規模が違います。
更に更に、増援がイロコイからリペリングで降下します。
空挺特科大隊の120mm迫撃砲が空輸されてきました。
砲撃陣地を構築します。
カモフラージュネットや測距装置もチヌークで運ばれていました。
すると海岸に上陸した(想定の)水陸両用兵員輸送車AAV7が進出してきました。
空挺部隊の待ちわびた増援部隊の到着です。
AAV7は、今回初めて見ました。
16式機動戦闘車も到着。
そして真打登場、最新鋭の10式戦車の登場です!
今回始めて見ましたが、、恰好いい~!!!
小倉の狭い駐屯地と違い、全速で突撃する戦車は大迫力です。
更に、90式戦車も登場!
この戦車も、今回初めて見ました。
(機動戦闘車にピントが合っていますが。。。)
全軍突撃!!!
空挺部隊の横を抜け、戦車が敵支配地域に進攻します。
そして、M270 MLRS(中央)や03式中距離地対空誘導弾(写真右で一部見えている車両)などの支援車両も進出してきました。
そして、我らが(笑)74式戦車が帰って来ました。
今回の訓練では敵部隊役として、貴賓席の丘の向こう側に展開していたので、この日は初めて見ました。
10式も90式も良い戦車ですが、おじさんには、傾斜砲塔が美しいこの戦車が最高です!!!
訓練から戻った車両が一般公開のために整列しました。
74式戦車から16式機動戦闘車まで、陸自の主力戦闘車両が勢ぞろい。
九州じゃ見れない光景です!
堤防の上から見学できるので展示車両が一望できます。
戦車の上部構造も良く見えます。
続いて下に降りて、車両の見学をしました。
10式戦車は模型や写真でしか見たことが無かったですが、砲塔が複雑な形状していますね。
恰好良いですが、ちょっとずんぐり。
砲塔も大きく見た目90式より重そうに見えますが、実際は90式より6tも軽い戦車です。
90式も初めて見ました。
レオパルド2のコピー戦車のイメージでしたが、レオちゃんよりはコンパクトに見えます。
(レオパルド2は大好きな戦車なので、90式も好きです!)
力強い横からの姿。
そして、74式!!!
低い車体と、被弾経始に優れた砲塔と、戦車の美しさを体現しています。
正面からのイケメン比べ。
最初は10式戦車です。
恰好よいです!
複雑かつ意外と大きい砲塔が特徴です。
思ったより小顔の美男子だった90式。
レオパルド2同様、ドイツのタイガー1型戦車のような角ばった顔が素敵です。
そして、美しいーーー!としか言いようのない74式戦車です。
老朽化が進んでいますが、生涯現役を貫いて欲しいものです。
最後は、AAV7。
米国の海兵隊でも使用されている水陸両用兵員輸送車で、長崎に駐屯する水陸機動団から来たようです。
これも今回初めて見た車両。
海兵隊が使っていることから、優秀な兵員輸送車なのでしょうが、車高が高く、箱々してて、私の好みではありません。(笑)
他にも96式多目的誘導弾システム、96式装輪装甲車、87式偵察警戒車、軽装甲機動車、93式近距離地対空誘導弾、93式近距離地対空誘導弾等が展示されていました。
戦車等の轍の残る展示会場。
いかにも演習場って雰囲気です。
ドリル車もいました。
空挺部隊が工事車両まで持って、ほんと、軍(自衛隊)って自給自足体制が徹底しているのですね。
これで今回の見学は終了。
この後、入場した門まで歩いて行き、15時に演習場を後にしました。
今回、あこがれの習志野の演習場に来ましたが、降下訓練始めに来て良かった!、迫力あった!!、感動!!!三昧でした。
九州の基地祭とは規模と迫力が違いますね。
来年も来たいなぁ~!
って、ほぼ2か月前の話題を今頃アップしますが。。。
第1空挺師団は、2004年に特殊作戦群が出来るまでは、陸上自衛隊唯一の空挺部隊であり、自衛隊最精鋭部隊の一つです。叔父が所属していた事もあり、子供の頃から憧れた部隊です。
空挺と言えば、第1空挺団に始まり、映画「遠すぎた橋」で米軍の第82空挺師団に憧れ、名作ドラマ「バンド・オブ・ブラーザーズ」での米軍の第101空挺師団と、ハマりまくっている兵種です。
航空祭で分遣隊の降下は、何度か見た事がありましたが、本拠地の習志野での降下訓練は楽しみでした。
新京成線の習志野駅で降りて南東に歩くと、第1空挺団の駐屯する習志野駐屯所がありますが、今回の降下訓練は、更に国道296号線沿いを東に歩いた所にある習志野演習場で行われます。
こちらが習志野演習場の入り口。
到着した時間は9:20でした。
しかし、ここから演習場までが遠い!
約2kmありますが、途中は特に見るものも無く、ただ歩くだけ。
送迎バスもありましたが、待っているより歩いた方が早かったです。
約30分歩いて、約30分ほど売店を物色した後、10:30に見学場所に行きました。
広い演習場を見渡せるよう、長い土手が築かれており、土手の上から見学します。
私が土手を上った時は、すでに観客でいっぱいでした。
それにしても、この日は寒かった!
家を出る前は、せっかくの機会なので第二次世界大戦の米軍の空挺ジャケットで出かけようと考えましたが、結局一番厚いダウンを着て出かけました。
空挺ジャケットで来てたら、バストーニュの経験が再現されたはず。(笑)
11:00に降下訓練が始まりました。
まずは降下誘導員が単身、チヌークから降下します。
続いて、指揮官によるデモ降下が行われました。
第1空挺団や米軍の指揮官達による降下が行われました。
なお、今回の訓練には米国のアラスカ陸軍や沖縄に駐留する第1殊部隊群、更には第82空挺師団!も参加しました。
第1空挺団の降下。
この人は倒れることなく着地しました。
すごい!
米軍のパラシュートは四角い形。
河野太郎防衛大臣が観閲のためにチヌークから降りてきて、貴賓客用の丘に登ります。
現地偵察のために海上自衛隊のP3Cが飛来。
高価な対潜哨戒機が偵察に来るんだ。
陸上自衛隊のLR-2ハヤブサも偵察に飛来しました。
この後、海岸からの艦砲射撃(そのつもりの爆発)が行われました。
チヌークから一団が降下しました。
パラグライダー式の落下傘で隊列を組んで、貴賓席上を降下しました。
本隊による降下が始まりました。
先兵は、C130Jから降下する米空挺部隊の面々。
そしていよいよ第1空挺団の降下です!
C130H、C1、C2輸送機が次々と飛来し、次々と兵員がジャンプしていきます。
おーっ!空挺三昧!!!
次から次へと降下が続き、壮観です!
「遠すぎた橋」や「バンド・オブ・ブラザース」の現実版を見るようで、ひたすら感動~!
来て良かった!!!
AH-1コブラが飛来し、降下部隊を掩護します。
コブラに見とれていたら、後方からヘリコプター音がしたので振り向いたところ、
ギリ―スーツを着込んだスナイパーを乗せたUH-1イロコイが目の前を飛び去りました!
コブラに気を取られていた私にとって、不意打ちの登場で、逆毛が立つほど感動しました!
ヘリは着地せず、スナイパーは飛び降りると同時に散会し、敵のいる右側の丘に向かって進撃します。
オートバイ乗車の偵察兵もチヌークで到着しました。
更に増援がチヌークからファストロープで降下します。
コブラも二機参加。
小倉駐屯地では単機のデモでしたが、やはり規模が違います。
更に更に、増援がイロコイからリペリングで降下します。
空挺特科大隊の120mm迫撃砲が空輸されてきました。
砲撃陣地を構築します。
カモフラージュネットや測距装置もチヌークで運ばれていました。
すると海岸に上陸した(想定の)水陸両用兵員輸送車AAV7が進出してきました。
空挺部隊の待ちわびた増援部隊の到着です。
AAV7は、今回初めて見ました。
16式機動戦闘車も到着。
そして真打登場、最新鋭の10式戦車の登場です!
今回始めて見ましたが、、恰好いい~!!!
小倉の狭い駐屯地と違い、全速で突撃する戦車は大迫力です。
更に、90式戦車も登場!
この戦車も、今回初めて見ました。
(機動戦闘車にピントが合っていますが。。。)
全軍突撃!!!
空挺部隊の横を抜け、戦車が敵支配地域に進攻します。
そして、M270 MLRS(中央)や03式中距離地対空誘導弾(写真右で一部見えている車両)などの支援車両も進出してきました。
そうして、状況終わり!
今回訓練に参加した空挺部隊に対する、防衛大臣を始めとする恒例のお偉いさんの訓示がありますが、そんなことはどうでもよいいです。(笑)
これほど多くの兵員が降下したのですね!
なお、左に整列した米軍部隊は赤いベレー帽をかぶっていました。
英軍のようです。(笑)
閲兵式では、ヘリも整列。
イロコイが並んで飛ぶ光景は、まるで「地獄の黙示録」のようです。
訓練を終え、戻って来た部隊。
戦車に歩兵が随伴して、ジオラマの世界のようです。
自走する、155mmりゅう弾砲 FH70。
小倉駐屯地では、自走シーンを見過ごしたため、初見となります。
小倉駐屯地では、自走シーンを見過ごしたため、初見となります。
そして、我らが(笑)74式戦車が帰って来ました。
今回の訓練では敵部隊役として、貴賓席の丘の向こう側に展開していたので、この日は初めて見ました。
10式も90式も良い戦車ですが、おじさんには、傾斜砲塔が美しいこの戦車が最高です!!!
訓練から戻った車両が一般公開のために整列しました。
74式戦車から16式機動戦闘車まで、陸自の主力戦闘車両が勢ぞろい。
九州じゃ見れない光景です!
堤防の上から見学できるので展示車両が一望できます。
戦車の上部構造も良く見えます。
続いて下に降りて、車両の見学をしました。
10式戦車は模型や写真でしか見たことが無かったですが、砲塔が複雑な形状していますね。
恰好良いですが、ちょっとずんぐり。
砲塔も大きく見た目90式より重そうに見えますが、実際は90式より6tも軽い戦車です。
90式も初めて見ました。
レオパルド2のコピー戦車のイメージでしたが、レオちゃんよりはコンパクトに見えます。
(レオパルド2は大好きな戦車なので、90式も好きです!)
力強い横からの姿。
そして、74式!!!
低い車体と、被弾経始に優れた砲塔と、戦車の美しさを体現しています。
正面からのイケメン比べ。
最初は10式戦車です。
恰好よいです!
複雑かつ意外と大きい砲塔が特徴です。
思ったより小顔の美男子だった90式。
レオパルド2同様、ドイツのタイガー1型戦車のような角ばった顔が素敵です。
そして、美しいーーー!としか言いようのない74式戦車です。
老朽化が進んでいますが、生涯現役を貫いて欲しいものです。
最後は、AAV7。
米国の海兵隊でも使用されている水陸両用兵員輸送車で、長崎に駐屯する水陸機動団から来たようです。
これも今回初めて見た車両。
海兵隊が使っていることから、優秀な兵員輸送車なのでしょうが、車高が高く、箱々してて、私の好みではありません。(笑)
他にも96式多目的誘導弾システム、96式装輪装甲車、87式偵察警戒車、軽装甲機動車、93式近距離地対空誘導弾、93式近距離地対空誘導弾等が展示されていました。
戦車等の轍の残る展示会場。
いかにも演習場って雰囲気です。
状況(訓練)が終わって、屯所に戻る空挺兵。
今晩、飲みに行く話でもしているのでしょうか?(笑)
演習場の横の駐機場には、支援部隊のトラッククレーンやトラックが駐車していました。ドリル車もいました。
空挺部隊が工事車両まで持って、ほんと、軍(自衛隊)って自給自足体制が徹底しているのですね。
これで今回の見学は終了。
この後、入場した門まで歩いて行き、15時に演習場を後にしました。
今回、あこがれの習志野の演習場に来ましたが、降下訓練始めに来て良かった!、迫力あった!!、感動!!!三昧でした。
九州の基地祭とは規模と迫力が違いますね。
来年も来たいなぁ~!
帰りに見た、空挺団の駐屯地に立つ、落下傘の降下訓令設備の塔。
カラヒー!(笑)
終わり。
カラヒー!(笑)
終わり。