levante2019の旅日記

YAHOOブログの終了に伴い、引っ越してきました。 アメリカ3年、ドイツ3年の駐在を終え、2019年3月に帰国しました。 自転車やウォーキングなどを中心に日々の活動を紹介しています。

アメリカ旅行記

アメリカ最後の日

1月10日にアパートを出てから、米国最後は、ホテル暮らし。
スーツケースがいっぱいで荷物の出し入れが難しいので、生活がやり難いです。

食べ残しの冷凍食も持ってきたけど、送別会が続き、結局かなりの部分を廃棄する事になりました。(もったいない。)
ホテルに移っても、結局ばたばたした日々となりました。

1月13日には、やり残していた(忘れていた)、郵便物の転送依頼を行いましたが、転送日を指定できるので、アパート退去前に手続きをすべきと思います。
その後、この日は事務所の片づけをしました。

1月14日も会社事務所の最後の片付けと、社内の挨拶回りを行い、最後まで多忙な中、オハイオでの生活は終了しました。
(全く私の計画不足のためですが・・・)

なお、アパートからホテルに移ってからは、なぜか毎朝4時に目が覚めるようになりました。
14日は、なんと朝の1時に起き、その後ほとんど眠れませんでした。
意識していないつもりですが、ドイツ行きで緊張しているのでしょうか?
おかげで、毎日昼間が眠たかったです。

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なお、この日1時に起きてやった事が、クウォーター(25セント)硬貨の写真撮影(笑)。
クウォーター効果の裏(表?)には通常、鷲の紋章が入っていますが、ある時期、各州を象徴する絵柄の硬貨が作られました。
(最近では有名観光地の絵柄も作られています。)
駐在中、各州の硬貨を集めてきたので(結局ミズーリ―州の物が入手できなかった)、最後に写真に撮って、硬貨は米国に残る同僚にプレゼントしました。
しかし、ホテルの部屋は、白熱電球の黄色い照明で、しかも暗い。
更に三脚も航空便で送ったので、撮影は手撮り(=手ぶれ)となり、非常に苦戦しました。
1時間ぐらい格闘した後に、最後に浴室で撮った写真が上のものです。
眠れないので仕方が無いとはいえ、疲れました・・・。
これも、もう少し早めに撮影していれば、これほど苦労しなかったのですが。

1月15日はシカゴに移動し、本社のメンバーにご挨拶。


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シカゴに向かう飛行機から撮ったオハイオの景色です。
畑しかないオハイオらしいショットが取れました(笑)。

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空港からシカゴの本社まではレンタカーで移動しました。
米国最後に運転したのはトヨタのカローラ。
それほどこだわる訳でもないですが、最後の車が日本車で何となく良かったです。

1月16日、いよいよ米国最後の日を迎えました。
ただ夕方発の飛行機まで時間があるので、最後のシカゴ観光に行きました。

行ったのは、これまで行きそびれていた、Route 66の起点。
Route 66はシカゴからLAまで走っていた旧国道です。
これまで、各地を観光に行き機会がある度に、少しずつ走っていましたが、何度も行ったシカゴにある起点は行った事が無く、これまで心残りでしたが、最後に行けてよかったです。

一方通行の関係で、Adams通りとJackson通りの両方が、かつてRoute 66に当たります。

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こちらはAdams通りの始点(シカゴ美術館前)にある「BEGIN」の看板です。
(通りの反対側の歩道にも同じ「BEGIN」の看板があります。)


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一本南側のE Jackson通り(Blvd)には、「END」の看板があります。
美術館の前ということもあり、Adams通りの「BEGIN」の看板では観光客が写真を撮っていましたが、こちらは誰もいなくて寂しかったです。


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ただ、Jackson通りは美術館の前を走るMichigan通りを抜けた後も、ミシガン湖まで続いているので(この区間はE Jackson Blvdでは無くなぜかE Jackson Driveになりますが)、Route 66の終点は、本当はLake Shore通りとぶつかる上の写真の部分になるのでしょう。

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冬景色(この日は凍結していませんでした)のミシガン湖を見学後、シカゴの観光中心のひとつ、ミレニアム公園に行きました。
ここも何度も来ましたが、せっかくなので。
この日も多くの観光客が来ていました。


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その横には、シカゴ市民の顔を映したモニュメントがあります。
これまで来た際は晴天のために、画面が非常に見にくかったですが、この日は雲のおかげか、はっきり見ることができました。


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Adams通りに戻り、シカゴ美術館にもご挨拶。
と言っても、ここも何度も来ましたが、入館した事はありません・・・


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その後、Jackson通りを西に約2Km歩き、Lui Michell`sというレストランに行きました。
私も前の晩にネットで知ったのですが、この店は1923年創業でRoute 66と共に営業してきた有名店との事。
看板によると全米でNo1の朝食&昼食を出すレストランに選ばれたそうで、Route 66とのつながりも深いのであれば、一人旅ではレストランに入る事の少ない私も入るしかありません(笑)。

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そして食べたのは、アメリカの代表料理ハンバーガー!
これがアメリカ最後の食事です。
有名店だけあって、昼食時の店内は混んでいました。


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Jackson通りを東に少し戻ると、ユニオン駅があります。
Amtrackの駅です。

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更にJackson通りを戻ると、シカゴのランドマークの一つの、Willis Towerがあります。ここは2013年までアメリカで一番高いビルだったそうで、展望台からはシカゴの町が見渡せるそうです。

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高い所が好きな○鹿と煙の類なので、登ろうと思いましたが、この混雑で断念しました。朝一番に来ればよかったです。


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Jackson通りは何か所かRoute 66の看板が建っていました。
以前、ウェッブでシカゴはRoute 66関連の観光には熱心でないような記事を読みましたが、最近は少し力を入れているのかな?


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そうしている間に飛行機の搭乗時間が近づいてきたので、CTAのブルーラインでオヘア空港に戻ってきました。

いよいよドイツに行ってきます。
と言っても、全くピンときておらず、なんかいつもの出張のような感覚です^_^;

次はドイツからの日記となります。
(ブログのタイトルも変更しないと)


アパート最後の日々

アメリカ生活もあとわずか。
アパート退去の時を迎えました。

1月9日(土) アパート退去三日前
この日は、会社の皆が送別会を開いてくれました。
会場は私の部屋!

家具もほとんどない広いリビングは、宴会にぴったりなので以前から忘年会などに利用してきましたが、これが最後の宴会です。
次からは皆さん、新しい宴会場所を探してください(^o^)


1月10日(日) 退去二日前

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軽い二日酔いの中、目覚めると、一面雪景色でした。
今年は温かい日々が続いていましたが、ようやくオハイオにも冬がやってきました。


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風も強かったようで、ちょっとした樹氷状態になっていました。

先週の木曜日に別のメンバーと行った送別会で、Golf Galaxyのギフト券を頂いたので、何かを購入するため出かけないといけないのですが、雪が降ると出るのがおっくうになります。
土曜日の内に買っておけばよかった。

結局、パターを購入しました。
皆さんの心遣いに感謝です。
結局ゴルフは、アメリカの3年間で、全く進歩が無いまま出国することになりました。

次の日は、アパートから荷物を運び出す日なので、午後からは最後の荷物の整理をしました。
引っ越しは日通さんに依頼するので、梱包はやってもらえるのですが、自分で運ぶ荷物、航空便の荷物、船便の荷物の仕分け位は、やっておく必要があります。
前の日に宴会を行うので、あまり散らかすことも出来ず、この日の午後だけでバタバタ行ったので、仕分け漏れの可能性120%。


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この日の夜は、残ったひき肉と、ごはんを使った、マーボーご飯。
意外と美味しかった。

食料のマネージメントも完全に失敗し、この1週間残りの食材を消費するために、頑張りましたが(毎日食べ過ぎ状態)、結局、食材を色々捨てないいけない羽目となりました。
昨年末から、メキシコ出張や日本への一時帰国が続き、米国にいなかった事が痛かった。
(いずれも事前に判っていたので、単なる計画不足です。)


1月11日(月) 退去1日前


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朝から日通さんが荷物の梱包作業中。
梱包はやってもらえるので、便利ですが、私はやることが無く暇です。
時々問い合わせがあるので、家を離れる訳にもいかず・・・
(暇なので、待っている時間に、ここまでのブログを書きました。)

なお、車はすでに売却済みで、現在はレンタカー。
スバル アウトバックの走行距離は37,000マイル(約6万キロ)以上でしたが、ディーラーにUS$21,000で売れました。
米国は中古市場が高めとはいえ、人気車で良かった。
(個人売買なら、US$23,000位になるようです。)


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レンタカーはKIAのSOULでした。
特徴のあるボックス型の車体ですが、あまり見かけない車です。
オハイオ最後の車がKIAのSOULとは、って言うか、本当にSoulって全く知らなかった。
自分で運ぶ荷物がスーツケース1個とキャリーケース1個、大型のバックパックにビジネス・バッグと大量なので、荷台の小さいSoulは不便そう。

荷物の運び出しに時間がかかり、午後7時半過ぎに終了。
家の掃除が必要ですが、1時間ほどしてやめました。

この日からホテル暮らしになります。


1月12日(火) アパート退去日

昨日は夕方遅くまで、荷物の運び出しが終わらず、アパートの最後の掃除が完了しなかったため、この日も朝7時から掃除を続行です。
先日の宴会もあり、特にコンロ回りの掃除に手間取りました。


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11時ごろには、ようやく部屋の片づけが終わりました。
何も無くなった部屋です。
3年間、生活した場所なので、ちょっと寂しい気もします。

アパート退去の手順を、これまで二度、管理人に確認したのですが、ただカギを返せばよいとの事でした。
本当かなと思いながら、管理棟に行きましたが、本当に鍵を返すだけで終了。
本人立ち合いの上での部屋の確認は必要ないのでしょうか?
非常にあっさり退去完了!

そのあと、スバルのディーラーに、車の売却代金のチェックを受け取りに行きました。
(本当は前日行く予定でしたが、時間が取れませんでした。)

行った際、担当がいなかったですが、営業が担当者の机の上にあるチェックを勝手に探して、渡してくれました。
高額のチェックなのに、受け取りのサインも何も無し。
これも、あっさりし過ぎでは???

そのチェックを持って銀行に行き、口座に入金。
これも、名前を言って、チェックの裏にサインするだけで速攻で終了。
流石に、住所やソーシャル・セキュリティ番号の下4桁等の本人確認は有りましたが、高額の金額の受け渡しとは思えないほど、あっさり完了。

最後に、TV・インターネットの契約をしている、タイム・ワーナー・ケーブルに行き、解約手続きを行いました。

これらの手続き全てで1時間かかりませんでした。

ガスと電気は事前にネットで、この日に解約するように手続き済み。
水道は、アパート側が解約してくれます。

アメリカは住民票登録が無いので、役所関係の手続きも不要なので、退去の手続きは、すべて完了です。
本当にこれでいいのか???

後は、会社関係の手続きを行い、ドイツに旅立つだけです。

アメリカ生活も、いよいよ、あと3日です。


・・・・
やはり、手荷物が入りません。
スーツケースに入りきれない荷物は、ホテルに捨てていくしかなさそうです。


LAに行ってきました ~プレーンズ・オブ・フェイム編 その2

プレーンズ・オブ・フェイム編の続きです。


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第475戦闘航空団とPー38のハンガー。
太平洋で日本軍相手に活躍した、第475戦闘航空団を記念した展示棟です。


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飛行機の展示は無く、装備品類が展示されており、日本への物も展示されていました。
ここには、38小銃と99小銃、寄せ書きなどが展示されています。


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日本兵に関する展示です。
パイロット服と、寄せ書き、写真などが展示されています。

次の展示棟は、ジェット機とエアー・レースのHangerです。


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壁際には、各国の飛行機の模型が並んでいました。
写真は、日本機の模型で、結構マイナーな飛行機も並んでいます。
飛行機好きが、この博物館を運営している事がわかります。


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ハンガー内にはジェット機がびっしり並んでいます。
写真を撮りにくいので、撮った写真は、二枚だけ。
(興味が薄い事もありますが。)
下の写真は、ソ連のMIG-21Rです。


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ここには、エアー・レースに参加した機体も展示されています。

ジェット機の棟の隣は、外国の飛行機のハンガーです。


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入ってすぐに、ドイツ機がぎっしり。
手前の機は、ハインケル He-110D、奥にはV-1ロケットが展示されています。


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その隣にはメッサーシュミット Me-163B コメートがいました。


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メッサーシュミット Bf109 E1/E7。
先ほど、この記し方が適していないかもと書きましたが、やはりこちらの方がしっくりきます。
それにしても、この機はボロボロです。
説明によると1942年の東部戦線で氷結した湖上に胴体着陸した後、機が湖中に沈んだそうです。


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ハインケル He-162-1a フォルクスイェーガー。


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ホーテン Ho-IV。
全翼機のグライダーです。


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ソ連のYak-18。

天井の飛行機は、ブリティッシュ&コロニアル F.2B。
同盟国なのに、なぜか英国の飛行機は複葉機のみでした。


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そして、日本の陸上攻撃機の「一式陸上攻撃機」。
この機は復元せずに、ジオラマ状態で展示されています。
山本五十六の殺害のシーンでも再現しているのでしょうか?


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大日本帝国海軍の局地戦闘機「雷電」です。
敵の迎撃に特化した戦闘機で、急加速/急上昇を行うための巨大なエンジンが搭載され、ずんぐりした機体が特徴です。雷電も、この博物館にある機が唯一の現存機です。

なお、手前の魚雷は酸素魚雷のレプリカで、映画トラ・トラ・トラで制作されたそうです。
看板には「World's best WWII Torpedo」と書かれていました。
敵国の物でも、良いものは良いと書けるアメリカの懐の深さを感じます。


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ドイツのフィーゼラー Fi-156C シュトルヒ。
指揮/連絡用の機体で、短距離での離着陸ができたそうです。


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ドイツのフォッカー Dr.1 ドライデッカー。


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日本海軍の艦上爆撃機「彗星」です。
この機は、世界中で現存する4機のうちの一つです。
なお、この博物館、狭い建屋にぎっしりと飛行機が入っているので、写真撮影には苦労します。


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ドイツのフォッケウルフ FW-190と、天井から吊られた機は、日本海軍の特攻兵器「桜花」です。
世界初の対艦ミサイルと言えますが、誘導装置が生身の人間だったため、悲惨ですね。
しかも、戦果も高くは無かったようですし。


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ドイツより供与されたMe163の設計図を基に開発されたジェット戦闘機「秋水」ですが、試作機の段階で終戦を迎えました。
この機も、終戦時に鹵獲された現存機としては唯一のものです。
(小牧市に復元機があるようですが。)


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ソ連のYak-3U。


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フランスのハンリオ HD-1。

この博物館、貴重な機体が多く、約1時間半の見学でしたが、お腹いっぱいになりまた。
午後から時間があったので寄ってみましたが、来て良かったです。

レシプロ機の音が好きなので、できれば、5月のエアー・ショーも見たいものです。

最後に、お土産屋によって、Tシャツと2014年のエアー・ショーのDVDを購入しました。


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Tシャツの表。


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Tシャツの裏。
零戦の機体と漢字の書体、日章旗の組み合わせのデザインが格好良いと思いませんか?

プレーンズ・オブ・フェイム編、終わり。



LAに行ってきました ~プレーンズ・オブ・フェイム編 その1

プレーンズ・オブ・フェイム博物館は、LAのダウンタウンから約40マイル東方のチノ市にある航空博物館です。
ダウンタウンからは、I10号線か州道60号線を東に走り、最後に州道71号線か83号線でChino空港を目指します。博物館の入り口は、空港入り口を通り過ぎ、少し奥にあるので注意。

ここは私設の博物館で、第二次世界大戦の飛行機のコレクションが多く、しかも飛ばせるように整備された飛行機が多いです。
毎年5月には航空ショーが行われており、レシプロ機の飛びかう航空ショーは、一部の人には有名なようです。


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展示棟が6棟(3棟は隣接して一つの棟に見えます)もあり、それなりの規模の博物館です。
上の写真の建物から入場します。
なお、左手の星条旗の後ろには、B17が屋外展示されています。

建物を入ると、すぐにお土産屋があり、そこで入場料$11(大人料金)を払うと、シールをくれます。
それを貼って、各展示棟を見学するのですが、監視員もいないので、正直シールが必要とは思えませんでした。
それほど、のんびりした雰囲気の博物館です。

お土産は帰りに見れば良いので、そのままお土産屋を抜け展示棟に入ります。
ここは、Maloney Hanger、Pond Hanger、USS Enterprize Hangerの3つの棟に分かれています。
(3棟の縦の長さが同じなので、一つの建物に見えますが。)


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Maloney Hangerに入ると、ドイツ軍の4号戦車が迎えてくれます。
なぜ、ドイツ軍の戦車なのかは不明ですが、個人的にはテンション増大!(笑)
本物を見てみたいなぁ。

このハンガーは広い建屋に、古い時代の飛行機が展示されています。
他の建屋と比べると、空きスペースも多く、エアーショーなどの時は、イベントエリアになりそうです。
この日も、ハロウィーン(?)のランチ・パーティが行われたようで、飾り付けされたテーブルが並んでいました。

ちなみにMaloney氏とは、この博物館の設立者とのことです。

なお、私は飛行機に関しては全く知識が不足しているので、以降の説明に不足や誤りがあるかもしれませんが、その際はご容赦願います。


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ボーイング P-26A ピーシューター。
世界初の全金属製の飛行機で、オハイオの空軍博物館にも展示されていました。


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ボーイング FB-5。
米海軍および海兵隊向けの、空母で運用をするために専用設計された、最初の飛行機との事です。


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この赤い飛行機は、機種が不明です。
後方右手の複葉機は、ボーイングP-12/F4B、左手の単葉機はSeversky 2PA-204a/AT-12です。

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ここには飛行機の原点であるライト・フライヤーのレプリカも展示されています。


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また、なぜかアポロ11号の帰還船のモックアップも置かれていました。


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また、この建屋のトイレの案内表示は爆弾でした(笑)。
モックアップと思いますが、ここだったら本物かも。

隣のPond Hangerには第二次世界大戦中の米軍の飛行機が展示されています。
なお、Pond氏は、この博物館への最大の出資者との事。


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ベル P-39N エアーコブラ。


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ダグラス A-1 スカイレイダー
第二次世界大戦にはギリ間に合わなかった機体です。


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リパブリック P-47G サンダーボルト


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ノースアメリカン P-51A ムスタング

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カーティス・ライト P-40N ウォーフォーク


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ノースアメリカン P-51D ムスタング

Pond Hangerと、エンプラ Hangerの間から一旦外に出ると、B-17が展示されています。

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維持費がかかるのか、ここでは個別に寄付の依頼や、関連グッズの販売を行っていました。
B17商店みたいな感じです。
(でも、特に勧誘はありませんでした。)

B17は、内部も見学できます。
(日本だったら、ここだけ特別料金にして資金を稼ぐかも?)


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機内、尾翼方面です。
この部分は、がらんどうで何もありません。


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主翼の手前には銃座があります。
横に設置された機銃だけで無く、床にも下部の機銃座があります。
この先は爆弾庫になります。


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爆弾庫です。
機の大きさに比べると、爆弾の搭載量が少ない気がしました。
この先が操縦室につながりますが、中には入れません。


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外から見た、下部機銃座です。
左の説明書の赤い部分が射撃する人ですが、よくこんな狭いところに米人が入るものです。

建物に戻ると、次はエンプラ(USS Enterprize) Hangerです。
ここは、名前の通り、米空母のエンタープライズ関連の展示棟です。


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新旧エンタープライズの模型。
ここのハンガーは、第二次世界大戦時のCV-6(手前の模型)に関する展示がされています。


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ここは、建物横の通路からの見学となり、フロアーに降りることはできません。
左手から入ってきますが、そこには、グラマン F9F-5P パンサー、ライアン FR-1 ファイアーボール、ダグラス A-4 スカイホークが、ぎっしり詰め込まれており、写真が撮りにくい。

手前のレシプロ機は ダグラス SBD-5 ドーントレス。


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ノースアメリカン T-6/SNJ テキサン。
映画「トラ・トラ・トラ」で零戦や九七式艦攻に改造された事で有名(?)。
特に零戦としては、その後も、「ファイナル・カウントダウン」や、「エイセス(私は見たこと無い)」でも活躍しています。
また、映画「遠すぎた橋」ではP-47としても出演したとの事。
(今回Wikiして知りました。)


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シコロスキー F4Uー1A コルセア


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グラマン TBM-3 アベンジャー


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右側がエンプラ Hangerで、左がPond、左端がMaloney Hangerです。


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ロッキード P-38J ライトニングが屋外に置いていました。


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エンプラ Hangerの向かいはFriedkin Hangerですが、そこはレストア-用のハンガーです。


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ゼロ戦52型が飛行可能な状態で整備されているはずでしたが、私が見学した際は、オーバーホールされており、完全にバラバラの状態でした。
完成機は、色々な所で展示されているので、ある意味、この姿の方が貴重ですね。


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ハンガー前と中に、ノースアメリカン F-86 セイバーが置かれていました。
The Horsemenアクロバット飛行体の機体で、整備中なのでしょう。


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ノースアメリカン B-25 ミッチェル。


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ノースアメリカン L-17A ナビオン。


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ノースアメリカン O-47


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ベル P-59A エアラコメット。
米国発のジェット戦闘機との事です。
アメリカも大戦中にジェット機を完成させていたことは、今回初めて知りました。


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ドイツの Me-109。
一般にはBfー109と知られる飛行機ですが、博物館の説明文にはMe-109と書かれていたため、改めてWikiで調べると、Me-109と書かれたり、Bf-109と書かれたりするそうです。
ただ、Bfというのは、メッサ-シュミットの前身であるバイエルン航空機製造社の省略となるので、日本で一般的な呼び方、メッサ-シュミット Bf-109と言うのはおかしい表現となるのでしょうね。
それにしても、メッサーシュミットもバイエルンの会社だったのですね。

バイエルン発動機製造 = BMW
バイエルン航空機製造 = BFW (メッサーシュミット)

有名企業の2社が、バイエルンの企業とは、バイエルン好きの私としては嬉しいです。


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ノースロップ N9MB。
第二次世界大戦中に、全翼機の長距離爆撃機、XB-35/YB-35の開発が行われる際、全翼機の特性を確認するために、1/3スケールの試作機として作られた機体です。


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ここでは、エンジン始動機も整備中でした。


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博物館北側の建物。
左手はレストア用の建物で、その裏には屋外展示がされています。
右手の建物は、手前から海外の飛行機の展示棟、ジェット機の展示棟と続き、一番奥にP-38 ライトニングと475飛行隊を記念した建物があります。


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レストア用の建物にはバラバラになったF-86セイバーがありました。
ただこの建物、今ネットで調べると、一般人立ち入り禁止の建物でした。
確かに、見学者が入れるような雰囲気が無かったです・・・


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レストア用建物の外には日本軍機の翼が置かれていました。
一式陸攻の翼かな???


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屋外展示場には多数の飛行機がありますが、状態が悪い機が多く、展示というより放置に近い気がします。

屋外展示場には、陸上兵器も展示されています。


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M4A1 シャーマン。
大戦中のアメリカ軍の主力戦車です。


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M3A3 スチュアート。


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M114装甲偵察車(右)と、ジープ(左)。


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M3ハーフトラック。
修理中なのか、ボンネット・カバーが外されていました。


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フェンスの向こうには、更にゴミ宝の山が広場に置かれていました。


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更にジェット機が屋外展示されています。


その2に続きます。

LAに行ってきました ~アイオワ編 その2

艦内最後の見学コースは、兵員用の食堂です。


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戦艦だけあって、食堂も広い。
ここはキッチン&給食場所です。

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パンも自家製。
焼きたてパンが食べられます。


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食堂の横には、海兵隊の武器庫がありました。
多くの兵員が通る食堂の横にあるのは、少し不用心な気がします。
まあ、テロでも起きない限り、問題は無いでしょうが。
(沈黙の戦艦を見たくなった)


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その横には、電気機器の修理室がありました。


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そして食堂です。
食堂の横には、お土産屋があり、実質的には、ここが見学コースの最後です。


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これは給水装置では無く、ミルク供給機です。
米兵には、牛乳も必須なのでしょうね。
真ん中の蛇口は、チョコレート・ミルクとあります。
なんと贅沢な。


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更に驚くのは、アイスクリームの供給機もありました。
と言っても、実は最初の士官用の食堂でボランティアの女性に聞いていたのですが、本当にありました(笑)。
若い兵には人気だったそうです。

この後、お土産屋で、Tシャツと、ピンバッジを買いました。


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お土産屋の後は、解説のパネルや展示品が並んでいました。
そこには、我らが戦艦「大和」の模型がありました!
アイオワのライバルNo1の存在ですが、それにしても美しい艦です!


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アイオワ級の模型もあったのですが、なぜか同型艦のミズーリの模型でした。


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ハープーンの模型(たぶん)も、さりげなく展示されていました。


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そして、主砲のライフリングです。
甲板上の主砲は栓がされているので、内部は見れません。
ライフリングが見れるのは、ここだけです。


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退艦は後部から。
後部甲板を回って下船口へ行きます。
第三砲塔から見た左舷の様子です。


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そして、後部甲板から見た、LA港の入り口です。
正面の橋は、Vincent Thomas橋。


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手すりにかかっていた、アイオワの名前の書かれた浮き輪。


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そして後部甲板から見た右舷側です。
左舷側と異なるのは、内火艇の配備と、それを上げ下ろしするためのクレーン装置です。


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降りる前にあったトイレ。
チラッと見ると、アメリカらしくない、狭いトイレだったので写真を撮りました。
戦艦といえども、無駄なスペースは省くのですね。


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下船後、船尾の写真も撮りました。
前述ですが、就役時には、ここに飛行機のカタパルトや収容用のクレーンがありましたが、今は係留用の設備と広い甲板のみです。
(並んだクレーンはLA港のもので、アイオワの設備ではありません。)

開場と同時に入ったため、見学客も少なく、ゆっくりと見学ができました。
(2時間、見学していました。)

第二次世界大戦での航空機の台頭で、その存在意義をほぼ失った戦艦を見ることができるのは、今はアメリカだけなので(三笠を除く)、貴重な体験でした。
(近年では宇宙人相手の戦争で活躍したようですが;笑)
特に主砲の圧倒感はすごいですね。
できれば、エンジン室とかも見たかったな。

アイオワ編、終わり。


LAに行ってきました ~アイオワ編 その1

今回のLA訪問の主目的の一つ、戦艦アイオワの見学です。

アイオワは太平洋戦争中の1943年2月22日に就役し、日本との戦闘を繰り返しました。その後、予備役入りと近代改修&再就役を繰り返した後、最終的にロングビーチ西方のサンペドロにあるLA港に回航され、2006年に博物館として公開されました。
本文の日記にも書きましたが、ここはI110号の終点からすぐなので、車があれば行きやすいです。


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これまで吃水の高い空母ばかりを見てきたせいか、アイオワを見た第一印象は「意外と小さい」でした。
しかし、この艦首から見ると、艦の大さを感じました。


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艦首の横には錨も展示されていましたが、定期的に交換していた(予備?)のでしょうか?


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パームツリーと戦艦の絵。
艤装のメインとなる第一/第二砲塔と艦橋が大きく見え、格好良いです。
なお埠頭にある建物は手前から、公衆トイレ、チケット売り場となっており、一番の奥のテントの部分から乗艦します。


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艦橋部分です。近代化改修で対空機銃などが無くなり、シンプルな構造となっています。
なお、副砲の5インチ(12.7センチ)連装砲が並んでいますが、砲塔が箱状で美しくないなぁ。
(大和ビイキ・・・)


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アイオワのPlankownerの名簿です。
って、Plankownerの意味がわからなかったので調べてみると、就役時のメンバーとのこと。
固有名詞があるぐらいなので、米国(たぶん英国から)では就役時のメンバーが尊重されるのでしょうね。
メンバーなんて変わっていくのが当たりませなので、少し意外です。


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戦艦が戦艦たる証、主砲の16インチ(40.6センチ)砲です。
近代の戦闘艦の主砲(現代はミサイルが主兵装なので主砲とも言わないか?)と比べると、でかくて大迫力です。


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艦首方向です。
残念ながら、ここから先には行けません。
前のアンテナなんだろう?


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主砲を別の角度から。
格好良いですね。


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砲の横には砲弾のダミーが置かれていました。
拳銃の弾と異なり、薬莢ではなく薬包となっています。


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最大威力で撃つ場合は、薬包を6個使うそうです。


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前部主砲から左舷に回ってきた、ここから艦内に入ります。


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入った所は士官用の食堂です。
ここには記念品類や写真などが展示され、ボランティアの方が説明してくれました。
私に説明してくれた女性(かなりお年の方)は、元艦員の娘だそうで、私物も持ち込み展示していました。
(父のサングラスや、LAの軍需工場の行員の表彰バッジ等)


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食堂が併設されています。
食洗機があるのですね。


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この食堂は、緊急時は病院にもなるそうで、医療機器や手術設備も設置されていました。
食事のテーブルも緊急時はベッドになるとのこと。


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食堂横にある、Executive Officerの部屋です。
状況により、この部屋を使う人は変わったようですが、佐官クラスが使用したそうです。


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士官の部屋です。
ここは個室でないです。


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バスルームも共用です。


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主砲の薬包の移送用のコンテナと、それを運ぶウィンチです。


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薬包は、ここから4層下の保管庫に運ばれるようです。
でも、ここだけで運ぶのであれば、補給作業も時間がかかったのでしょうね。


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左舷側の様子です。
第二砲塔の測距器と後方には5インチ砲が並んでいます。
なお、この第二砲塔、就役後初めての被害が発生した場所で、マーシャル諸島の戦いで日本軍の爆弾が当たったそうです(非貫通)。
また1989年に原因不明の爆発事故を起こし、47名が死亡したそうで、右舷側には、その記念碑がありました。


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艦橋です。
結構大きいですが、その理由は後ほど。


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艦橋横に張られたポスターです。
第二次大戦中に戦意高揚に作られたもので、アメリカ人には有名なようです。
軍事系の博物館にいくと、このポスターや関連グッズが売られています。
ただ、このポスターをよく見ると、下の部分にオリジナルの文章が書かれていました。
艦内に一般向けの無線LANが準備されている事から、専用アプリを入れると要所要所での解説が聞けるのかもしれませんね。


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艦長用の会議室です。
1943年11月には、テヘランで行われる連合国首脳会談に向かう、ルーズベルト大統領を乗せて大西洋を渡ったそうで、その時は、大統領がこの部屋を使用しました。


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専用のキッチンもあります。右手の小窓が上の部屋につながっています。


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艦長室です。
ここも、上記期間は大統領が使っていました。
その時、艦長はどこに?
奥には専用のバスルームも付いています。


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一端艦内から出て、5インチ砲の内部を見学します。


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この狭い部屋に14人のクルーが働いたそうです。
更に下層には13人が働いたとのこと。
汗臭そうです。


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艦橋に上がってきました。
でも、外から見た艦橋と比べると、意外と狭いです。


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その理由は、艦橋の後方に装甲化された艦橋があるからです。
こういった所も戦艦を感じさせます。
なんと言っても、戦艦の主任務は主砲を使っての殴り合いですから、艦橋にも重防御が必要なのですね。


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内部は、まさにトーチカ。


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装甲厚もこんなにあります。
説明書によれば、17.3インチ(43.9センチ)のA級装甲とのこと。


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艦橋から見た艦首方向です。
ほとんど第二砲塔しか見えません。


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更に露天艦橋に上がりましたです。
でも、ここまでトーチカが続いていました。


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露天艦橋まで上がると、第一砲塔から艦首までがよく見えるようになります。


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後部艦橋(?)です。
手前のアンテナのついた塔は5インチ砲の管制装置で、前後左右に計4機設置されていました。
艦橋最上層の両横の突き出し部にある箱状のものは、対艦ミサイルに対する防御装置との説明がありました。


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現代の対空機銃である、バルカン・ファランクス。
前後の両舷に計4機設置されています。


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ミサイル防御のためのチャフ発射装置で、両舷に設置されています。


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後部煙突方向。
手前の箱は、おそらくトマホークの格納庫だと思います。


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左舷後方から前方の姿です。


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後部艦橋(?)と、煙突とマストです。


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第三砲塔と後部デッキ部。
就役時は、水上飛行機のカタパルトやクレーンが配置されていましたが、今は広いデッキとなっています。
ヘリの発着用なのでしょうね。


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現代の主兵装である、ハープーン対艦ミサイル。
左右の舷側に八発づつ配置されています。


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そして、後部甲板には、現代のもう一つの矛、トマホーク巡航ミサイルの発射筒が4機配備されています。



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このように、中には4発づつミサイルが格納されています。


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主砲の管制塔です。
前方には後部艦橋のトップに設置されており、後方のものは専用のタワー上に設置されています。
この装置の測距データが艦内の火器管制室に送られ、砲術の指揮がされるそうです。


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艦橋後部を見学すると、再び艦内入ります。
写真は、一般兵の寝室です。
かなり窮屈ですが、大戦中は更に多くの兵員が必要だったため、上下の間隔の無い(五段ベッド)で、寝台も簡易なものだったとの説明がありました。


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海軍最先任上等兵曹の部屋です。


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アイオワが1990年、最後に予備役になった時に、この部屋を使っていたのが、この人ボビー・スコットだったそうです。
彼は、1952年に18歳で海軍に入隊後、1992年に58歳で引退するまで、40年間海軍で勤め、下士官として最上位の海軍最先任上等兵曹まで出世したとのこと。
最初からアイオワで勤務したわけでは無いかもしれませんが、アイオワの生き字引的な存在だったのでしょうね。

その2に続きます。



LAに行ってきました(三回目)。

10月30日から11月1日まで、個人旅行としては3回目のLAを訪問してきました。
LAは、飛行距離も長く、更に3時間の時差があるので、復路は1日がかりとなるとなるため、現地滞在1.5日の強行軍でした。

今回の目的は、LAに住む叔父、叔母と会うことと、戦艦アイオワの見学です。
これまで空母ばかりに目が行き、LAの港に戦艦が公開されていることを、前回の訪問までは知りませんでした。
(家族が遊びに来た際は、家族を空港で見送った後、私の飛行機の時間まで半日以上、ロングビーチでボーッとしてたのですが・・・)

10月30日、朝6:14にデイトン空港発のシカゴ経由でLAに移動しました。
シカゴまでの飛行機では、早起きの寝不足を補うために爆睡。
でも、そのおかげか、シカゴ-LA間は、ほとんど眠くならず読書してました(私には珍しい事です)。

現地時間の10:00頃、定刻より少し早めにLAX空港に着陸しました。
レンタカーを借りたた後、叔父・叔母宅に移動し、12時前に到着。
そこで昼食をご馳走になった後も、ずっと叔父や叔母と歓談しました(笑)。
どこかを旅行することも考えましたが、過去2回の訪問で主な所は回っているので、半日程度で行きたい場所も無かったのですよね。
夕食も、叔母の手料理で舌鼓。
その後もお酒と会話を楽しみ、夜は更けていきました。

明けて10月31日。
叔父・叔母が近所の公園にコンポスト(堆肥)を、もらいに行くというので、朝の6時半に起きて付いていきました。
ゴミ収集の会社が、生ごみや枯草等を発酵させ作ったコンポストを無料で配布するものらしい。
オハイオには無いサービスです。
写真を撮り忘れましたが、トラックに満載されたコンポストをバケツに詰めるのは、少々重作業で、付いて行って良かったです。
こう見えて(?)、私はスコップ作業には慣れており、2宿5叛の恩義に少しは報いる事ができました(笑)。

その後、家に戻り朝食を頂いた後に、9時少し前に戦艦アイオワ見学に出発しました。
9時半前に、駐車場に到着。
ネットで事前確認したところ、9時開場となっていたので、この時間に来ましたが、なぜかこの日は10時開場との事。
仕方が無いので、車の中でネットしながら時間をつぶしました。
なお、アイオワ内には無料LANが準備されており、駐車場でもその電波を拾えたので、助かりました。

アイオワはロングビーチ西方のサンペドロにあるLA港に係留されています。
I110号の終点の近くなので、車があれば行きやすいです。

話がそれますが、LA港も今回初めて行きましたが、今年前半は、ここの組合のストで苦しめられました。

10時になり、ようやく見学開始です。


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戦艦アイオワの艦橋部分。
流石に、駆逐艦-巡洋艦クラスの現用艦とは比べ物にならない位大きいです。
しかし、これまで空母ばかりを見てきたせいか、第一印象は、「意外と小さい」でした。
空母は喫水からの高さがありますが、戦艦は艦橋部分以外は舷側が低いのでそう感じたのでしょうか?


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でも、第一印象は兎も角、戦艦は大きいです。
艦首から艦橋までも長い!


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そしてこの16インチ砲の迫力。
戦艦アイオワは第二次世界大戦前、当時建造中の戦艦大和に対抗するために設計されたアイオワ級戦艦の一号艦です。とは言っても、パナマ運河の運航を前提にした艦幅なため装甲面で制約があり、全体性能で大和には劣ると言うのが通説のようです。
そして何より、艦の美しさでは大和に大きく劣ります!

それでも、第二次世界大戦だけでなく、朝鮮戦争、ベトナム戦争、そして湾岸戦争まで従軍した歴戦の艦です。
その間、何度も近代化改装を受け、戦闘力は大きく増加しています。

艦内は見学ルートに沿って各自歩いて回り(ガイドツアーでない)、朝が早いので見学客も少ない事もあり、ゆっくり回ることができました。
見学の詳細内容は、以下のアドレスのページで紹介します。
なお、この日は、ハロウィーンだったので、艦内の職員も猫耳を付けていました。
人によっては、猫鼻のペイントをした人もいました。
米人は明るいですね。


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アイオワで買ったお土産です。
息子向けのTシャツと、自分用のピンバッジですが、どっちも恰好良いです。


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アイオワ見学を終え、昼食です。
今回は、In n Outに行きました。
ハンバーガーのチェーン店ですが、オハイオ地区には進出しておらず、数人の同僚が西海岸に行くときは、お勧めとの事だったので今回行ってみました。
味も美味しいですが、店員が皆、明るく元気が良いので好印象でした。
人気があるのも判ります。

午後からはLA東方のチノ市にある、航空博物館、Planes of Fameの見学です。
世界最大級の空軍博物館が近所にある(しかも無料)ため、普通であればチノ空港横にある、こじんまりした博物館に行く必要も無いのですが、この博物館の特徴は第二次世界大戦の飛行機のコレクションが多く、しかも飛ばせるように整備されている事です。
毎年5月には航空ショーが行われており、レシプロ機の飛びかう航空ショーは一部の人には有名なようです。


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入場する建物の外観です。
左手の星条旗の後ろには、B17が屋外展示されています。


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この博物館が(一部の)日本人に有名なのは、飛行可能なゼロ戦があることです。
ゼロ戦52型が飛行可能な状態で整備されているのですが、私が見学した際は、完全にオーバーホール状態でした。
ある意味、この姿の方が貴重ですね。


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大日本帝国海軍の局地戦闘機「雷電」です。
敵の迎撃に特化した戦闘機で、急加速/急上昇を行うための巨大なエンジンが搭載され、ずんぐりした機体が特徴です。雷電も、この博物館にある機が唯一の現存機です。

なお、手前の魚雷は酸素魚雷のレプリカで、映画トラ・トラ・トラで制作されたそうです。
看板には「World's best WWII Torpedo」と書かれていました。
敵国の物でも、良いものは良いと書けるアメリカの懐の深さを感じます。


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海軍の艦上爆撃機「彗星」です。
この機も、世界中で現存する4機のうちの一つです。
なお、この博物館、狭い建屋にぎっしりと飛行機が入っているので、写真撮影には苦労します。


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ドイツのFW-190の上に展示されているのは、海軍の特攻兵器「桜花」です。
世界初の対艦ミサイルと言えますが、誘導装置が生身の人間だったため、悲惨ですね。
しかも、戦果も高くは無かったようですし。


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ドイツより供与されたMe163の設計図を基に開発されたジェット戦闘機「秋水」ですが、試作機の段階で終戦を迎えました。
この機も、終戦時に鹵獲された現存機としては唯一のものです。
(小牧市に復元機があるようですが。)


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そして、大戦中の日本機としては、もう一機陸上攻撃機の「一式陸上攻撃機」があります。
この機は復元せずに、ジオラマ状態で展示されています。

このように、ここには第二次世界大戦中の海軍機の貴重な現存機が保管されています。
他にも、米国を中心に、他国の飛行機が保存されており、その内容も別途以下のアドレスに紹介します。


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博物館で買った自分用のTシャツです。
デザインも恰好良いですね。
ゼロ戦とか大和とか、日本の開発した良いものを、日本では素材に出来ないことが非常に残念です、


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博物館を出ると、上空を複葉機が飛んでいました。
個人の趣味で飛んでいるのか、この博物館の所有機の飛行トライ中だったのでしょうか?

なお、LAは都会が広がっているイメージが強いですが、東側には高い山が広がっており、上の写真のような景色が広がっています。

16:00に博物館を出発し、事前に約束した17:00に叔父宅に帰宅。
この日は、我儘を言って、LAの居酒屋に出かけました。
(オハイオには日本食レストランはあっても、居酒屋は無いですから。)

今回行ったのは、Yakitori Shinsengumi(新撰組)です。
チェーン展開しているようですが、私が行ったのはモンテレイ・パーク店です。


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10月の特別メニューはカルパッチョとの事で注文しました。
カルパッチョなどと言う、お洒落(?)な食べ物は、オハイオにはありません(何処かにあるかな???)。
もちろん焼き鳥も美味しかったです。


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叔父・叔母との記念撮影です。
なぜか入り口には武蔵丸の大きな写真が飾られていました。


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この日はハロウィーン、働いている人も仮装していました。
店内に入り、最初にこの方の後姿を見た際は、喜びましたが、それも一瞬でした(笑)。

店員のほぼ全員が日本語を話し、メニューも豊富で美味しかった。
日本と変わりませんね。

11月1日は、朝の8時に叔父宅を出発し、LAX空港でレンタカーを返却後に、飛行機に乗りました。
帰りの便はワシントンDC経由で、そこでの乗り継ぎ時間も長かったこともあり、Dayton空港に着いたのは、夜の0時前でした。
やっぱり西海岸は遠いですね。




ニューヨークに行って来ました ~イントレピッド編

空母イントレピッド編です。
本編でも書きましたが、第二次世界大戦で建造されたエセックス級空母の3番艦で、トラック、レイテ、硫黄島、沖縄と主な海戦に参加した艦です。
大戦後も、近代化改装を行い、朝鮮戦争、ベトナム戦争に参加した歴戦の空母です。

以前、エセックス級4番艦、ホーネットも見学していますが、どのように違うのでしょうか?

ホーネットの見学記です。興味があれば見てください。

イントレピッドって、聞きなれない単語なので、インデアン関係の名前と思っていましたが、れっきとした英語で、大胆不敵と言う意味なのですね。


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本編でも貼りましたが、右舷前方からの姿。
この角度が一番かっこよく見えます。


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そして、正面の写真。
大きさを一番感じるアングルです。

改めてホーネットの写真を見ると、ホーネットには飛行甲板先端の突き出しがありませんでした。
同型艦でも、近代化改装のやり方が異なっているのですね。


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いよいよ乗船。
乗船は左舷二か所の連絡橋から入ります。
なお、桟橋もすでにイントレピッド博物館の内部なので、艦内は何回でも出入りが自由です。
大きな艦で内部をかなり歩くので、普通、一旦出たら、また入りたいとは思わないでしょうが。


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イントレピッドの1943年の就航時に使っていたベルです。
これは途中で交換され、交換されたベルも後部でディスプレイされていました。


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格納甲板に展示されていた、Mark 10 光学式着艦誘導器。
ジェット機時代に入り着艦速度も上がったため、従来の管制官での誘導では間に合わずに採用された装置です。
説明によると、中央の鏡に映った光(パイロットはミートボールと呼んでいたらしい)を、横の青い光のラインに合わせながらアプローチすると、最適な高度で侵入できるとの事。


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アベンジャー雷撃機です。
イントレピッドから出撃したアベンジャー隊が、大和や武蔵の撃沈に活躍したそうです。


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アベンジャーの後部機銃が取り出されて、展示されていました。
それにしても、小さい。
普通のアメリカ人では入れないのでは?


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戦争だけでなく、米国の宇宙進出、マーキュリー計画やジェミニ計画にも参加したそうで、マーキュリー―の帰還カプセルも展示されていました。(レプリカです。)


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第三甲板に降りると、フードコートになっており、かつての乗組員用食堂で、食事ができます。
(ただし、大したものは売って無さそうでした。)



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上級下士官用食堂です。
ここは、西部の牧場風の装飾がされていました。


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上級下士官の部屋です。
個室ではないですが、ゆったりしており、机なども与えられています。


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そして、一般水兵の部屋。
雑魚寝ですね。

なお、ホーネットではかなり広いエリアが見学用に開放されていましたが、イントレピッドは一部しか公開されていません。
一般の見学者には、このようにエリアを絞った方が、効率が良いのかもしれませんね。
ただ、機関室や他の施設も見学できたらいいのにと思います。


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格納甲板に戻ってきました。
格納甲板は、飛行機などの展示のほか、体験コーナーも設けられていました。
上は、管制塔を疑似体験する設備。


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イントルーダーのコックピットで記念撮影もできます。
でも、イントルーダーって言うのが、少しマニアックです。


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マーキュリーのカプセルも体験できます。
ドイツ人の男性が入っていましたが、狭くて入りにくそうでした。


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格納甲板後部に出ました。
第二次世界大戦の空母を象徴する、機銃座跡も残っています。


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格納甲板後部に向かう道。
この辺りは、通路幅も広く、現役時代の面影は全く残っていません。
(逆か。広い格納甲板に仕切りを作って展示エリアにしたのでしょうか???)


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行ったり来たりしていますが、格納甲板を前方に向かうと、投錨室に出ます。
ここは見学できるのですね。


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そして、更に前方の艦首部分です。
錆止め用下塗り塗装の赤い部分が残っていますが、なんで白色に塗らないのだろう?
ちょっとした手間で、綺麗になるのに勿体ない。


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開かない扉の窓から見た、クレーン部。
ここも、ゴミと錆で汚い。
扉も開かず、見学コースではないですが、窓から見える部分なので綺麗にしたらいいのに。
イントレピッドは全体的に、残念な部分が多いように感じました。
予算不足なのか、そもそも綺麗にしようという気が無いのか?
ホーネットやミッドウェイは、このような所は無かったのですが...


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これも第二次世界大戦の空母らしく、右舷前方に防衛用の5インチ砲があります。


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そして、40mm機関砲です。
5インチ砲はホーネットにもありましたが、40mm機関砲はホーネットには残っていなかったと思います。


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前方に機関砲、後方に5インチ砲が配置されています。


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右舷後方の写真です。
右舷後部のエレベータやクレーンの配置が判ります。


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そして、いよいよ飛行甲板に上がりました。
前方右手はグラマン社の飛行機が並んでいます。
手前から、F-9F-8 クーガー、F-11F タイガー(ブルーエンジェルス仕様)、A-6F イントルーダー、そしてトリはF-14 トムキャットです。

ホーネットに行った時は、大好きなトムキャットを初めて見たので大興奮でしたが、4回目ともなるとトーンもかなり下がっていました。


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前方左側は、なぜか空軍機が並んでいます。
F-16 ファルコンと、やはり私の大好きなSR-71 ブラックバードです。
1960年代に開発されたとは思えない未来的なデザインが好きな機ですが、これも何度も見ているので...



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その前には、なぜかイスラエルの戦闘機、クフィルがいました。
何故ここに?と言うか、アメリカらしいというか...


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ヘリコプターも多数展示されていますが、陸軍の攻撃ヘリのコブラをツインエンジンに改造した、シー・コブラもいました。
緊急着陸のできない海洋を飛ぶには、シングルエンジンでは、何かあった時の信頼性に不安があるとした海兵隊用に開発された機体です。


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米海軍最初の早期警戒機、E-1B トレーサーです。
地球の丸さのため、レーダーが遠方に届かないなら、レーダーを空にあげたらいいじゃんと、飛行機に積み込んだのがこれです。

そして写真に尾翼だけ移っているのが、F-4 ファントムII。
1960年代に実践配備をされ、現在でも各国で現役を務めている、名機です。


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後方甲板にも色々並んでいます(大雑把w)。


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そして、艦橋です。
今回、日本語のオーディオガイドを借りたのですが、艦橋の事を「島」と言っているのが、とても耳に付きました。
英語でアイランドと言うのを訳しており、間違いはないのですが、英語でそのままアイランドと言うか、艦橋と言った方がしっくりくると思います。


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そして飛行甲板、最後部には、現在スペースシャトルが展示されています。
でも、空母にスペースシャトルとは、強引な...
なお、ニューヨーク・パスではスペース・シャトルの入場は出来ないと言われたので、私は入っていません。
追加料金を払えば入れたかもしれませんが、スペース・シャトルも、スミソニアンと、ケネディー・スペース・センターで二回見たので、今回はいいや。


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また、スペースシャトルの手前にも大きなテントがあり、中では飛行機の整備を行っていました。

なお、上の写真で分かるように、飛行甲板は一面鉄板で覆われており、空母特有のスチーム・カタパルトや着艦用検索ワイヤーなどの装備が見れませんでした。
普通の見学客には歩きやすくていいのでしょうが、空母を見たい人には、残念なところです。


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艦橋内もガイド・ツアーではなく、普通に見学できました。
内部で、退役軍人のボランティアが解説をしているのですが、おかげで内部は大渋滞です。


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解説部分を抜けると、普通に歩けました。


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イントレピッド博物館の最大の特徴は、飛行甲板前方にニューヨークの摩天楼が見える事でしょう。
映画、アイ・アム・レジェンドでは、ウィル・スミスがここで、ゴルフの練習をしていました。


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艦橋の窓越しに見た、摩天楼
今時だったら、液晶画面と思ってしまいますね。



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艦橋の操舵室です。


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艦橋の右からみた、右舷前方です。
入港/出港時は、ここから観察/指示するのでしょうね。


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艦長室です。
意外とシンプルです。


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艦橋にある無線室。


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いよいよ下船します。
下船は、飛行甲板から出たので、アングルド・デッキの張り出しが良く見えました。


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そして、左舷前方の写真。
左舷にも、5インチ砲と、40mm機関砲が配置されています。


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そして、イントレピッドの艦尾部分。
機銃座の張り出しの上のガラス張りの部分は何でしょうね?
スペース・シャトル展示のための改造か、9/11の後、FBIの指揮所になったとの事なので、そのための改造か?
いずれにしろ、現役時代には無かったと思われる部分です。

全体的に言うとイントレピッド博物館は、オリジナルの状態を残すというより、一般観光客をメインに考えていると思われる部分がいくつかありました。
見学部分も少なく、ホーネットやミッドウェイと比べると、空母を見学したい人には物足りないかも。

でも、このイントレピッドの最大のメリットは、ニューヨークの街中にある、アクセスの良さですね!

これで、ニューヨークの旅行記は終わりです。


ニューヨークに行ってきました ~三日目 その2



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ニューヨーク・スカイ・ライドを見終わったので、預けた荷物を取るために、34Stから地下鉄R 号線でホテルに向かいました(この時、13:10)。
しかし、少し時間があるので、Canal Stで途中下車。




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ニューヨークのチャイナ・タウンを少し見学です。


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雑然とした、にぎやかな通りが続きます。
やはりニューヨークのチャイナ・タウンは広いです。


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Canal Stを真っすぐ歩くと、マンハッタン橋の入り口に出ました。
ここだけは、チャイナ・タウンの雰囲気はありませんね。


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通りの名前も漢字併記で、店名も漢字でした。
簡体字ではない、日本人にも判りやすい漢字です。
逆に中国本土の観光客は、どの程度理解できるのだろう?


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果物や、お土産を売る屋台も多く、いかにもチャイナ・タウンと言う町が続きますが、店員はインド系やメキシコ系も多かったです。
一部、コピー商品を売っている人もいました。
もちろん、米国では違法なので、こそこそ売っていました。

写真右手の女性も、観光客に、自分の持っているビトンのバックを買わないか?と聞いていました。
奥に他の商品もあるらしいです。
まるで、中国本土を歩いているみたい。


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チャイナタウンのプチ観光も終了し、これで本当に、この旅行も最後です。(この時、14:00)
Canal Stから地下鉄でホテルに移動し、預けた荷物を受け取り、そのままペン・ステーションに戻りました。


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最後の、マジソン・スクエア・ガーデンです。
表側(?)の写真も撮ってみました。


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ペン・ステーションに入ったのが、15:00。
飛行機の出発は17:21なので、飛行場に行く前に、ここで遅い昼食を食べました。

上の写真は、この旅行で初めて入ったレストラン、それと初めて飲んだビールです(笑)。
(今回はジャンクフードだけで、朝から晩まで、よく歩き回りました。)

でも、食事を待っている時に、ハタと気づきました。
食事が終わって出るのが早くても15:30。
空港への移動には、列車の待ち時間も含めて1時間以上かかるので...搭乗までの余裕ゼロ!
やばい!!!

結局、ようやく入ったレンストランでも、慌てて食事を終えて、NJ トランジットへダッシュ。
運良く、15分待つだけで、ニューアーク空港行の便に乗れました。

しかし、最後の最後までツキがありません。
Air Trainでの乗り継ぎ時に見たディスプレイには、ターミナルはCとの表示が確かにありました。
ターミナルCは自分の乗るUnitedのハブターミナルで、疑いも無く降りましたが、そこには自分の乗る便は、ターミナルAとの表示が。
慌てて、再びAir Trainに乗って、ターミナルAに移動しました。(5分程度の、Air Trainの待ち時間の長いこと!)

セキュリティ・チェックの列も長く、冷や冷やしながらも、待つしかありません。
(日本だったら優先してくれるのでけれど、外国は甘くありません。)
セキュリティ・チェック後は、再びゲートにダッシュ!

ゲートに着いたときは、すでに搭乗が始まっていました。
今回どうにか間に合いましたが、初めての空港を利用する時は、ゆとりを持った行動が必要ですね。

その後は、コロンバスまでのフライトも、コロンバス空港からのドライブも順調に終わり、無事ニューヨーク旅行が終わりました。

それにしても、最後の飛行機は本当にヤバかった!



さて、旅の最後に、ニューヨーク・パスの収支を確認します


ニューヨーク・パス代金 三日間 : $180

利用したアトラクション:

<9/5>
911記念館              : $24 
エンパイア・ステート・ビル:  $32

<9/6>
自由の女神とエリス島 : $18
イントレピット           :  $24
メトロポリタン博物館   :   $25
Top of The Rock:  $30

<9/7>
Museum of Sex     : $17.5
NY Skyride       :  $42

合計           : $212.5

最後に高額のNY Skyrideに乗ったので、どうにか元は取れました。
ただ、チケットを購入する時間が短くなりますし、何しろお金を気にせず、気軽に好きなところを見れるので、元は取らなくても、私は購入をお勧めします。


この後、空母イントレピット編に続きます。



ニューヨークに行ってきました ~三日目 その1

9/7 ニューヨーク最終日です。

昨夜寝る前に、行きたい場所の再確認しましたが、二日目に全然行けていないことに気づきました。
この日は夕方の飛行機まで、実質半日しかないので、朝から気合で歩き回る必要があります。
とは言え、昨夜は疲れから、ほとんど寝落ち状態。
朝、起きてから荷造りをしたので、結局ホテルをチェックアウトしたのは、9:30前になってしまいました。

昨日までは小さなデイパックをかるっていましたが、この日は荷物は全てフロントに預けて、身軽に出発。


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まずは、海を見にフェリーターミナルの横を歩きます。
奥のガラス張りの建物が、Staten島行のフェリーターミナル、手前の建物がGovernors島(すごい名前)行のフェリーターミナルです。



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そのまま海沿いを少し歩き、ヘリ観光の発着場所から、街の内部に入ると、ベトナム戦争の戦没者記念碑がありました。


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もう少し歩くと、ハンプトン・インの前から伸びている、パールStにぶつかります。


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パールStと並行して走っているのが、ストーンSt。
ここはレンガ造りの家が並び、道も石畳みでヨーロッパの街並みです。
両横には、タベルン、ダブリナーなど、欧州の雰囲気を感じるお店が並んでいます。


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そして、ビア・ハウス、ババリアがありました!
バイエルン料理が楽しめるのでしょうか?
時間があれば、ここでビールを飲みたかったです。
(でも、まだ開店前。)

ホテルからも近く、ここだったら、初日の夜でも、食事にありつけたでしょうね。


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ホテルのそばなので、いつでも来れると思いながら、結局この日まで来る事が出来なかったウォール街です。
以外と狭い通りでした。
通りの奥には、トリニティ教会が見えています。


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ウォール街の反対方向です。通りの先はイースト川。


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ウォール街の真ん中にあるフェデラル・ホールです。
アメリカ独立当初に、ニューヨークが首都だった時代があり、その時の中心的な建物だそうです。
首都移転後も、ニューヨークの市庁舎として使われたそうで、建国当初の国政/市政の中心だったそうです。


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中は立派なホールとなっており、フェデラル・ホールや市庁舎時代の歴史が説明されていました。

なお、この日もニューヨークは暑かったのですが、この石造りの建物内部はひんやりとして心地よかったです。


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市庁舎の移転後は税関として使われたそうで、昔ながらの金庫も展示されていました。
映画に出てくるような、お金の袋が並んでいました。


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また、観光案内所にもなっており、ニューヨークの各種パンフレットが並んでいました。
ニューヨーク市の地図の種類が多く、ここで自分に合う地図をもらうのも良いと思います。
(バッテリー・パークのキャッスル・クリントン要塞内にも地図が多数あり、お勧めです。)


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ウォール街を抜けると、トリニティ教会があります。


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1976年7月6日にエリザベス2世、英女王がここを訪問したそうです。


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聖パトリック大聖堂などと比べると、内部は落ち着いた雰囲気でした。


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トリニティ教会の所から地下鉄4/5号線に乗り、ユニオンスクエアで降りました。
公園の南端は14Stとなりますが、この通り沿いには、家電店のベストバイや、スーパーのホール・フード・マーケット等、庶民の生活用のお店が並んでいました。


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ユニオンスクエアも、市民の憩いの場となっています。
南側の入り口にはワシントンの像が建っています。


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西側には、母子像が建っていました。
説明は見ていませんが、台座も立派な像でした。

なお、公園の横に屋台が多数出ており、朝市をやっているようでした。
この像の横のテーブルで、観光客と思われる、日本人女性のグループが朝食(?)を食べていました。
おしゃれです。
(この時点で10:30)


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そして公園北側にはリンカーンの像が建っています。


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ユニオン・スクエアから、ブロードウェイ通りを北上します。
通り沿いに歴史を感じるビルが並んでいます。


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ブロードウェイが5番街と交差する直前にある、フラット・アイアン・ビルです。
横から見ると普通のビルですが...


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交差点から見ると、細い。


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そして時計のあるビル。
名前もそのまま、Clock towerです。


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23Stの北側はマジソン・スクエア公園です。
スポーツ・アリーナとして有名な、マジソン・スクエア・ガーデンも、最初のアリーナは、この公園の北側に建てられたそうです。
その後、移転を繰り返し、現在の場所になったとの事。

ここも内部は、市民の憩いの公園となっています。
公園内のリスが非常に人に慣れており、餌をあげるとよって来ます。
(私はあげていませんが。)


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公園、北側にあった像ですが、
あれ、誰の像だっけ?


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公園からは5番街を北上しますが、歩き始めてすぐの所にあるのが、この博物館。
小文字で書かれ、しかも途中にスペースが無いので、少し判りにくいですが、Museum of Sexです。
一人で入るのは少し勇気がいりましたが、ニューヨークパスで入れるので、入ってみました。
(以下、しばらく刺激のある写真/説明があります。)


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お土産屋がある、一階でチケットを入手し、二階に上がると、まずはこれ。
写真や映画などの歴史が説明されています。
米国なので、もろの写真/映像で生生しいですが、真面目に博物館しており、必要以上にエロッポさを強調していないと思うので、女性連れでも普通に入れると思います。(米人は夫婦で普通に入っていました。)
ただし、入場には当然年齢制限があります。


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三階は自然界におけるセックスの説明です。
建っている像も生生しいですが、説明は冷静に行われていると思います。
驚いたのは、アブノーマル(って言葉も最近では差別用語になるのかな?)なセックスが自然界でもあるという説明。
後ろの、鹿の像は、雄雌の行為にあぶれた別の雄が後ろから乗っているところ。

他にも、同性間の行為や、その他のアブノーマルな行為が自然界で観測されている事が説明されていました。
(これまで人間だけの特殊な行動だと思っていました。)


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三階から二階に降りると(先ほどの裏側に当たる処だと思います)、部屋の中央に自転車が。
自転車を利用した、女性を喜ばせる道具ですが、この構造、なんかすごい。
更にすごいのが、これを使用している所のビデオが流れているのですが、裸の男が汗だくでこの自転車を漕いでいました。
そこまでするのなら、直接喜ばせた方が良いような...

なお、私がこの部屋に入った際にいた男性が、写真中央・右側の入り口から、係りの人に呼ばれて奥に行きました。
奥は暗くなっており、入る際に住所や生年月日などを確認されていたようなので、少し特殊な場所のようでした。
小心者の私は、声をかけられるのも不安だったので、この自転車を見て、早々に退散したため、この奥がどうなっているのかは不明なままです。

以上、この博物館の報告終了。


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5番街を北上すると、エンパイア・ステート・ビルが見えてきました。
ユニオン・スクエアからここまで、約1マイル(1.5km)ですが、歴史を感じるビルが、ずっと続いており、歩いていても楽しいです。(タイムズ・スクエア界隈の賑やかさとは違いますが、これもニューヨークっぽいです。)



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29stで見つけた、小さな教会。
西欧風の教会とは趣が違います。
北欧風なのかなぁ?


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真横から見る、エンパイヤ・ステート・ビルです。
ここからだと、てっぺんの三角屋根が見えないので、別のビルみたいですね。



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ニューヨーク図書館のビルです。
この建物も、歴史を感じる作りですが、高層ビル群に囲まれ、肩身が狭そうです。
なお、ここまで5番街はずっと上りとなり、丘の頂上にこの図書館があります。


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図書館のある42Stを右折すると、グランド・セントラル・ステーション(写真、中央左手の背の低い建物)があります。
ペンステーションと並ぶ、ニューヨークの鉄道の拠点です。
その奥に見える、高層ビルはクライスラー・ビル。

この時点で11:30。


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ステーションの内部です。
向かって左手にホームが並び(地下にもホームがありました)、右手に切符売り場が並んでいます。
天井は綺麗な緑色で、星座が書かれていました。


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ホームです。
欧州の中央駅のように、広いエリアに、ずらっとホームが並んでいいると思いましたが、ここも地下構造になっているせいか、ホームは2~3本おきに壁で仕切られていました。

セントラル・ステーションを抜け、45Stまで出た所で、今度は西に、タイムズ・スクエアまで歩きました。
なお、ニューヨークは南北には地下鉄が走っていますが、東西にはバスしかありません。
昨日のように、バスは発着間隔が、場所によってばらつき、しかもミドルタウンは道が混むので、少しの距離なら歩いた方が早いと思います。


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6番街に抜ける前に、ブックオフを発見!
ニューヨークでも頑張っているようですが、アメリカで中古の本は売れるのでしょうか?
ビデオやゲームが中心かな?


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45Stとの交差点から見た、6番街、南方向。
道が南に向かって下って行っています。


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そして、北側。
通りの先に、セントラル・パークの緑が見えています。


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さらに6番街を過ぎると、45Stも劇場などが増えてきて、ネオンや看板も増え、にぎやかになってきます。
写真はLyceum劇場。
重厚な作りの建物で、目についたので写真を撮りました。


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7番街に抜けると、そこはタイムズ・スクエアの中心です。
ここは、ニューヨークの名所のひとつですね。
昨日は近くに来ながら、ここまで来なかったので寄りましたが、予想通り大変にぎわっていました。
とにかく、看板や液晶画面が並び、派手な通りです。


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南側。
ストリート・パーフォーマ―も大勢いますが、暑いので、被り物も脱いでいました。
やはり、ディズニーなどのようなプロ根性は無いのですね。
こんなおっさん・おばさんの顔を見た後で、記念撮影したくないですし、チップもあげたくありませんね。


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多くの人が、カメラを構えてディスプレイを見上げていたので、何かと、一緒に見ていると、通りの画像が映し出されました。
ディスプレー越しに自撮りができるので、皆カメラを構えていたのですね。
私も、この画像に写っていました。


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そして、皆の写真の最後に出てきたのが、今回のベストカップル。
お熱いことで。


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本当はこの写真を撮ろうと近づいたら、先ほどの自撮り集団に巻き込まれたのでした。
ニューヨーク市警の交番ですが、ネオンが派手です。
おまけに正面のNewが消えているし(笑)。

この時点で12:00です。



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43Stを西に向かい、8番街まで行ったところで、42Stまで南下しました。
昨日、イントレピット見学に向かった、Port of Authorityバス停のある所です。
これで、タイムズ・スクエア界隈の繁華街をぐるっと見学完了。
ユニオン・スクエアを出発し、ミドルタウンを2.6マイル(4.2km)歩き、ニューヨーク市街を満喫しました。

ここから、34Stまで地下鉄にのり、34Stを再び、エンパイア―・ステートビルへ歩きました。


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目的はこれ。
三日目はニューヨーク・パスをまだ一か所でしか使っていないので、もったいないので最後にここに寄りました。
エンパイア・ステート・ビルの展望所に向かう一角にあるライドで、ニューヨーク市内の見どころを回るというもの。

ライドを運転するのは、ケビン・ベーコンとの設定で彼が声を当てていました。
テーマパークにあるライドと同様に、かなり強引な設定で、ニューヨークを空から海から飛び回り、紹介する内容です。
ニューヨークの見どころを一回りするので、旅の最初に乗っておくのも良いかもしれません。

なお、ホテルを出てからこのライドに乗る12:45まで、ずっと歩くか立つかの状態でした。
(地下鉄でも座れませんでした。)
ライドで寝るかと思いましたが、結構面白く最後までちゃんと見ていました。

三日目、その2に続きます。



ニューヨークに行ってきました。 ~二日目 その2

メトロポリタン博物館の階段で考えるまでもなく、次の目的地は決まっています(笑)が、どのように行くかを考えていました。
結局、時間も無いので五番街をバスで行くことにし、5番街を南下しながらバスが来るのを待ちましたが、街並みを見てると、そのまま歩きたい気分になり、地下鉄のあるレキシントン街まで歩くことにしました。
(この路線はバスは頻繁に走っているようでした。)


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77stを、地下鉄のあるレキシントン街まで歩きます。
ニューヨークは全体的にゴチャゴチャした感じがしますが、この辺りは、少し上品(というのかな?)で歴史を感じる建物が多く、何となくヨーロッパの都会(ミュンヘンなど)を歩いているような気がしました。
色々な顔を見せますね、ニューヨークは。


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パーク街に来ました。
マンハッタン島は、中央部分が少し標高があり、この辺りが丘の頂上になっています。
(と言っても、写真じゃ判らないでしょうが)

この後、レキシントン街まで歩き、地下鉄6号線で51stまで移動。
そこから5番街に戻りました。


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5番街です。
この辺りには高級店が立ち並び、日本でイメージするニューヨーク5番街は、この辺りなのでしょうね。


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その五番街に、ユニクロがありました。
ファッション・ディスプレイがエレベータで上下しており、おしゃれな店舗でした。


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その向かいには、聖パトリック大聖堂があります。
確かに大きな聖堂ですが、高層ビルに囲まれ肩身が狭そうです。


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中は大聖堂の名の通り立派です。
ちょうどミサが終わった所で、人も多いです。


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ステンドグラスも美しい。
こういったところは、まんまヨーロッパですね。


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ミサが終わったので、教会奥まで行くことができました。
この後ろは、欧州の聖堂のように、高位聖職者の墓所(たぶん)となっているようでした。


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裏側には回り込めますが、墓所には入れないようです。


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教会入り口の上部にはパイプオルガンがあります。
ミサは終わっていますが、オルガンの演奏はまだ続いており、見学するには一番良いタイミングで入ったようです。


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大聖堂を出て、ロックフェラーセンター・ビルに来ました。
ニューヨークの夜景制覇のためには、ここ、Top of The Rock(ロックフェラービルの展望台がこう呼ばれています)に来ないとね。
年末は巨大クリスマスツリーで飾られるこの場所も、まだツリーは無く、この日は何かのコンサート(?)の準備中のようでした。


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これがロックフェラーセンター・ビルです。
この時点で18:30。
ネット情報では、ここはエンパイア・ステート・ビルより待ち時間が少ないようなので、ビルには入らず、日没前まで周辺を散策しました。


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6番街まで歩くと、歩行者天国となっており、お祭りが行われていました。
私が行ったときは、奥のステージでブラジルのバンドが演奏しており、盛り上がっていました。


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昨夜の経験を反省し、ここで夕食にしました。
でも、これまで同様、屋台のイタリア風のホットドッグ(と看板に書いてました)です。
屋台なので値段もたかが知れていると思い、値段も聞かずに注文しましたが、$13との事。
高かッ!
お店のおばちゃんはソーセージがジャンボだからと高く無いと言っており、確かにジャンボでした。
結局食べきれず、味も微妙で、ちょっと外れでした。


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そうこうしているうちに、時刻は19時を過ぎたので、ロックフェラーセンター・ビルに入ってみると...、中は看板も少なく判りにくい。係員に尋ねならが、ようやく地下の発券所に辿り着くと、そこは長蛇の列でした。
列に並んでいると、係りのお姉さんが、「今からの発券は9:20が最短」と言っています。
えっ、9:20???
こんなことであれば、ここに着いた時点で、すぐに予約しておくべきでした。

結局購入できたチケットは、21:25からの入場とのこと。
ここで待つにしても、約二時間もやることも無い。
しかも夜景を見学後に、もう一つの夜景スポットのブルックリンに行く暇はないと思われるので、ブルックリンからの夜景を先に見ることにしました。

まずは地下鉄でブルックリンへ移動します。
しかし、ここで地下鉄の路線を間違えるという痛恨のミス。

地下鉄B/D号線も、F号線と同じように、マンハッタン橋のそばのYork St駅に停まると思いましたが、B/D線は橋の上を渡って(F号線は地下)、ブルックリンのダウンタウンのAtlantic Ave駅まで停車せず。
ここで、2/3号線に乗り換えましたが、中々電車が来ず、結局ブルックリン橋の下に辿り着いた時は、すでに21:00。
このまま電車で戻っても、9:20にはロックフェラービルに戻れません。


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ブルックリン側から見た、ニューヨークの夜景です。
でも、慌てて写真を撮ったので、ピンボケしていました。
本当は橋の向こうまで歩きたかったのですが、時間が無い。
なんか、とても残念ですが、まあ、短い時間でも夜景が見れたので良かったのでしょう。


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ウィリアムバーグ橋方向も写真だけを撮って、慌てて地下鉄でミドルタウンに戻りました。
帰りはYork St駅からF号線に乗ったのですが(ロックフェラーの真横に駅があるので)、駅に向かう道は人通りも少なく、少し荒んだ雰囲気がして、ちょっと怖かったです。
駅の入り口には警官が立っており、ホッとしましたが、警官が常駐するというのは、やはりそのようなエリアなのでしょうか?
まあ、まだ21時過ぎなので、まだ危ない目には合いにくいとは思いますが、時間があれば、Hight StreetやCourt St駅から乗った方が無難だと思います。

ロックフェラーセンター・ビルに帰って来たのが、21:40。
チケットに書かれた入場時間は21:25-21:40で、ギリギリでした。
まあ、少しぐらい遅れても入れてもらえるとは思っていましたが、入場できてよかったです。


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これが、Top of The Rockからの夜景です。
これは北側の景色で、セントラルパークが近いです。


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北西側。


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そして南側の景色です。
ニューヨークのシンボル、エンパイア・ステート・ビルと、WTCビルが並んで見えます。
ただ、手前に高いビルが並ぶせいか、エンパイアより少し低いせいか(両方でしょうが)、エンパイアからの景色のゴチャゴチャ感と言うか、キラキラ感が無いので、私はエンパイアからの夜景の方が好きです。

と言っても、ここも綺麗であることは間違いなく、3-40分は景色を眺めていました。


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夜景見学も終え、下に降りると、街路樹がライトアップされていました。(来た時もライトアップされていたのでしょうが、ルートが違ったので見ていません。)
綺麗なのに、あまり見上げる人はいなかった気がします。

この後、地下鉄でホテルに帰りましたが、結局この日も23時を回っていました。

三日目に続く。

ニューヨークに行ってきました ~二日目 その1

9/6、ニューヨーク二日目です。
この日は、終日観光できる唯一日なので、できるだけ目的地を回りたいところです。
この日は8:00前にホテルを出発する予定でしたが、少し遅れて8:15に出発。


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まずは、昨夜お世話になったチポトレに挨拶です
チポトレは赤い看板が目印ですが、ここの店舗は地味ですね。
昨夜は、店内の照明が明るく、すぐレストランと判りましたが、昼間はちょっと気づかないかも。


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ところで、普段から観光の際は良く歩きますが、ニューヨークは広く、見どころも多いので、今回は歩く気十分で来ました。
いつもはサンダルやウォーキングシューズで観光しますが、今回はスニーカーです。
その名も、アシックス GT-2150 ニューヨーク!
ジョギングシューズとしての名器らしいですが、私にとってはウォーキング用のインナーも入れた、行橋―別府 100kmウォーク仕様です。100kmウォークをはじめとする、数々のウォーキングイベントに参加した靴です。


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チポトレの向かいの建物が気になり少し通りを歩くと、先に人だかりが見えたので近づくと、そこにチャージング・ブルがいました。
いつも観光客で人だかりができると聞いていましたが、この時間では、ドイツ人のグループが一組だけでした。
それにしても、今回の旅行では、あちこちでドイツ語をききました。
恐らくアメリカの第二標準語と言えるスペイン語(メキシコ語)と同じぐらいの頻度で聞きました。
9月になっても、ドイツ人にはまだ観光シーズンなのですね。


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ブルちゃん単独での写真を撮るためにドイツ人の撮影が終わるのを少し待ちましたが、次に中国人グループが来たので単独撮影は諦めました。
そのまま裏に回ると、そこには立派なものがぶら下がっていました。
これを触ると金運が上がるそうですが...触るの忘れた。


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先ほど気になった建物がこれ。
博物館と思っていましたが、後で調べると、Global Entry Enrollmentとの事。
海外からの移民の登録局なのでしょうか?
内部がホールになっているみたいで、この建物が地下鉄のWhite Hall駅の由来なのでしょう。
そういえば通りも、ブルちゃんは、ミドルタウンから続く有名なブロードウェイにありますが、同じ通りでも、この建物の横からはホワイトホール通りと名前が変わっていました。


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先ほど歩く覚悟と言ったけど、この日は、まず自由の女神までの船旅です。
船に乗るには、このキャッスル・クリントン要塞跡でチケットの購入が必要です。
ニューヨークパスで乗れるのですが、やはりチケットの入手は必要だそうです。
昨日はこの要塞の周りをチケット購入待ちの列が回り込んでいました。
待ち時間をさけるために、今日の8:00の始発を目指しましたが、結局ここに着いたのは8:30。
それでも待ち時間無しでした。

この後、横の建物でセキュリティ・チェックがあり、昨日はそこも列になっていましたが、今日は待ち時間無し。


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ここまで順調でしたが、乗船前に待たされました。
発着時間があるのは判りますが、何も船外で10分以上も待たせる必要はないんじゃない?
と思っていたら、その日最初の出航の前に、セキュリティ・チェックが必要なようで、船員も外で待たされ、ワンちゃんが船内のチェックをしていました。
なお、乗船するのはLady Liberty(自由の貴婦人)号です。
この前に出航したMiss New Jersey号と比べれば、とても華麗な名前です。


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8:45に船はマンハッタン島を出航しました。


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15分で自由の女神の正面に来ます。
「ニューヨークに行きたいか!?」 (しつこい;笑)

なお、この像、英語ではStatue of Libertyと言い、日本語に訳すと自由の像です。
女神の文字は無いのですが、キリスト教の国では、女神という感覚は無いのでしょうね。
でも日本人にとっては、やはり女神がしっくりきます。


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ニューヨークパスには船代は含まれますが、架台や冠に上ることはできません。
(なお追加料金で入れるかは確認していません。)
よって、上陸後は島の周りを一周しましたが、女神像を近くからじっくり見れ、マンハッタンやニュージャージーの景色(こちらは架台からでも見えるはず)も見る事ができるので、架台に上るより、いいような気がしました。
なお、冠に上るのは、かなり以前から予約しないと、予約が取れないようです。

島を一周し、船着き場の手前の店でお土産を買って、帰りの船に乗りました。
帰りの船は、Statue of Liberty V号。
まんま、自由の女神号で、船に恵まれました(?)。


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帰りの航路は、少し離れたコースなので、女神像と摩天楼全体をカメラのフレームに収める事ができました。
なお、前を走る船は、行きに乗ったLady Liberty号。


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復路は、途中でエリス島に立ち寄ります。
ここは以前、米国に来た移民を一時収容し、入国管理を行っていた島だそうです。
ここで降りて島内を見学することもできますが、私は降りませんでした。
でも、15分位は停泊していたので、少し上陸しても良かったかな?


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10:40にマンハッタン島に戻ってきました。
行きと同じ景色ですが、太陽が少し南に回り込み、影が無くなりビル群が綺麗に見えました。


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11時前になると、乗船のセキュリティ・チェックも長蛇の列が...との写真を撮りたくて戻ってきましたが、この時間でも待ち時間は、ほぼ無し。
日曜の午前中は観光客も出だしが遅いのでしょうか?
(この日がタマタマかもしれません。)


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ついでに、キャッスル・クリントン要塞を見学。
要塞の見学は無料で、中には大砲のレプリカや博物館がありました。

ホテルが近いので、ここで一旦部屋に戻りました。
本当は休息する間も惜しいのですが、昨日はカメラのバッテリー切れになったので、ここで充電するのが目的。
ただ休息するのも時間がもったいないので、屋台でピッタ・ギロス(ギリシア料理)を買って、ホテルの部屋で少し早い昼食としました。


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部屋に戻ったのは11:00ですが、すでにベッドメークが終わっていたので、部屋の内部を撮影。
町外れ(?)のホテルですが、ベッドの周りは、ほとんどスペースが無いほど狭い部屋でした。
大きなスーツケースだと広げる場所も無いぐらい。
日本人には十分ですが、米人は少し驚くでしょうね。
私も仕事でよくハンプトン・インを利用するので、この部屋の狭さには少し驚きました。

1時間休息し、カメラのバッテリーも充電が終わったので、12:00にホテルを再出発。


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地下鉄(R号線)でミドルタウンに向かいます。
昼は過ぎましたが、この時間でも地下鉄は空いていたので、社内を撮影。
昔に映画で見た地下鉄と比べると、全然綺麗です。


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地下鉄は、42st駅で降りました。
この辺りもタイムズ・スクエアの一角で、ニューヨークで一番の繁華街です。
ブロードウェイも交差しており、劇場も多かったです。
もう少し北に行くと、本当のタイムズ・スクエアがありますが、私はここから42stを西に向かいます。


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街角で見かけたハーレー。
タンクも泥除けも綺麗に塗装されていました。


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本当は7番街からハドソン川までバスに乗る予定でしたが、いつ来るか分からないバスを待つより結局歩くことにしました。


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30分ほど歩いてハドソン川に到着。
結局、ハドソン川に着くまで路線バスは見かけませんでした。
上の写真は、サークルライン観光クルーズのターミナルです。
このクルーズもニューヨークパスで乗れますが、今回の目的はここではありません。


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今回の目的はここ、空母イントレピット博物館です。
第二次世界大戦で建造されたエセックス級空母の3番艦で、朝鮮戦争やベトナム戦争にも参加した、歴戦の艦です。
私はこの空母の事を、映画アイ・アム・レジェンドでウィルスミスがこの甲板でゴルフの練習をするシーンで認識しました。

なお、エセックス級空母は以前サンフランシスコで4番館のホーネットを見学しましたが、違いがあるでしょうか?

なお、空母見学のブログは長くなるので別ページで記載します。
URLはここ。


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イントレピッドの周りには他にも超音速旅客機のコンコルドや潜水艦グローラー号が展示されており、見学できます。
コンコルドの内部も見れると音声ガイドは言っていましたが、この日は内部には入れませんでした。


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敷地内にいた、キッチンカー。
NAVY仕様の塗装で恰好良いです。


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潜水艦グローラーは世界最初の核ミサイルを発射する潜水艦だそうです。
弾道ミサイルではなく、有翼のロケットを発射する仕様です。
要は潜水艦から飛行機を飛ばすようなもので、大戦中の日本軍の伊号400のパクリですね。

艦内の狭さのせいか、ここは長蛇の列となっていました。
最初列に並びましたが、あまり進まないので、結局見学はあきらめました。

イントレピッド博物館を出たのが15:10。
この日も残り時間が短くなってきました。


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ハドソン川の周りは地下鉄がないので、50stを8番街まで歩き始めると、ちょうど路線バスが来たので飛び乗りました。
バスも地下鉄のカードで乗れるので、Unlimited券を買っておくと、こんな時も便利です。
次に行くのはメトロポリタン博物館なので、本当はレキシントン街までこのバスに乗れば良かったのですが、8番街で地下鉄に乗り換えると思い込んでいたので、降りてしまいました。

地下鉄A/C線で86Stまで移動します。
ここから、セントラルパークを歩いて抜ける予定でしたが、時間も無いので、そこから再びバスに乗ってメトロポリタン博物館に行きました。

博物館に着いたのが15:40。
閉館まで1時間半も無いので、駆け足で回る必要があります。
でも勉強不足で特に見たい展示物も無いので問題ないと思っていました。


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おー、ギリシア彫刻の数々。
でも、時間も無いのでサクサクって見て回りましょう。


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ローマ時代の彫像や、ローマ皇帝の彫像の数々。
5賢帝、カリギュラだ、なんとアウグストゥスの顔もある...
そういえば、塩野七生のローマ人の物語の挿絵にも、ここ彫像が使われていたな...
でも、少し急がないと時間が無くなる!と言う状態。

ちなみに、上の写真は五賢帝の一人、マルクス・アウレリウスの像です。


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次はローマ皇帝の作ったコインの数々。
同じように、ブルータスのコインだ、タキトゥスの物だと興奮していたら、なんとユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)の金貨と銀貨もありました。
この時点で16:20です。
ローマが終われば、駆け足で...

でも、次に来たのは、ルネッサ~ンス!!!


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トスカーナ大公のコシモ・デ・メディチの像。
なるもど、塩野七生の書いていた、メディチ家の下唇はこれか...


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おー、中世イタリアの建物をそのまま、持ってきている...などと見ている間に時間はどんどん過ぎていきます。

少し計画的に回ろうと、改めて館内の地図を見ると、Arms and Armorの一角が!
メトロポリタン博物館、ここで時間切れ確定!!!


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なんと、フル装備の騎士4体による騎行です。
格好いい!


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美しい武具・甲冑の数々。


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日本の鎧も、鎌倉時代から江戸時代まで、きちんと説明されて展示されていました。
この時点で16:45。
やはり、このエリアで閉館を迎えると覚悟しましたが、そこで蛍の光が流れてきました。
蛍の光は嘘ですが、係員が皆を出口に誘導し始めました。
えー、閉館まで15分あるじゃない?
せめて日本刀までは見せてください、と思ったけど、皆、無慈悲に追い立てられます。


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ようやくこの写真だけは撮れましたが、解説を読む暇がありませんでした。


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結局、エジプトエリアも二階も全く見る事ができませんでした。
1時間半での見学は、私にとっては無謀でした。
せめて、Armsのエリアだけでも全部見たかったです。


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博物館の前は、追い出された人が階段に座り込んでいます。
私もイントレピット以来、歩きどおしだったので、少し座って今後の行動計画を考えました。

その2に続く


自転車、新ルート

今日、近場の新しい自転車道を走ってみました。

スタートはよく走るルートの中で最短ルートの、ノルマンディーレーンからパラゴン・ロードを回るルートから始めました。
このルートは車も少なく、アップダウンもあるのでウォーミングアップに最適だと思っています。
パラゴンから725号線に戻った後は、I75号線まで725号を西進。
ここは普段交通量の多い道ですが、日曜の朝は車が少なく走りやすいです。

I75をくぐった所で、バイアーズ・ロードに入ります。


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バイヤーズは交通量が少なく、高原状の土地で景色も良く(あくまでも変化の少ないオハイオの中では、ですが)、好きなルートです。
歩道/自転車道も、コンクリート板ではなくアスファルトなので段差もなく、ロードで走っても快適です。


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バイヤーズをしばらく南下すると、最近できた自転車専用道の入り口が見えてきます。
この道は、1-2か月前に出来てすぐに気づいたのですが、最近知人に指摘されるまで自転車道とは認識していませんでした。
折角町が自転車道を新設してくれたのだから、一度は走ってみないとと思い、今日行ってきました。


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自転車道に入ると少しの間、林の中を走りますが、すぐにサッカー場が出てきます。
(写真前方の明るい部分)
そこは、サッカー場が複数(十個ぐらい)ある、広大な広場でした。


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サッカー場の横を回り込み少し走って、マイアミスバーグ・スプリングボロー・パイクを横切ると、道は草原地帯(湿原?)に入ります。なんか、九重や阿蘇の高原を走っている気分で気持ちいい!


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最後はマイアミ川までの下りになります。
一瞬ですが、川が前方に見えました(見えた気がする)。
坂の下には海が広がるようで、一瞬日本を走っている気になりました。


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下り終わると、いつものマイアミ川沿いの自転車道と合流します。


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少し川沿いを北に走ると、ライスフィールド球技場でした。
(北から来ると、ここを過ぎたら、すぐに分岐になります。)
もう少し走れば、マイアミスバーグのダウンタウンですが、私はここで引き返しました。



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ここが自転車道の分岐です。
先週、フランクリン・ルートを走った際に、Bike Routeの看板に気づき、どこに行くのか気になりましたが、この先は山にぶつかるだけで、途中で終わるのだろうと思っていました。


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先ほど下った道を今度は登っていきます。
でも、自転車道だけあって、傾斜はそこまできつくありません。
(オハイオの車道は車の事しか考えずに真っすぐに作っているので、意外ときつい傾斜の道が結構あります。)

後は先ほどの道を帰り、バイヤーズからオースティン・ブルバード、741号線など、いつものルートで帰りました。
全工程で約40kmですが、景色が気に入ったので定番コースにしたいと思います。


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マイアミスバーグ・スプリングボロー・パイクを過ぎた所には駐車場もあり、そこにあった看板です。
正直、道は少し狭く、曲がりくねっているうえ、歩行者やランナーも多いので、スピードは出せませんが、景色が良いのでゆっくり走るには最適です。
この看板のルートは片道2.25マイル(3.6㎞)との事で、往復でも4.5マイル(7.2km)弱なので、普通にサイクリングするのもいいかもしれません。
でも、普段、自転車に乗っていない人には、最後の坂道は大変かもしれませんね。


余談になりますが、先週走ったフランクリン・ルートも新しい道に挑戦してみました。
これまでは、フランクリンからスプリング・ボローまでは73号線を走っていましたが、ここは車が多く、路肩も狭いので、少し怖かったです。
今回、フランクリンの4th Streetから22号線を走ってスプリング・ボローに抜けましたが、道は広くないものの、車の量がとても少なく良かったです。
フランクリン・ルートも、今後はこちらが定番になりそうです。



ニューヨークに行ってきました ~初日

9月5日~7日のLabor Dayの三連休を利用して、ニューヨークに行ってきました。

今回は時間も限られるので、ニューヨークまでは飛行機での移動です。
私の住居に一番近い空港はDayton空港ですが、Dayton発は料金が高いので、今回はColumbus空港発着便を利用しました。
Columbus空港までは、車で1時間半かかるので、5日は、朝の3:30に家を出発。
高速道路も特に問題も無く、飛行機も時間通りに運行し、定刻にNew Arc空港に到着しました。


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New Arc空港からニューヨーク市街に行く方法はいくつかありますが、鉄道が便利という事なので、私も鉄道を利用しました。
まずは、ターミナル間を結ぶAir TrainでNew Arc Airport駅まで行きます。


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New Arc Airport駅でNJ(ニュージャージー) Transitに乗り換えます。
チケットは、Air Trainに乗る際に購入し、ニューヨークのペンシルバニア駅(通称ペン・ステーション)までで片道$12.5でした。
なお、途中にニューアークのペンシルバニア駅があり、名前が紛らわしいので注意が必要です。


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NJ Transitは二階建ての列車でした。
同じ路線にアムトラックも走っていますが、同じ車両になるのでしょうか?


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マンハッタン島に入るまでは地上を走るので、ニューヨークの摩天楼も車窓から見えました。
(進行方向に向かって右側の景色です。)
いよいよニューヨーク、気分も高まります。


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これがペン・ステーションです。
アムトラックの駅も兼ねているので、乗客が多いです。
なお、ニューアーク空港でAir Trainに乗ったのが8:50で、ペンステーションに着いたのが9:30でした。


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ペンステーションの上は、有名なマジソン・スクエア・ガーデンです。
昔、マジソン・スクエア・ガーデンのボストンバックが流行り、私もその意味も判らないまま持っていました。


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その向かいは、郵便局でした。
流石、ニューヨークの郵便局、立派な建物です。
ここから8番街を北に歩きました。
なお、ニューヨークの主要な市街地は、碁盤目状に道が作られており、南北に走る道がアベニュー(街)、東西に走る道がストリートとの名前が付けられています。
この後、通りの名前を色々書きますが、アベニューは街(5番街等)、ストリートはSt(33St等)と記載します。


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マジソン・スクエア・ガーデン北側の33Stからは、有名なエンパイアステートビルが見えました。


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40Stまで歩くとニューヨーク・タイムズのオフィスがありました。
特に思い入れはないのですが、このロゴを見ると、つい写真を撮ってしまいました。


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ニューヨーク・タイムズの向かいは、ポート・オーソリティ・バスターミナルです。
ここは、グレイハンド等の中長距離バスのターミナルです。
42Stは地下鉄の駅が集中しているので、この後も何度かこの辺りを歩くことになり、この建物が目印になりました。

8番街を北上したのは、47Stと48Stの間にある、チケット売り場、Gray Line New Yorkに来るためです。
ここで、事前に購入した、ニューヨーク・パスを受け取ります。


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店に入ると目の前に長い列。私はネットで購入したパスを受け取るだけなので、簡単に受け取れると思っていましたが、全ての客はこの列に並べと言われ従いました。(その後も多くの人が同じことを言われていました。)
受付カウンターは複数あるので、それなりに流れ最初覚悟したほどは待ちませんでしたが、それでも予想外の「待ち時間」となりました。


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これがニューヨークパスで、ニューヨーク内の80以上のアトラクションが無料となるパスです(広告より)。
似たようなパスに、ニューヨーク・シティー・パスがあり、ネットを見るとこちらの利用者が多いようです。
両者の違いを、以下にざっくり説明します。

ニューヨークパス:
無料となるアトラクションの種類が多い。
(ただし市街ツアーなどが多く、多く利用するには時間が足りない。)
全てのアトラクションを利用可能(ただし、各アトラクション1回のみ)。
利用日数を指定でき、その日数に応じて金額が決まる。

ニューヨーク・シティ・パス:
6枚のクーポンになっており、6か所で利用可能。
一部のアトラクションが選択性となっており、一方でしか使えない。
9日間有効。
ディスカウントのチケットが出ている模様(ネットの情報)で、安く購入が可能。

私は、空母イントレピットを見たかったので、それが含まれる、ニューヨークパスにしました。
3日間のパスにして、$180でした。

ニューヨークパスもなんとか受け取ったので、地下鉄に乗ってホテルに行きます。
今回荷物は、歩けるように大きなデイパック1個にまとめてきましたが、持ったまま歩くのは、やはりきついのと、観光地で荷物検査が頻繁にあるようなので、時間はロスしますが、一旦荷物を預けにホテルに行きました。


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地下鉄のチケット売り場も列になっていました。


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ニューヨークの地下鉄は毎回購入するチケットと、Unlimitedのチケットがあります。
Unlimitedのチケットは、最低7日からとなります。
私の滞在は3日で少し効率が悪いですが、毎回チケット購入に並ぶのも面倒なので、7日間のUnlimitedチケットを$31(確か)で購入しました。


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ニューヨークの地下鉄の初体験です。
昔は、犯罪の代名詞のようにもなっていましたが、今では安全な市民の足となっています。


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今回宿泊したのは、マンハッタン島南端のフェリーターミナルのそばにある、ハンプトン・インです。
見どころの集中するミッドタウンからは少し距離がありますが、マンハッタン島にあるホテルとしては比較的安かったので、ここにしました。
ホテルに着いたのが11:50で(何もしていないのに予想以上に時間がかかりました)、まだチェックインはできなかったので、荷物だけ預けて観光に出かけました。

次の目的地は911メモリアルですが、折角ここまで来たので、少し海まで出てみました。


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Staten島行のフェリーターミナルの二階は展望テラスとなっており、そこから自由の女神が見えました。
自由の女神と言えば、アメリカ横断ウルトラクイズでの、「ニューヨークに行きたいか!?」のセリフが頭に浮かびます。
やっと、ニューヨークに来ました!


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ターミナルからバッテリー・パークに向かって歩くと、第二次世界大戦の戦没者記念碑がありました。
このような碑に来るたびに、少し神妙な気分になりますが、ここは、大西洋で亡くなった方の碑との事で日本とは関係していませんでした。


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戦没者の碑の前は、自由の女神行の船の発着所です。
でも、船に乗るには、バッテリーパークの要塞跡のチケット売り場でチケットを購入し、写真右手の白い建物で、セキュリティチェックを受ける必要があります。
この日は、自由の女神には行かないので素通りしましたが、チケット売り場、セキュリティ・チェックとも、長い列となっていました。


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バッテリー・パークの北側からは、正面に新しいワールド・トレード・センタービル(WTC)が見えます。
2001年9月11日のテロで破壊された旧WTCに代わり建てられ、2014年11月に開業したばかりの新しいビルです。
正確にはワンワールド・トレード・センターと言うみたいです。


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グランドゼロ=旧ツインタワーの跡地は、慰霊碑になっています。
この日も多くの人が訪れていました。


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グランドゼロから見た新しいWTC。
展望台もあるようですが、ニューヨークパスに含まれていない事と、見学の列も長そうだったので、見学はしませんでした。


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グランドゼロから西方の景色です。
この周りは、高層ビルに囲まれています。


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旧ツインタワーの間に、911記念館があります。
ここも、すごい人の列になっています。
ニューヨークの主要観光地はいずれも、このような状態で、まるでディズニーランドのようです。

ここで、初めてニューヨークパスを使いました。
ニューヨークパスは、最初に使った時点でアクティベート(有効化)され、そこから契約期間使用できます。
使用するには、窓口でチケットに交換する必要がありますが、結構うざいです。
一応専用窓口が準備されており、一般のチケット購入よりは、かなり早いのですが、チケットで並び、入場で再び並ぶ必要があります。
なお、この記念館ではニューヨークパスの顧客はツアーに組み込まれるようで(ニューヨークパスの使い方も初めてで、少し慌てていたので、よく聞き取れませんでしたが)、私は13:30に入場との事。
チケット購入が13:00前だったので、軽く食事でもして戻ろうと思いましたが、念のために入場者の列の整理をしているスタッフに確認すると、ガイドツアーの専用レーンに入れてくれました。
少し早く見学ができると喜びましたが、結局その列に30分近く並び、入場できたのはちょうど13:30でした。
(それでも一般の客より、早かったです。)
入場するとロビーで、ちょうど13:30の組を呼んでいるようでしたが、人も集まっておらず、よく判らないし、ツアーで時間が拘束されるのも嫌なので、そのまま一般客として見学しました。


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予習をしていなかったので、この記念館は、てっきりWTCの写真やビデオが見れる普通の建物だと思っていました。
しかし記念館に入ると、すぐに地下に降りていき、そこには巨大な空間が広がっていました。
解説も読まなかったので、最初、この構造物が何かよくわかりませんでしたが、これがグランドゼロのあの強大なプールです。つまり、旧WTCのビルの跡という事で、WTCの跡地を、そのまま記念館にしていました。
どうりで、この横には、ビルを支えたワイヤーの跡なども展示されていたはずです。
(それを見た時は、なんでこんな物がここにあるのかわかりませんでした。)
当然、同じ構造物がもう一つあります。


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中には9月11の出来事が、時系列に写真、ビデオ、遺物で説明されており、改めてこの日に何が起きたのか勉強しました。
上の写真はビル崩壊で破壊されたはしご車です。
このテロで亡くなった方の写真も飾られており、多くの消防士もビルの崩壊に巻き込まれ亡くなっています。



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グランドゼロの東側は、今も再開発が行われており、工事中です。
手前の羽(背骨のようにも見えますが)のような建物は何になるのでしょうか?


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工事をしている一帯の東には聖ポール教会があります。
WTC崩壊時も奇跡的に建物の被害はなかったそうで、崩壊後は復興で働く人々の援助活動を行い、また人々の追悼場所になったそうです。


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聖ポール教会から北東に行くと、City Hall公園があります。


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これまで、歩き通しだったので、ここで小休止。
屋台でホットドッグ(食べかけの汚い写真で申し訳ありません)を買ってたべました。
911記念館で予想以上に時間を使ったので(感慨深いものがありました)、この時点で15:30。
5:30ごろにコロンバス空港で軽食(小さなベーグル)を食べて以来、初めての食べ物です。
いつものことながら、食事は無くても歩けるものです。
自転車だとこうは行かないです。。。


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ニューヨーク市庁舎です。
1812年に建設されて以来、現役だそうで、現役の市庁舎の中で最も(One of oldestですが)古いものと書かれていました。


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と言っても、巨大都市ニューヨークの市政が、市庁舎ではとてもまかなえないので、近くにマンハッタン・ミュニシパル・ビルディング(マンハッタン市営ビルと言う意味)が建っており、こちらが実質的な市庁舎です。


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市庁舎以外にも色々な行政の建物が建っており、上の写真はニューヨーク市の最高裁判所です。
右に少し見えている建物は、米国連邦裁判所。


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連邦裁判所の裏には、聖アンドリュー協会がひっそりと建っていました。


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市庁舎の横からはブルックリン橋が延びています。
元々は、911記念館からミドルタウンに向かうついで立ち寄った市庁舎でしたが、急きょ予定を変更して、ブルックリン橋を渡ることにしました。


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ブルックリン橋は、マンハッタン島とブルックリンをつなぐ橋ですが、車だけでなく人や自転車も通る事ができます。
自転車兼用の歩道は車道の上、中二階のような構造になっています。
一応、自転車道と歩道は分けられていますが、歩道が狭く歩行者がはみ出すので、自転車は走りにくそうです。
それにしても、ワイヤーだらけですね。


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すぐ北側にはマンハッタン橋が架かっています。


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ブルックリンに入ると、すぐに結婚式の記念撮影に出くわしました。
でも、これ、勝手に車道せき止め撮影を行っていたので、すぐにクラクションが始まりましたが、撮影の方も動じていませんでした。すごい。
なお、この日は、この他にもたくさんの結婚の記念撮影組に出会いました。



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ブルックリン側から見たブルックリン橋と、ニューヨークのダウンタウン。
中央少し右側の高い建物が新しいWTCビルです。
かつてはここにツインタワーが建っていました。


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マンハッタン橋です。
この橋は、地下鉄も走っており、電車が通ると結構うるさいです。
ここは海ではなくイースト川で、奥には、イースト川にかかるもう一本の橋、ウィリアムバーグ橋が見えます。


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川沿いに、ブルックリン・ブリッジ公園まで歩きました。
ここからは、ダウンタウンが一望できます。(右手にはブルックリン橋)
ここでも結婚の記念撮影中。
この背景だと、定番の撮影場所でしょうね。

この時点で17:00。
そろそろミドルタウンに向かう時間なので、地下鉄の2-3号線で、34Stへ移動。
なお、地下鉄は待ち時間があり、移動速度も速くないので、ブルックリンから約30分かかります。


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34St駅で降りて地上に上がると、Macy'sがありました。
全国に展開しているデパートで、Daytonにもありますが、ニューヨークのMacy'sはさすがに規模が違いました。


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今回の目的地はここ、エンパイアステートビルです。
展望台の見学が目的ですが、展望台に行くためには、5番街側の入り口から入る必要があり、2回、別の入り口を入っては違うと言われて、ようやく辿り着きました。

ここの景色はぜひ見たかったので、事前にネットで予習をしていましたが、入場までに時間がかかるとの事で、少し早めに着きました。

まず見学者は、このロビー右手のエスカレータから二階に上がり、そこでチケットを購入します。
私はニューヨークパスで入れますが、チケットは受け取る必要があり、一般客と同じ列に並びました。
なお、ネットで事前購入し、チケットをプリントアウト(ここが重要)しておけば、チケット購入の列に並ばずに先に進む事ができるようです。

なお、ニューヨークパスで入れるのは、86階の展望室のみ。
でも、差額の$20を払えば、102階も上がれるとの事で、102階の見学チケットも購入しました。
なお、ここで(チケット売り場の次の場所)無料音声ガイドも貸してくれますので、日本語のガイドを借りました。

チケットを購入するとビジターセンターを抜けて、エレベーターへ。
長い待ち時間をを想定し、ビルの説明が色々書かれており、ガイドも色々準備されていますが、止まることもなく先に進み、すぐにエレベータに着きました。
やばい、早すぎる。。。

エレベータに乗っても一旦80階におります。
当時は、技術的に80階までのエレベータしか作ることができなかったので、このような構造になっているそうです。
80階では、86階の展望台に向かうエレベータに乗り換えますが、ここにも、長い列に備えた、展示がされています。
しかし、ここでも止まることなく順調に列は進んでいく。
本当にやばい!


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これが、86階からの眺望です!
360度、ニューヨーク市街すべてが見渡せます。
上の写真は北側の景色。
ロックフェラー・ビルなどの有名な高層ビル群が続いています。
そして、その先にはセントラルパークの緑地も見えています。
(写真上部の中央左側)


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南側の景色です。
マンハッタン等のビル群の先には、WTCビルや、マンハッタン橋、そして自由の女神も見えています。

天気も良く、綺麗な景色が見れて良かったです。
でも実は、この日のメインイベントは夜景でした。
ビルのロビーに入ったのは17:40で予定通りでしたが、展望台に着いたのが18:20。
人が多く、写真撮影に良い場所を確保できるまで、ゆっくり待ちながら、全周を見終わったのが、18:50頃。
この日の日の入りは19:20で、まだ30分以上あります。
仕方がないので、まずは102階の見学です。
見学後に86階に戻れる確証もないけど、物理的は可能なので交渉次第でしょう。


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これが102階からの景色です。
南側は、86階からは見えなかったマンハッタン島の先の海が見えています。
なお、86階は露天の展望台で、何にも邪魔されず景色を楽しめますが、102階はガラス窓越しとなります。


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こちらが北側。
ビルの陰に隠れ一部しか見えなかった、セントラルパークが完全に見えています。
この景色の差に$20を払うかどうかは、その人の価値観次第ですが、私は上がって良かったです。
でも、写真の撮影はガラスが無い方が良いので、一回りした後は夕日を見に再び86階に降りました。

102階からのエレベータを降りる際に、交渉に備えて色々会話をシミュレーションしていましたが、86階を見たいと言ったら、あっさり通してくれました。


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ニュージャージーに沈む夕日です。
美しいですね。

ただ、写真はかなり絞りを絞ったものなので、実際はまだ明るいです。
夜景を楽しむには、更に30分ほど待つ必要がありました。
(夕刻から夜に代わる変化も綺麗でしたよ!)


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これが、ニューヨークの夜景です。
多くの人が撮影し、アップしていますが、やはり実際に見ると綺麗でした。

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こちらが南側。
昼より、WTCが目立っていますね。

この後、先ほどの問題の無さに味を占め、再び102階に上りました。
(チケットの確認だけなので、何度も上り下りできます。)
でも、夜景は特に、ガラスの無い86階の方が良いです。
(カメラのバッテリーが無くなり、写真は無いですが、後悔も無し。)

夜景を見終わった頃は、86階の下りエレベータが少し混んでいました。
ただ、102階から降りてきた我々は、優先的にりエレベータに載せてくれたので待ち時間無し。

エンパイヤーステートビルの夜景見学がこの日の最後の予定なので、後は地下鉄に乗ってホテルに帰りました。
途中乗り換えに失敗したりして、ホテルに着いたのは23時前。
地下鉄に乗って気づきましたが、ホテルの周りはレストランは少なそうで、コンビニやガソリンスタンドは無い。
この時間だったら、もしかしたら、この日は夕食抜き?
どうせ疲れているし、その場合は速攻で寝ようと覚悟を決めました。

でも、地下鉄を降り、地上に上がると目の前にメキシカン・ファーストフードのチポトレが開いている!!!
そこで、ラップをテイクアウトしてホテルで食べました。

もちろん食後は速攻で寝ました。

二日目に続く


フロリダに行ってきました ~オハイオへの移動

8/9の予定は家族を空港に送り、私はオハイオに帰るのみ。

家族の乗る飛行機は8:20初のヒューストン行きです。
国内線ですし、1時間と少し前に着けば十分かと思い、6:30にホテルを出る予定でしたが、出発が遅れホテルを出たのは6:50頃。


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ダブルツリーホテルは、ハンプトンインより高級な分、朝食は有料となります。
この日は朝も早く、朝食も食べずに出る予定なので、我々は問題ありません。
しかし、ホテルの出発時間としては、決して早すぎない時間ですが、1Fのレストランにはあまり人がいませんでした。


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空港には7:00に着いたのですが、オーランド空港を甘く見ていました。
朝早く飛び立つ人が多く、飛行機のチェックイン・カウンタも、セキュリティも長い列。
ようやくセキュリティ・ゲートに近づいた時(上の写真)には、7:40となっており、もうすぐ搭乗の始まる時間です。

家族を心配させないように、平静を装っていましたが、非常に、まずい状況でした(妻も内心とても心配していたと思いますが)
まあ、国際線への乗り継ぎなので滅多な事も無いだろうとも思いましたが、アメリカの航空会社をなめる事はできません。

家族がセキュリティーゲートを過ぎた後も、万が一の事態を考え、飛行機が飛び立つ時間まで空港で待機していました。
しかし、妻からの連絡もないまま、無事飛行機も飛び立ったようなので、8:30頃に私も空港を後にしました。

なお、その頃には、チェックインカウンタの混雑は解消していたので、たまたま朝早い時間が混んでいたようです。


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この日は、オハイオに向かって帰るだけなのですが、ちょっとだけ寄り道をして、オーランド市街地の横を走ってみました。
オーランドに来る人のほとんどは、テーマパークが目当てで、市街地に寄る人は少ないと思います。
私も、市街地に立ち寄った訳ではありませんが、高速から見た限り、意外と都会でした。(もう少し田舎の町をイメージしていた。)


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オーランドへの回り道の後は、ひたすらI75を北上し、オハイオを目指しました。
11:30にフロリダ州とジョージア州との州境を超えました。


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ジョージア州に入ったところで、トイレ休憩のためにレスト・エリアに立ち寄りました。
フロリダ州に入り、よく見かけた、上の写真の樹木(寄生されているのか、蔦のようなものが垂れ下がった樹々です。)ともお別れです。


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途中、飛行機を引っ張っている車を発見。
アメリカでは、キャンピングカーやトレーラーなどを引いた車が多いです。
特にフロリダでは、船をけん引した車が多かったのですが、飛行機は初めて見ました。


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15:15にジャージア州都のアトランタに到達。
ただ、この日は、アトランタもそれほど渋滞しておらず、順調に抜ける事ができました。
なお、南からアプローチすると、金の頭が特徴の、ジョージア州の州議事堂が良く見えました。

この後も順調に走り、テネシー州に入りました。
ナビの自宅への到着予定時刻は、23:00となっており、休憩を含めても、頑張れば01:00には帰れそうで、直帰することもしばらく考えましたが、やはり無理せず、この日は一泊することにしました。

そのまま走っていれば、恐らく最後は眠気も出てくるだろうし、無理して事故っても損なので、結局は正解かなっと。
でも、自宅に帰るだけなので、直帰しても帰れたと思います

この日は、KnoxvilleにあるRamadaホテルをネットで予約。
17:30にはホテルに入ることができました。

この日の走行は674マイル(1080キロ)。
ホテルに着いた時点では、まだ余裕があったので、寄り道せずに走るのは、1000キロぐらいがちょうど良い距離かもしれません。



8/10も、8:00頃にホテルを出発。
テネシー、ケンタッキーを順調に抜け、12:00過ぎにオハイオに入りました。
オハイオに入れば今回の旅も終わったも同様です。
ここで、パソコンショップや、アジア食材店に立ち寄ったので、自宅に帰ったのは、14:00になっていました。

この日の走行は308マイル(490キロ)。

この旅行での総走行距離は2992マイル(4800キロ)。
特にフロリダまでの往復は、一人旅でひたすら走りました。
今回は、本当に、よく走ったな・・・

フロリダ旅行、終わり。




フロリダに行ってきました ~最終日

8/8は、今回の旅の実質的な最終日です。
この日は、昨日やり残したマイアミ観光をした後、オーランドに移動します。

朝8時にホテルを出発し、マイアミ方面に戻ります。
車のナビはI95を南下するよう言っていますが、折角の機会なので、ビーチ沿いのA1A号線を走りました。


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少し走ると、高級そうなマンションが見えてきました。


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この辺りは、すごく高級そうです。
(ホテルから30分ぐらい走ったところ)


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自転車、スクータ、そしてクルーザー。
いかにもマイアミらしい景色だと思いました。
なお、この岸壁には、この後も多くのクルーザーが停泊していました。

マイアミ・ビーチには9:00に到着。
マイアミ・ビーチ市は南北に細長く、東側はずっと砂浜になっていますが、大きく、北と南にエリアを分けており、我々はサウスビーチに行きました。

でも、朝も早いのに駐車場探しにひと苦労。
A1A号線(コリンズ通り)から、海に向かう道に、路駐できるところが多いのですが、通りが短く駐車スペースも少なく、空きがありません。(我々は17th Stから20th Stまで探しました

21st Stに入ったところで、21st Stと22nd Stの間に大きな駐車場を発見し、ようやく駐車できました。
マイアミ・ビーチのサウス・ビーチでは、ここが一番広い駐車場だと思われます。?
でも、ここも、すでに2/3ぐらいは、車が停まっていました。
朝の9:00でこの調子なので、昼間はどうなっているのでしょうね?


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苦労して駐車して出て、ようやく見る事の出来たビーチです。(北方向)
まだ、人がいない...


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南側も同様です。
まだ準備中と言ったところ。
でも、我々が停めた駐車場にも車が多かったのですが、皆さんビーチが目当てでない?
確かに、海岸線沿いの遊歩道は、ランニングしている人や、散歩している人は多かったです。


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海岸清掃車発見。
やはりまだ、準備中のようです。
綺麗なビーチを維持するには重要な装備ですが、人出でゴミ拾いする訳ではないのですね。
やはりアメリカ、合理的。
(日本にもあるのかな?)

我々は泳ぐわけではないので、ビーチで記念撮影をして早々に立ち去りました。


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次に向かったのがここ。
ホロコースト記念碑です。

実は、マイアミ・ビーチでは、最初にここに来たのですが、開場まで少し時間があったので、一旦ビーチに行ったのでした。
我々は、ここは博物館と思っていましたが、オープンスペースにオブジェクトが並んでいるだけ。
開場時間って、関係あったのかな?


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オブジェの裏に回ると細長い通路があり中に入れます。
池の周りの壁には、第二次世界大戦でのユダヤ人虐殺の歴史がずっと説明されています。
そして、この通路の壁には、収容所の名前が書かれていました。
有名なアウシュビッツや、ミュンヘン近郊のダッハウ以外にも、これほど多くの収容所があった事は私も初めて知りました。

私と妻は昔、ミュンヘン近郊に住んだことがあり、その際にダッハウ収容所跡は見学したため、知識はあったのですが、子供たちは初めてだと思います。
何かを、学んでくれれば良いのですが。


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オブジェの内部はこうなっています。
不気味なオブジェです。

マイアミ・ビーチの見学はここで終わり、ベネチアン諸島を抜けマイアミ市に移動します。
(10:00に出発)
ベネチアンの名前の通り、リボ、サンマリーノ、サンマルコとイタリアらしい小さな島(人工島?)が続きますが、どの島にもびっしりと戸建住宅が並んでいます。

しかし、もうすぐマイアミ市に抜ける最後の部分で工事中の通行止め。
確かに道に入るところで、「***橋が通行止め」みたいな看板があったけど、旅行者に判るはずも無いですよ。
アメリカの看板って本当に期待できないです。

私の後ろにも数台、他州ナンバーの車が続いており、皆ここでUターンしていました。
マイアミ・ビーチに戻ると、迂回路(英語ではDetourと書きます)の看板があったので、それに沿って走りましたが、親切なことに、ここでも「行先」が書かれていない。赤信号で止まり後ろの車を見ると、米人夫妻も戸惑っているようでした。

迷うことなく、一本南のダッジ島を抜けるルートは走ることができ、今度は無事にマイアミ市に行けました。


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ダッジ島には高級クルーズ船が何隻も停泊していました。
乗客の皆さんはマイアミ観光中なのでしょう。


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マイアミでの目的は、フリーダム・タワーと買い物なので、フリーダム・タワー横、アメリカン・エアーライン・アリーナ(上の写真)の向かいにあった駐車場に車を停めました。
市街は、どこでも駐車場探しに苦労しますが、ここではすぐに見つけることができました。

このアリーナはNBAのマイアミ・ヒートの本拠地です。
中学時代にバスケをやっていた割には、あまりNBAにも興味も示さない息子が、珍しく興味を示したので、アリーナに行ってみましたが、残念ながら閉まっていました。


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そして、アリーナの向かいにはフリーダム・タワーがあります。
カリブ移民を記念して作ったのだとか。
そしてキューバ革命で逃げてきた難民の救済所も置かれたことがある、キューバに関係深い建物です。


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アリーナの周りを散歩すると、横には豪華クルーザーが停泊していました。
なんとヘリポートまで持ったクルーザーですが、これも個人の所有物なのでしょうね。
動かすには、何人ぐらいの使用人が必要なのでしょうか?


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アリーナを回り込むと、マイアミの高層ビル群と、手前にはベイサイド・ショッピング・モールがあります。
買い物のために、ショッピングモールへ移動します。


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マイアミ港の看板です。
ユニバーサル・スタジオのシンボルのような、地球のモニュメントが乗っていたのですが、世界への玄関口を表しているのでしょうね。




港沿いに細長く伸びたベイサイド・ショッピングモールには、多くのお土産屋が並んでおり、家族の買い物に最適でした。
お土産屋以外にも、ブティックやディズニー・ストア等もあります。
なお、このモールにも立体駐車場がありますので、こちらに駐車してもよいと思います。

マイアミに来るのに回り道をしたこともあり、買い物が終わるころには、12:00近くなっていました。
この先もオーランドへの移動があるので、この日の昼食はモールのパン屋さんでサンドイッチ等を購入し車で食べる事にしました。


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ショッピングモールの横は、マイアミ港。
と言っても、この辺りは、観光クルーズに向かう船の桟橋となっています。


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駐車場に戻り出発しますが、ちょうどメトロ(と言うのかな?)が走ってきました。
(本当はこれを撮りたくて、炎天下の中、5分ほど待っていたのですが、その間で汗だくになりました。)

無人運行のマイアミ市民の足ですが、無料なの素性の良くない人が利用するので、観光客は昼間でも利用しない方が良いと、あるブログに書かれていました。(事実かは不明です。)
でも、結構きれいな車両で、つい使いそうですよね。


オーランドまでは、I95から、Florida Turnpikeに入って、一気に走りました。
なお、前にも書きましたが、このFlorida Turnpikeは、アメリカでは珍しい、チケット制の有料道路です。
私は、以前ゲティスバーグに向かうI70で経験しましたが、あの時は、チケットって何?って感じで混乱しました。
日本と同じシステムなのですが、想定外の事態だと混乱するものですね。
もちろん今回は問題なし。


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オーランド到着です。時刻を確認していませんが、恐らく17:00頃です。

この日のホテルはダブル・ツリーホテル・オーランド空港です。
ハンプトンインと同じヒルトン系列ですが、ハンプトンインより高級なホテルです。
旅の最後の夜ぐらいは、少しだけ贅沢しました。
と言っても、空港そばのホテルは、市内と比べると安い場合が多く、ここも安かったのですが。

なお写真を撮り忘れたので、上の写真はウェッブから借用しました。


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散々買い物はしたのですが、まだ買い足りないとの事なので、オーランド空港に行きました。
ここには、ディズニー、ユニバーサル、シーワールド、ケネディ・スペースセンターすべてのお土産屋があり、もちろん我が家も全て周って、最後の散財をしました(笑)。


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シンデレラとも記念撮影。

夕食は空港のフード・コート。
これが旅の最後の食事ですが、これもアメリカらしいですよね!?


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買い物も終わり、ホテルに・・・は帰らず、妻の最後の希望のウォールマーケットに行きました。
家族は、ハンバーガー・ヘルパーを気に入っており、旅の間で立ち寄ったスーパーで探しましたが、ここまで見つけることができませんでした。そこで、間違いなく売っているウォールマートをネットで探し、ようやく購入できました。
(このウォールマートは、ホテルから北に車で10分位の所にあるので、便利です。空港からでも15分くらいです。)

なお、ハンバーガー・ヘルパーとは、商品名とはイメージが違う商品で、お肉と水を加える煮込むだけで作れるパスタの元です。他の駐在員も意外と知らないのですが、色々な種類が出ており、私も一時帰国時には妻の依頼で持って帰ります。


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ホテルから見た、最後の夕日です。
20:00が日没でした。
明日は早朝のフライトなので、家族(妻だけ?)は、荷造りを頑張っていました。

いつもの事ならが、長いようでアッと言う間の休暇でした。
事前の天気予報では、1週間ずっと天気がすぐれない予報でしたが(オーランドでの予報しか見ていませんでしたが)、実際はディズニーの最初の二日以外はずっと天気が良く、良かったです。

夏のフロリダは暑く、特に昼過ぎての炎天下は暑さで疲れましたが、雨よりは遥かにましですからね。

この日の走行は260マイル(410キロ)。


フロリダに行ってきました ~マイアミ編

8/7(金)、この日はマイアミまでの移動です。
この日は7:30にホテルを出発しました。


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ホテルの裏は、そのままカリブ海(フロリダ湾)につながっています。
マングローブ森が広がり景色が良いので、時間があれば、ここで、のんびりするのもいいですね。
運が良ければ、ここでもマナティーに会えるようですが、我々は会えませんでした。


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ここで見たのは、小魚とトンボだけ。


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一旦、町中に戻り、昨日見残した、アメリカ最南端の碑に来ました。
流石に、朝はほとんど観光客はおらずゆっくり写真が撮れました。


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この碑の横には海軍基地がありますが、本当の南端はこの中にあります。
写真の左に突き出した部分ぐらいが南端でしょうか。


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ここから、キューバまで90マイル(144キロ)。
マイアミよりも近い距離です。


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キー・ウェストの鶏達ともお別れです。


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たった半日の滞在でしたが、キー・ウェストの町ともお別れです。
アメリカ本土とは違う、この町の雰囲気、好きでした。
結局、キー・ウェストを出たのは8:30になっていました。


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キー・ウェストを抜け、Over Seas Highway(国道1号)を走ります。
来るときは道の反対側でよく見えませんでしたが、帰りは昔の鉄道跡が良く見えました。


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再び、セブン・マイル・ブリッジを渡ります。
子供たちが寝ていたので、声をかけましたが、またすぐ寝てしまいました。
往路ほどの関心は無いようです。


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写真を撮り忘れましたが、プランテーション・キーにある、Islamoradaのビジター・センターに立ち寄りました。
行きもトイレを借りるために寄ったのですが、妻が、そこで見た塩のクリーム(ピーリング・ジェル?)が買いたいとの事で再び来ました。ここではお目当てのクリームと、Islamoradaのステッカーを購入して出発。
上の写真は、ビジター・センター前の床の写真です。
このセンター建設に寄付をしたのか、会社や個人の名前の書かれたブロックが敷かれていました。


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キー・ラーゴを抜け、フロリダ本土に入りました。
この時点で11:00です。


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フロリダ・シティに入ったところで12:00になったので昼食にしました。
この日の昼食は、わが夫妻、念願のDenny'sです(笑)。
アメリカ中に普通にあるファミリーレストランですが、我々はなぜかこれまで縁がありませんでした。

私一人の時はもっと簡易に、ハンバーガなどを選ぶので入るチャンスも少ないのですが、家族が米国に来た際は、一度ぐらいは入ろうと毎回探していました。
しかし、探すのを諦め、別の店に入ると、食後、その先にDenny'sがあったという事が数回あり、私と妻にとっては幻の(大袈裟ですね)レストランとなっていました。

ここは往路で見つけていましたが、復路で、ちょうど昼食時に通りかかったので、ついにDenny's初体験ができました。



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でも、私はここでもハンバーガーにしましたが、ちゃんとレストランのハンバーガーしており、美味しかったのです。

Denny'sで、これからの行動についての作戦会議をしました。
次に行くところは決まっていたのですが、そのあとはマイアミ観光の予定でした。
しかし、ここまで順調に進み、マイアミ観光は明日でもできるので、予定を変更しました。




まずは、当初から決まっていた次の目的地に向かいましたが、それがここ、Coral Castleです。

Denny'sからは国道1号を走れば、すぐに着くのですが、ここでもおバカなナビが、州道821号を迂回させる誘導をしてくれました。 また、近づいてからは、こんな立派な看板があるのに見逃して通り過ぎるミス(これは私のミス)もしてしまい、ようやく到着。


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ここは、エドワード・リーズカルニンと言う人が一人で作ったサンゴのお城(と言うか庭ですね)です。

実は彼は、26歳の頃に婚約者に逃げられ、その失意の中で30年かけてこの城を作ったそうです。
今でも、謎となっているのが、どうやって彼が一人でこれだけの岩を運び、組み上げていたのか?
もちろん重機は使わず人力で作ったそうですが、誰にも制作工程を見せず、彼も一切語らなかったので謎のままとの事。
人に問われた彼は「古代の人がピラミッド建設で使った技術を再発見して使った」と答えたそうです。

なお、ここもガイドツアーで回ります。
上の写真の、街灯の下のサングラスをかけた凛々しい女性がガイドで、場内を色々説明しながら案内してくれます。
が、とにかくこの日も暑かった。
暑くて英語を聞く集中力も途切れがちですが、最初は説明を受けるの者が二組しかおらず、逃げるに逃げられません。
流石に子供たちは可哀そうなので、早々に離脱させましたが、ガイドも汗を拭き拭き説明しており、私と妻も頑張って説明を聞き続けました。
(なお妻はほとんど英語が判らないので、日本語の解説を読んでいるだけで、ガイドを聞く必要もありません。)


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振られた彼女との生活を夢見て作ったお城には、彼女との生活道具もそろっています。
上の写真はベッドで、彼女の分はもちろん、赤ちゃんのベッドも作ったと言うのですから、ちょっと怖い。


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家もちゃんとあります。
この階段の段数にも理由があったけれど、忘れました(笑)。

この家の説明の時には参加者も増えていたので、ここで我々は離脱しました。


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上の写真中央部は、サンゴの岩の回転ドアになっています。
ドアの岩は9トンあるそうですが、指一本で回るそうです。
これも、ベアリング等は使って無いそうで、神秘の技術と言われています。


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なんか変わった形をしたヤシの木。
これは神秘の技術ではありません。
整形したのかな?


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暑い中、トカゲだけは元気に走り回っていました。

14:00にサンゴの城を出て、次に向かったのは、エバーグレーズ国立公園。
フロリダ南部の広大な湿地帯がそのまま国立公園になており、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
世界遺産と聞き、行きたかったのですが、今回は時間の関係で諦めていました。
しかし、予想以上に順調に旅程をこなしており、立ち寄るぐらいはできそうなので行ってみました。

公園に入るには3ルートあるのですが、我々が行ったのは、フロリダ・シティーから近い、フラミンゴ・ビジター・センターまでのルートです。
立ち寄ると言っても、公園入口からビジター・センターまでで、片道40マイル弱。
車で往復走るだけで、2時間ぐらいかかる距離です。


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まずは公園入口のビジター・センターに寄りました。
ここで、地図を入手すると同時に(この後にある料金所で同じ地図をもらえました)、蚊避けスプレーを購入。
ネット情報によると、夏のエバーグレーズは蚊が多く、必須との事。


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公園に入りましたが、湿地帯と言っても車からの景色は草原地帯に見えます。
アフリカのサバンナってこういった所なのだろうか?なんて考えながら運転していました。


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1/3ぐらい走った所にある、Pa-Hay-Okee展望台です。
車から降り、数分歩くと、この景色が見れます。
写真では判りにくいですが、湿地帯であることがよくわかる景色です。

が、野生動物が見れない。
これまで見たのは、数多くいたカラス以外は鳥が数羽のみ。
広大な湿原と言っても、変化が乏しく・・・


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次に行ったのは、West Lake遊歩道。
このようなマングローブ・ジャングルの桟道を歩きます。
先の展望台ではいませんでしたが、ここでは噂通り蚊にたかられました。


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少し歩くと、West Lakeに出ます。
写真はマングローブの森です。
情報では、ワニに会える可能性が高いとの事で期待しましたが、会うことはできませんでした。
後で確認すると、駐車場からカヌーでトレールすると、ワニに会いやすいエリアに出るようです。

我々が行ったときは時間も遅いせいか、カヌーの姿すら見えませんでしたが、カヌーがあっても、乗る時間も無りませんね。アメリカの国立公園を堪能するためには、時間をとって回る必要があります。

なお、戻る際も蚊にたかられます。蚊避けスプレーのおかげで咬まれはしませんが、周りを飛び回りうっとうしい。
マングローブの森を抜け、炎天下の駐車場に出る蚊も減ったので、皆、何気な車に乗りましたが、かなりの蚊がそのまま社内に入り込み、排除するのに苦労しました。
日向で少し歩いて、蚊が逃げた後に車に乗った方が良さそうです。


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フラミンゴのビジターセンターに着きました。
この時点で17:00。
2階のビジターセンターは、すでに閉まっていました。
なお、1階のロビーとトイレは24時間開いているそうで、我々もトイレに行くことはできました。


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センター裏の海です。
もう少し青い海を期待しましたが、そこまで青くなかった。


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ここでも、トカゲは元気でした。
妻の話では、赤い喉袋を膨らませていたそうですが、私は見ることができませんでした。


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ここから、湾をクルーズすることもできます。
この船に乗ればワニに会うこともできるかもしれませんが、我々には時間がありませんでした。


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お土産屋です。
ここに寄る時間はあったのですが、家族が興味を示さず、素通りしました。


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復路も同じ道を戻りますが、往路で撮れなかった写真を撮りました。
”Rock Reef Pass;Elevation 3 feet”の看板です。
日本語で書けば「ロック・リーフ峠 標高0.9m」です。
標高1m未満の峠とは、いかにこの公園が平かを表していますね。
と言うより、ユーモアで作った看板なのでしょうね。


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帰りに再びビジターセンターに寄りました。
すでにセンターは閉まっていましたが、目的はこの池。
情報によると、ここでもワニが見れるとの事だったので、最後の望みで寄ってみましたが、見れたのは夕暮れの美しい池のみ。ワニが見れず残念。


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でも、ヘビは見ることができました。


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時間も遅くなったので、後はマイアミのホテルに向かいます。
迂回したため往路では見る事の無かった、マイアミの町が見えてきました。
広範囲にわたり高層ビルが並ぶ街です。

なお、マイアミ市街地は夕方(19:30)という事もあるのか。高速道路も渋滞していました。
往路でI95を走らず正解でした。




この日に泊まったのは、マイアミから13マイル北に上がった、Hallandale Beachのハンプトン・インです。
元々、この日にマイアミ観光を済ませ、次の日はオーランドに戻る予定だったので、ホテルの高いなマイアミ市内を避け、少し北にあるホテルを予約していました。しかし、次の日のマイアミ観光に戻ることを考えると、マイアミの南のホテルが良かったです。



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チェックインして部屋に入るとすでに20:00.
部屋からきれいな夕暮れが見れました。

この後、夕食に出たのですが、時間も遅いので、結局スーパーで買って部屋で食べる事にしました。
ホテルのそばのショッピング・モールに行くと、そこにはWhole Food Marketがありました。
ここスーパーはオーガニック等の食にこだわったスーパーで、食事の種類も多く、妻は初体験なので楽しんでもらえました。

この日の走行距離は310マイル(約500キロ)でした。

次の日はマイアミ観光です。

続く


フロリダに行ってきました ~キー・ウェスト編

8/6(木)はオーランドからキー・ウェストまで移動します。
距離は360マイル(約580キロ)と、家族が合流してからは最長の移動距離です。
オーランドへの移動に1日に600マイルも走った後では、360マイルは短く感じますが、ただ移動するだけの600マイルと異なり、この日はキー・ウェストの観光もしたいので、できるだけ早く到着したい。
そのため、この日も寄り道もほとんどせず、ガンガン走りました。

なお、最初の計画では、この日はマイアミに泊まる予定でしたが、金曜日はキー・ウェストのホテルが高く(リーズナブルなホテルは満室)、予定を入れ替えました。
キー・ウェストに週末に滞在する方は、できるだけ早めにホテルを予約した方が良いと思います。


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できるだけ早く出発したいところですが、折角Cocoa Beachに泊まったので、大西洋に上る朝日を拝みに海岸まで出ました。
この日の、日の出は6:48。
出発準備などで少し出遅れましたが、何とか日の出前に海岸に到着。
残念ながら雲に隠れての、ご来光となりましたが、きれいな朝焼けを拝むことができました。

その後ホテルに戻り、荷物を車に載せ、出発したのが7:30。
キー・ウェストに向かって出発です。


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まずは海岸線の道を南に走ります。
海沿い、ヤシの木の街路樹で、フロリダって感じがします。
写真中央左よりにある建物は、NASAの関連施設でしたが、何か忘れました。

その後、I95号線に乗った後は、まずはマイアミを目指します。
運河の町として有名なフォート・ローダ・デールを過ぎたところで、I95を離れ有料道路(州道821号)を走りました。
かなり手前から、ナビがそちらに誘導していましたが、有料道路なので無視していましたが(私のナビはバカなので全く信用していない事も理由にあります;笑)、何度も有料道路に導くので、根負けして有料道路を走りました。
距離的にはI95を走る方が短そうに思いましたが、I95はマイアミ市内を抜けるので渋滞しそうですし、結果的に有料道路を走った方が良いと思います。

ところで、オーランドとマイアミの周りには有料道路が多いです。
その料金支払いにSun Pass(プリペイドのETCのようなもの)というシステムが導入されており、それを購入していれば、料金所で止まる必要がなく便利ですが、私は購入しませんでした。

オーランド周辺とマイアミ周辺では少しシステムが異なり、オーランドでは各料金所にSun Passのゲートとキャッシュのゲートが設けられています。Sun Passを持っていない人は、キャッシュのゲートでお金を支払えばよいのですが、料金所の間隔が短く、かなりウザったいです。(シカゴと同様)
一方マイアミでは、Sun Passのゲートのみで、キャッシュのゲートがありません。
Sun Passを持たない人は最初戸惑いますが、ゲートを通過する際に車のナンバープレートを読み取り、後日料金を請求されるので、迷わず突っ切ってください。(案内板にも、決して止まるなと書かれています。)

でも、レンタカーの人、特に日本など海外から来た人がレンタカーで通る場合は、どうなるのでしょうか?
レンタカーを借りた際に提示したクレジットカードから勝手に引き落とされるのでしょうかね?

なお、Sun Passを持っていない人は、後日請求する手数料か、少し高い金額の設定となっていました。
と言っても、元が安い金額なので、気にする程の差はありません。
(Sun Passが0.9ドルに対して、持たない場合は1.2ドルと言ったレベル。)

なお、オーランドからマイアミに向かう道路(我々は復路で利用)は、日本の高速と同じ、入り口でチケットを受け取り、出口で料金を支払うシステムでした。

有料道路に迂回したおかげか、マイアミ周囲も渋滞なく順調に抜けた後、ホームステッドの町でガソリンスタンドに寄りました。
このままキー・ウェストまでは何とか走れそうでしたが、キーに入ればガソリンも高くなるだろうと、事前に本土で入れたのですが、ここも高かったです。
もう少しマイアミ側で入れた方が良かったかな?

この時11:30になろうとしていたので、ここで昼食にしました。
辺りにはファーストフード系しかないので、この日はバーガーキングに入りました(食事時間も短く済みますし)

バーガーキングでの支払い時に、クレジットカードがブロックされてしまいました。
ここは別のカードで支払いましたが、このままではこの後の旅行に支障が出るので、食事中にカード会社に電話してブロックを解除してもらいました。
米国では不正使用が多いので、クレジットカードのブロックが頻繁にあります。
カード会社からも、ブロックを避けるために、遠出をする際は事前に連絡して欲しいとの依頼があるぐらいです。
私はこれまで結構ブロックされましたが、このカードではブロック歴が無かったので、とても残念です。

オーランドから、ここまで235マイル(380キロ)。


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いよいよ、フロリダ半島を抜け、キーに近づきます。
周りの景色も湿地帯風になってきました。


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Jewfish Creekを抜け、キー・ラーゴに入ります。
看板下の距離表示は108マイルです。
キー・ウェストまで、後100マイルちょっとです...って、意外と長い。
普通300マイル以上走るときは、残り100マイルを切ると、いよいよゴールと言う気分になるのですが、今回は何となくキーに入ればゴールはすぐと思っていました。(もちろん知識としては100マイル走ることは知っていましたが、感覚的にはすぐって思っていました。)
この時は、このような海の上を延々100マイル走るんだと思いました。


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しかし、キーと言っても結構大きいので、100マイルの大半は、いつもの景色と変わらない、写真のような中を走ります。
写真はキー・ラーゴの町です。

なお、帰宅後に洗濯していて気づきましたが、ディズニー初日に私が来ていたシャツのタグのネームが、キー・ラーゴでした。
折角なら、この日に着れば良かった。 かな???


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この写真のシャツです。


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タグがこれ。
かなり前に、日本のスーパーで購入した無名のシャツですが、なぜキー・ラーゴなのでしょうか?
確かに、ちょっとトロピカルなデザインですが、私は今回の旅まで、キー・ラーゴの名前は知りませんでした。


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もちろん、キーとキーの間は橋でつながれ、そこではキーのイメージ通りの海の景色を見ることができます。


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距離表示のカウントダウンも順調に続き、マラソンの町を走っています。
この街を抜けると、いよいよ、本日のメイン・イベント(?)、セブン・マイル・ブリッジ!

橋は47マイルの距離表示を過ぎると、もうすぐです

橋の手前(直後にも)に駐車場があるとのことなので、見落とさないように運転しますが、危うく見落とすところでした(笑)。
駐車する方は見逃さないよう、あまり速度は上げない方が良いと思います。

無事、駐車できましたが、娘がトイレに行きたいとの事なので、写真撮影もそこそこに、トイレを探しましたが、駐車場近辺にはありませんでした。

仕方がないので、橋の下の遊歩道を抜けて反対側にあるバーに行き、トイレを借りました。
バーのテーブルは、このクリーク(海?)に面しているのですが、バーの駐車場側入り口まではフェンスに遮られており、少し歩いて回り込む必要がありました。


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緊急事態も回避できたので(笑)、気を取り直して橋の見学です。
セブン・マイル・ブリッジは新旧の橋があるのですが、こちらは新しい方で、車が通る橋です。


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橋の下をくぐって、再び旧橋側に来ました。
旧橋は、かつての鉄道橋ですが、今は使われておらず、途中で切断されています。
切断箇所までは、徒歩や自転車で行けますが、かなりの距離があるので、我々は入り口で記念撮影だけでした。
(時間もないですが、この日も非常に暑かく歩く気にもなりませんでした。)

でも、自転車があれば走ってみたい所です。

なお、この橋の手すりは、かつて使われた鉄道のレールでできています。


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新旧の橋の間から撮影してみました。
二つの橋の構造を見ると、技術の進歩を見ることができます。


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いよいよ、セブン・マイル・ブリッジを走行します。
映画などでは、空撮をしているので、青い海の上を、延々に延びる橋が美しいですが、実際に運転してみると、このような景色となります。
海は少ししか見えませんし、長い直線道路が見えるだけです。
(横に目を向けると青い海も見えますが、運転手は見る余裕も少ないです。)


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ただ、途中に船を通すために橋げたの高さが高くなった部分があり、その下りでは、セブン・マイル・ブリッジらしさ(?)を見ることができました。

これを書いていて、船を通すためだったら、古い橋はどうなっているの気になり、グーグル・ビューで確認したところ、この新橋が高くなっている所で、古い橋が切断されていました。
昔の橋は船の運航に邪魔だったのですね。

ちょうど40マイルの距離表示で、セブン・マイル・ブリッジも終わりました。
ここまで来れば、キー・ウェストももうすぐです。


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橋を過ぎるとすぐに、オハイオと言う名のキーがありました。
ちなみに私の住むデイトン南部は、マイアミ・バレーと言われており、オハイオとマイアミは、なんだか関係がありそうです。
(マイアミバレーの地名はフロリダのマイアミとはは関係が無いようです。)

この次のキーはバイーヤ・ホンダですし、名前のいわれは何でしょうか?


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いよいよ、キー・ウェストに入りました。
この時点で15:20になっていました。


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まずはホテルにチェックインです。
この日のホテルはCourtyard Key West Waterfrontです。
Key Plazaというショッピングモールのそばで、キーウェストの見どころが並ぶ市街地からは外れた所にあります。

キーウェストの市街地にも多くのホテルがありますが、安いところ($200以下)は設備も古そうで、何より駐車場の確保が難しそうなので、ここに決めました。(税込みで$201.38で、駐車場は無料でした。)

なお事前にホテルを探している時、いくつかのホテルで駐車場有りと書いていましたが、グーグルマップで確認すると、4-5台分しか無いホテルや、有料駐車場ありと書ながら、近所にはメータ式の路上駐車しかできそうにないホテルがありましたので車で来る人は注意が必要です。(実際に利用した訳では無いので、私の思い違いかもしれません。)

このホテルの懸念点は、市街地までの移動手段。
自分の車があるのでどうにかなるのですが、できれば街中を、駐車場を探してうろうろしたくないです。
しかし杞憂に終わり、チェックイン時に市内までのシャトルバスを運行しているとの説明がありました。(約30分毎)

早速バスで、市街地に繰り出しました。
バスのドロップポイントは、エリザベス通りとグリーン通りの交差点。
グリーン通りは、キーウェスト観光の主要な通りのひとつで、この一角はクルーズなどの出る港の横で、便利なところです。

まずは土地勘を持つために、グリーン通りを歩きます。
キーウェストで何をするか決めていなかったので、何をするか話しながら歩いただけです。


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グリーン通りの風景です。
色々なお店が並んでいます。


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キーウェストの商工会議所(?)です。
階段の裏側がツーリスト・インフォでした(我々は寄っていません)。

グリーン通りが、ホワイトヘッド通りとぶつかる所が、美術館や博物館の集中するところです。
またサンセット鑑賞で有名なマロリー・スクエアもここにあります。

でも、我々はこの辺りは素通りし、ヘミングウェーの博物館に向かいました。
私も妻も、ヘミングウェーに思い入れはありませんが、有名な作家なので、折角なら見ておこうと言うことで。
ただ、ガイドブックによると閉館時間が17時で、時間がありません。


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キーウェスト名物の鶏を発見。
この後も、たくさん見ることになります。


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ホワイトヘッド通りを歩いていると、国道1号線の始点を発見。
ここで写真を撮りたかったのですが、きちんと位置を確認していなかったので、ちょっとびっくりしました。
(まずはヘミングウェーに行って、そのあとゆっくり探すつもりでした。)


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道の反対側には、国道1号線の終点の表示もあります。


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モンロー郡の裁判所です。
意外と立派な建物です。


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市街地は車も多いのですが、自転車やスクータも主要な移動手段となっています。
よって、このようなタクシーも走っています。
これまでアメリカではスクーターはほとんど見たことがなかったですが、フロリダ、特にキーウェストではよく見ました。


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途中で、変な車を発見。
でも、本当に何の車だろう?
近代美術???

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ヘミングウェー博物館に到着です。
グリーン通りからは約1kmでした
この時点で16:40となっており、入場拒否されるかと心配しましたが(17時閉館の場合は少し前に入場を規制することもあります)、問題なく入ることができました。
なお、普通はガイドツアーとなるようですが、時間も遅いためか、我々は野放し状態で、好きなように見ることができました。


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ヘミングウェーの屋敷は猫が多いです。
動物好きの娘は猫にしか興味がないようでした。
なお、これらの猫はヘミングウェーが飼ていた猫の子孫で、6本指の猫(多指症と呼ぶらしい)も多く、こいつもそうでした。


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ヘミングウェーの作ったプールです。
当時から現在まで、キーで一番大きな淡水プールとの事。


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床に埋まった1ペニー。
実はこのプール、ヘミングウェーが作り始めましたが、彼が従軍取材で戦地に行っている間に、奥さんが完成させました。
戦地から戻った彼が、その建築費に驚き、「これが僕に残った最後のお金だよ」と言って、自分でコンクリートに埋めたものらしいです。
解説では、ユーモアで言ったと説明されていましたが、実際の彼の気持ちはどうだったのでしょうね?(笑)



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解説によると、世界で一番高価な猫の水飲み場だとか。
なお、ツボの下の水飲み場は、バーにあった小便器との事。
確かに、その形をしていました。


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博物館を出ると綺麗なユリが咲いていました。

なお、このホワイトヘッド通りをそのまま南下すると、米国最南端の碑があります。
でもネット等を見ると、日中は人が多く、記念撮影にも列ができるそうなので、我々は明日の朝に来ることにしてグリーン通りに戻ります。
なお、ヘミングウェー博物館の向かいには灯台博物館があり、ここもキーウェストの名所となっています。

前述のとおり、グリーン通りの一帯は美術館や博物館が多いのですが、すでに閉館時間を過ぎており入ることができませんでした。
海難博物館や、財宝博物館(難破船から引き上げた財宝)などは、少し興味がありましたが、仕方ありません。




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キーウェーストの美術館&博物館です。
表のモニュメントは何でしょうか?


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倉庫を改造したショッピングモールです。
ペットの洋服を扱うお店があったので寄ろうとしたら、化粧品(美肌系)のキャッチに捕まってしまいました。
話が面白かったので少し話をした所、別の人が来てお店に連れていかれ、詳しく説明を始めましたが、価格を聞いて逃げるようにお店を出ました。
ただ、同じメーカが目抜き通りにもお店を展開していたので、ぼったくりではなく、あくまでも妻の価値観(高級品に興味がない)に合わなかっただけだと思います。
店を出るときも強引な事は一切無く、会話も楽しかったので、念のため。

でも結局、ペットの洋服は見ることができなかったので、アリス(我が家の猫)へのお土産は今回も無くなりました(笑)。


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そのまま海に出ると、Majesty of the Sea号がカリビアン・クルーズに出航するところでした。
それにしても大きな船ですね。

この辺り一帯が、サンセットを見学するポイントですが、まだ日の入りには時間があるので、一旦町中に戻ります。


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家族はお土産屋に入り物色を始めました。
私も少し見ましたが、暇なので周りをブラブラすると、隣には古い船が置いていました。
何か由緒がある船なのでしょうか?

なお、後ろの電車のようなバスは、ゴースト・ハント・ツアーのバスです。
アメリカ人はこういうのが好きなのか、色々な町で企画されています。

家族の買い物も終わったので、グリーン通りをエリザべス通り方面に戻ります。
妻が買い物をするためですが、最初の目的のお店、Key West Aloeはすでに閉まっていました。


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次の目的地、Key West Lime Shoppeです。
グリーン通りと、エリザベス通りの角、つまりシャトルバスを降りた所にあるお店で、キーの名物であるキー・ライムで作ったスイーツや食べ物を売っているお店です。


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キーライム・パイとキーライム・ジュースを購入し、お店の横にあるテーブルで食べました。
ここまで、暑い中、結構歩いたので、良い休息になりました。

この時点で18:45。
サンセット見学は結構混むらしいので、再び先ほどのマロリー・スクエアに戻ります。


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マローリー・スクエアへの戻りは、グリーン通りの一本北にある、フロント通りを通りました。
上の写真はデュアル通りとフロント通りの交差点にあった、特徴のある建物です。
1891年の建設だそうです。


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マロリー・スクエアの一角には、海軍の記念碑がありました。
上の写真は、米巡洋艦メイン号のガンサイト。
この船は1898年のキューバ革命の際に、ハバナ港で謎の爆発事故を起こして沈没したそうです。

なお、マロリー・スクエアは大道芸人も多く、この日も数か所で盛り上がっていました。
しかし、わが家族はそれほど興味を示さず(と言うか、広場は影が無く暑かった)、サンセットを見る場所を探します。


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マロリー・スクエアの隣、ウェスチン・ホテルの方に行くと、ちょうどよい所にテーブルがあります。
サンセットを見るには絶好の場所ですが、その割に客がいない。
少し訝しんでメニューを確認するも、値段も普通なので、そのまま入りました。

その後、どんどん客が入ったので、どうやらオープンしたばかりだったようです。
(確かに先ほどMajesty of the Sea号が出航した際は閉まっていました。)

本当に、今回の旅行はレストランに入るタイミングが絶妙です。
おかげで、ビールを飲みながら、ゆっくりサンセットを待つことができました。


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カリブ海に沈む夕日です。
美しい夕日を見ながらの食事は最高でした。
しかし、ここはウェスチンホテルのカフェですが値段も手ごろなため、前菜に続き、調子に乗ってメインとしてサンドイッチを頼んだ(親のみ)ため、食べきれませんでした。
子供の頃から、食事は残さないよう教育を受けた私は、完食を目指しましたが、結局ギブアップ。
大変、申し訳ない・・・。

食後は、ホテルへ戻るためのシャトル・バスに乗るため、再びエリザベス通りまでフロント通りを歩きました。
フロント通りはエリザベス通りとは直接交差せず海に出て終わるため、そのまま港の桟橋を歩きましたが、豪華なクルーザーが係留され、それにライトが当たって綺麗でした。


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夜も更けてきましたが(この時点で21時)、まだまだキーウェスト・シーポートのレストランはにぎやかです。
シャトルバスの時間まで、Conch Republic Seafood Company(レストランです)のお土産屋で時間をつぶしましたが、オリジナルグッズが多く、家族は、また色々お土産を購入していました。

バスの時間となったので、お店の前に出ると、かなり人が多く、とても一回で、さばききれそうに無い予感。
他のホテルの人も多くいましたが、それでもシャトルバスに乗れる量でなく、我々はあぶれました。
運転手のお兄さんも申し訳なさそうに、ホテルで降ろしたらすぐに戻るので、もう少し待って欲しいと言っています。

仕方がないので次を待つことにしますが、待っている人もまだ多いです。
バスが出ると多くの人は、後ろの方の花壇などに戻って座りましたが、流石に次には乗りたいので我々は道端で立ったまま待ちました。

15分ぐらい待つとバスが戻ってきましたが、なんと我々よりかなり手前で停まりました。(前方に別のバスがいたため?)
少したじろぎ初動で遅れた我々の先を、中国人の家族が猛ダッシュでバスにとりつき、自分たちでドアも開けて乗り込みました。他の白人も続き、結局我々は列の後方になってしまいました。(15分も立って待っていたのに...)

バスの停車位置が悪く、白人たちにも出遅れましたが、私は、あの中国人のように他の人を押しのけるように乗る真似はできません。ここで文化の違いを見た気がしました。

ただ、我が家も笑い話があり、普段は周りの様子を見過ぎて出遅れる妻が、この日は白人の集団に混じってバスに乗り込んでしまいました。とても残る3人の乗るゆとりは無いので、妻だけが先にホテルに帰ってしまいました。
更に15分ぐらいで戻ってきたバスに、我々も無事乗ってホテルに帰った後、妻と、この出来事に爆笑しました。

次はマイアミに戻ります。
続く。

フロリダに行ってきました ~ケネディー・スペース・センター編

8/5(水)朝8時過ぎ、4泊したフレンチ・クォーター・ホテルをチェックアウトします。
と言っても、チェックインもネットでするぐらいなので、ただ部屋を出るだけで、キーを返す必要もありません。
本当に合理的にできています。
(まあ、アメリカのホテルは他でも支払いは別途済ませるので、チェックアウトは比較的簡単なのですが。)

オーランドからケネディー・スペース・センター(以下KSC)までは65マイルで、一時間ちょっと。
9時の開場なので、出発も8時とゆっくりしたのですが、結局荷物詰めに時間がかかり、朝食は食べずに出発しました。
出発直後、ガソリンを入れるついでにパンなどを購入し、移動しながらの朝食でした。


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順調にドライブし、9:30にKSCに到着。
早速NASAのシンボルの前で記念撮影です。

なお、KSC(正確にはKSCのVisitor Complex)は、前面にNASAを出していますが、経営そのものは民営です。
(NASAからの委託)
米国では国立の博物館が多いですが、ちょっと意外。

KSCの入場料は事前にネットで購入していたので($50/大人)、チケット売り場には寄らずに、そのままゲートに行きます。
購入時に送られたバーコードをスマホに表示し、ゲートの読み取り機にかざすのですが、なぜか受け付けてくれません。
少しモタモタしていると係りの人が来てくれ、スマホを横にしてかざせとの事。
横向きにすると簡単に読み取り、入場ができました。


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入場するとすぐに、ロケットの庭(?)が、迎えてくれます。
デイトンの空軍博物館でもロケットや大陸間弾道弾が見れますが、屋内なので、こちらの方が迫力がありました。
NASAに来た、との気にさせてくれます。


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色々な建物がありますが、まだ開いていないものもありました。


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結局、一番奥にある、スペースシャトル・アトランティスの展示棟まで来ました。
しかし、建物入り口を入っても、展示場の入り口が判らない。
入り口付近にグループがいたので、その案内者に聞いてみたけど、このグループはプライベートなもので一般の人は入れないとの事。
いや、グループに入りたいのではなく、展示場に入りたいのだけど・・・、グループをまとめるのに忙しそうななので、それ以上は聞けませんでした。
他に一般入場者もいないので、一旦は入場を断念しました。


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失意で、手前にある建物群に戻ってくると、宇宙飛行士発見!
記念撮影をしてもらいました。
キャラクター・グリーティングなのですが、朝早いため、他に人はおらず待ち時間無しでした。
でもディズニーのキャラクターを演ずるのも大変ですが、この格好は通風性が無さそうなので、更に大変そうです。


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そのあと、Exploration Spaceの建物を見学しました。
ここは、宇宙進出に関する色々な情報を説明/展示しています。

その後、未練を断ち切れず、アトランティスの建物に戻りました。
建物の入り口を入って真っすぐ上りの廊下が伸びていますが、突き当り(に見えた)を右に回り込むと、更に廊下が続いてらせん状に建物の上階に上っていきます。

それにしても、判りにくい。
係りの人がおらず聞くこともできないので、進路のサインボードぐらい出せばよいのに。

上に上がるとドーム状のスクリーンに通され、スペースシャトルの発射シーンを見ることができます。
でも、ネットでスペースシャトルの発射のシミュレータを体験できると読んでおり、期待値も大きかった分、ちょっと拍子抜け感を味わい(結局私の勘違いですが)、テンションの下がったところで、本物のスペースシャトルを見たため、感動が大きかったです!!!


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ワシントンDCでも本物を見ており、スペースシャトルそのものに対しては、相変わらず出来の悪い張りぼて感を感じましたが(これがリアリティなのですが)、ここの見せ方は良いと思います。


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ハッブル望遠鏡の模型(と思います)もありました。
この望遠鏡の映像がIMAXシアターで見れるそうです。
(我々は上映時間が合わなかったので見ていません。)


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スペース・ラボの体験ゾーンです。
狭い通路を歩くだけですが、最後に少しだけ怖い思いを体験できます。

この展示場を回って下の階に下ると、ゲームゾーン(?)があります。
(シャトルの着陸などのシミュレーションができるようでした。)

その横に、シャトルの発射体験アトラクションがありました。
イメージとしてはスペースシャトルの荷台に観光客(?)として乗って、発射を体験する感じですね。
真面目に発射の体験するので、絶叫ポイント等は無いですが、中々面白かったです。
結構、発射時などのGも感じた気がしたのですが、どうやって感じさせるのでしょうか?
うまく人間の錯覚を利用しているのだと思いますが。

追加料金は不要なので、ぜひ体験してください。
ここも、大きな看板などは無いので、見落とさないように。
また、この体験には、最初に荷物を無料ロッカー(入り口と反対のゲームゾーン側)に預ける必要があります。

その後、Orbit Cafeでハンバーガーなどの昼食を食べた後、発射台に行くバスツアーに参加しました。
バスツアーは無料のもの(入場料に含まれる)と、有料のものがいくつかあります。
我々は、せっかくなので、有料($25/人)のツアーを、前日にネットで予約していました。

11:30出発のツアーを予約していたので、11:15ごろにバスツアー出発所に行きましたが、ここも看板などは一切なく、各ツアーをどのように分けているのかよく判りません。
ただ、ここにはスタッフの人がいたので聞いてみると、右奥に進めとのことで行こうとしましたが、その直後にいた男性の係に左の列に並ぶよう指示されました。
一瞬疑問に思いましたが、素直に、その列に並びました。

で、少し並んでいましたが、どう考えても、この列は人の多さから無料ツアーだという気がします。
そこで別の係りの人に再確認すると、やはり有料ツアーは右に行けとのこと。

すでに11:30のツアーは出発後で、次のツアーに参加するために、30分そこで待ちました。
トラブルはありましたが、なんとかバスツアーには参加できました。


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まずはバナナ川を渡る途中の展望台から、発射台や建物を見学します。
しかし、敷地が広すぎ、発射台も小さく、よくわかりません。


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これがツアーのバスです。
運転手とは別にガイドがついて、色々説明してくれます。(英語ですが)


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これはNASAの管制本部とのこと。


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スペースシャトルの組み立て工場です。
世界で一番大きな建物と説明されていましたが、どのような条件で世界一を謳っているのかよくわかりませんでした。
敷地面積かなぁ?


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次に移動ステーションの横を走ります。
シャトルやロケットを組み立て工場から羅発射台まで運ぶためのもので、とにかく巨大。
クローラ(キャタピラ)で発射台まで移動しますが、その道路が未舗装だったのはちょっと意外でした。
これだけ巨大だと、舗装も寿命が持たないのかもしれませんね。


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民間の宇宙輸送業者、スペースX専用の発射台です。
何となく民間企業は、しょぼい設備で、しょぼい宇宙船を打ち上げていると思っていましたが、NASAの現役発射台と同じ規模の発射台を持っているのですね。


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発射台を見学後、バスは再びシャトル組み立て工場に戻ってきました。

なお、有料の発射台ツアーは曜日によっては、発射台に登る事もできるようでしたが、この日(水曜)はそのオプションはありませんでした。


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帰ってくる途中で、装甲兵員輸送車とすれ違いましたが、ロケット発射時に、係員が退去した後で問題が発生した場合に、パイロットを回収するための車と説明されていました。
この写真は、一世代前の輸送車です。

発射台の見学が終わると、バスはアポロ/サターンV展示場で乗客を降ろします。
ここまでは同じメンバー、同じバスなので、見学時に車内に荷物を置いておいても(もちろん貴重品はダメですよ)OKでしたが、基本的にツアーはここで終了するので、荷物は忘れないように。


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建物に入ると、巨大なサターンVロケットがお出迎え。
とにかく長いので、先が良く見えません。


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最終段のロケットと、月着陸船です。


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これが最先端部分です。
最終的に地球に戻るのは、この先端にある、大気圏突入船のみ。
凄まじく物資を消費して、ようやく月への旅行が実現できるのですね。
スペースシャトルのコンセプトが出てくるのも判ります。

でも、宇宙に飛んだら、突入船しか戻ってこないと言うことは、ここにあるのは予備機?
それとも模型?


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あまりにも大きく全体像が判らない場合は、この模型で確認できます。


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ここでは月の石を、自分で触ることができます。
大昔、大阪万博で、月の石を見るために長蛇の列を並びましたが、ここでは待ち時間ゼロです。


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当時の宇宙服や月面バギーなど、アポロ計画に関わるものが展示されています。


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大気圏突入船です。
デイトンの空軍博物館にもありますが、実物は、大気圏突入の激しさを感じさせます。
この程度の突入船でもこうなるので、スペースシャトルは大変だったでしょうね。
(大気圏突入用の、耐熱パネルで、張りぼて状態になるのですが。)

これでバスツアーは終了です。

なお、無料も含め全バスツアーがここに立ち寄るため、お土産屋も大きな物があります。
我が家もここで沢山買い物をしていました。
(ただ、ここに売っているものはVisitor Complexにも売っているのですが。)

最後はシャトルバスでVisitor Complexに戻りました。

この日も快晴で暑かったです。
水のボトルは持ち歩いていましたが、喉が渇いたので、ソーダを購入。
娘はソフトクリームにしましたが、購入直後からガンガン溶けていたので、慌てて食べていました(笑)。


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Exploration Spaceの裏にはスペース・ラボが描かれていますが、その前の国旗、日本のものが真ん中にありました。
理由は不明ですが、とてもうれしいですね。(それだけ、お金も出しているのでしょうが。)


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楽しかった、KSCの見学も終了。

正直、ディズニー等と比べると、テーマ・パークとしては見劣ります。
ただ、ここには宇宙への挑戦している本物の展示物があります。
そちらに興味あれば、オーランドからも近いですし、行く価値は大きいと思います。

ただ、日記に記載したように、案内(看板、スタッフ)が不足しているので、アメリカ生活の基本ともいえる
・事前情報の入手
・少しでも疑問を持ったら積極的に確認する
・時間にゆとりを持った行動をする
を、心がける必要があると思います。

正直、私もディズニー気分で気が緩んでいたように思いました。


この日のホテルは、Cocoa Beachのハンプトン・イン。
KSCからは20マイル強で、約30分。


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KSCに近いこともあり、入り口では宇宙飛行士がお出迎え。
KSCもコマーシャルには力を入れています。


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ここは、ホテルと言うより、アパートのような構造です。
我々は部屋は、廊下の突き当り。
遠い...


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でも、部屋からはビーチも見ることができ、景色はGoodでした。


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折角なので、ビーチに出てみることにしました。
ビーチまでの道には、ハイビスカスが咲いていました。


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これがCocoa Beachです。
すでに18時半になっているせいか、人がいません。

お腹も空いたので、すぐに夕食に出ました。
少し車を走らせましたが、良いレストランを見つけることができず、結局ホテルの前にある、「BRANOS ITALIAN GRILL」に行きました。
歩いて行けばよかったです。

なお、Cocoa Beachは米国有数のサーフィンの中心地のようです。
また、サーフ用品ショップのRon Jon(フロリダに入ってずっと看板を出していた)が近くにありました。
会社の同僚(米人)はRon Jonを知っていましたので、全米レベル(?)で有名なのでしょうね。

この日の走行距離:90マイルでした。


フロリダに行ってきました ~ディズニー編3

ディズニー、三日目はEPCOTです。
この日も8:00-9:00でMHが設定されているので、朝食も取らずに、7:00にホテルを出ました。


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これが会場までの送迎バスです。
前方に、行先も書かれているので間違える心配はありません。
ただ、前日は車両繰りの都合か、一般の大型観光バスが迎えに来ました。
最初、一般の観光バスと思い無視していましたが、運転手がハリウッド・スタジオ行と言うのを聞いて慌てて乗り込みましたので、油断はできません。


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EPCOTにも20分前には着き、早めに入場ができたので、ラッキーと思っていましたが、結局EPCOTシンボルのボール(?)の手前で足止めをくらい、8時少し過ぎるまで待たされました。
なお、Breakfastのオプションを選択している方は、脇から早めに入場できるようでした。


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8時の開場を待っている時の写真です。
EPCOTのボールの横に月が出ていました。
元々天気予報では、オーランドは1週間、雷雨の予報でしたが、この日は終日快晴です。
ようやくの晴れで、気分も盛り上がります...が...


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これまでの入場ゲートで待たされるのとは違い、チェーンの規制で一列で待たされるため、9:00過ぎの開場と同時に皆一斉にダッシュです。
と言っても、待っている間、係りのお兄さんがユーモアを交えながら、今から開場するけど走らずゆっくり歩きましょうと依頼をしていたので、走る人は極めて少数で、混乱はありませんでした。

我々が最初に向かったのは、ソアリン。
ハンググライダーに乗ってカリフォルニアを空から見て回るアトラクションです。
画面に合わせて、座席が動くだけですが、錯覚のせいでしょうか、うまく重力も感じる事ができ、楽しめました。
ただ、なぜ、カリフォルニア???

次に向かったのはフューチャーワールドの反対側にある、ミッションスペース。
宇宙飛行士として宇宙のミッションを体験すると言うものです。
本来は少し穏やかなグリーンチームと、動きの激しいオレンジチームがあるのですが、この時間はグリーンチームしか選択できず、残念でした。

ミッションスペースを終わった時点で、我々の緊急ミッションも終わりです(早っ!)。
後はFast Passをこなすのみ!?

まだ一般の開場である9時まで時間があるので、再び反対側のウェスト地区に戻り、リビング・ウィズ・ザ・ランドに参加しました。


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リビング・ウィズ・ザ・ランドは、ソアリンと同じ建物にあり、人類の食の歴史を見てみて回るライドで、実際の近代(恐らくパーク開場当時は未来の)農業も見ることができます。

これが終わった時点で、9時少し前。
混雑する前に同じ建物のファーストフードで朝食をとりました。
この日は、非常にのんびりしています。

次に、あの入り口のボールの中のアトラクション、スペースシップ・アースに向かいました。
9時を過ぎ、一般の客も入り始めたので、混む前に乗ろうと少し急ぎましたが、まだ、それほど混雑はしていませんでした。

少し時間に余裕があるので、12:40-13:40で予約したシー・ウィズ・ニモ&フレンズのFast Passを10:00-11:00への変更にトライすると、成功しました。
ついでに、14:00-15:00のキャプテンEOも前倒して予約変更しました。


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ニモのアトラクションは実際の水槽の中にアニメを映して、ニモの冒険(父親の冒険?)を追体験する物語です。
写真の暗い部分のオレンジの塊がニモです。


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また、この建物全体が水族館になっており、ニモのアトラクションの後にも見学が可能です。
上の写真はマナティーです。
フロリダでは野生のマナティーも見ることができるそうですが、我々はここでしか会うことができませんでした。

水族館の奥には、タートル・トーク・ウィズ・クラッシュのアトラクションがあります。
と言っても、アニメの海亀がおしゃべりをするだけなのですが、録音ではなくアドリブで話をしているので、結構面白かったです。(と言っても、英語なので理解は半分ぐらいですが。)

次に行ったのは、Fast Passで予約した、テスト・トラックです。
これは、待合室でカストマイズした車を実際にテストすると言う趣旨のアトラクションです。
自分たちがカストマイズした車をどのようにテストするのか興味がありましたが、


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結局、実機にはカストマイズした内容は一切反映されませんでした。
(ただ、テストの結果=走行タイムは表示されていました。妻-息子チームに負けました。)

でも、高速でのトラック走行は絶叫系アトラクションではないですが楽しめました。
特に普段、車の運転で急な加速などをしない方には新鮮な体験だと思います。


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この館はシボレーが提供しており、テストトラックの後はシボレーの展示場となっています。
また、色々な車に関するゲームを準備されていました。
最初にカストマイズした車でCMを作成するゲームもありました。


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我々(私と娘)の作った車はこれです。

この後は、キャプテンEOに向かいました。
マイケル・ジャクソン主演のミュージカルですが、1986年制作のもので、私と妻には懐かしい映像でした。


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キャプテンEOの終了したのが12:40で、Fast Passを使い切ったので、次のアトラクションを予約しようとしましたが、すでに一杯でした。
よって、我々のEPCOTは、ここで終了です。
と、思っていたら(私は真剣に夜の花火までどのように時間をつぶすか考えていました)、妻から、まだワールド・ショー・ケースがあるじゃないとの指摘。

そう、EPCOTは大きく二つのエリアに分かれており、未来を施行したアトラクションの並ぶフューチャー・ワールドと、世界の名所を模したワールド・ショー・ケースがあるのです。
どちらかと言うと、私は後者の方が好きなのですが、すっかり忘れていました。


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ワールド・ショー・ケースでは、大きな池の周りに世界中の名所を模したエリアが点在しており、その土地の文化などを見て回れます。

それにしてもフロリダの夏は暑い!
天気が良いのはいいのですが、この気温を考えると、昨日までの雨のディズニーの方が良かったかもと、つい考えてしましました。

子供たちも空腹&暑さに参り、クーラーのある所で休みたいとの事で、途中にあるカナダ館、イギリス館、フランス館も見ることもなくレストランを探しました。

途中でお姫様のグリーティングも見ましたが、そこも素通り。
暑くて子供がぐずっている事もありますが、ディズニーのお姫様方は、化粧が濃いくて親父のモチベーションもちょっと上がらないのです(笑)。

昼食にはモロッコ館にある、スパイス・ロード・テーブルに入りました。
それまでにもレストランはあったのですが、人が多そうだったり、価格が高そうだったりで、入りそびれてここまで来ました。
すでに13:00は過ぎていましたが、ここは客が少なかったので、ちょっと不安を感じましたが、客引きのお兄さんも感じが良かったので入りました。


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客が少ないので、窓際の良い席に案内してくれました。

更に、エアコンが心地よく、冷えたビールも美味しいです!
私はレバノンのalmazaと言う、ラガービールを注文しました。


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料理は私の好みの地中海料理です。
美味しそうなので、アペタイザーとメインの料理(メインは大人のみ)を頼みましたが、写真のアペタイザーだけで良かったかも。メインは食べきれませんでした。

お金も使いましたが、お店の雰囲気も良かったのでOKです。
なお、料理を待っている間に、このレストランも一杯になりました。
今回の旅行では、絶妙のタイミングでレストランに入ることができています(昨夜の予約は外れでしたが)。


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食後はアラブ館を見学。
偽物とはわかっていても、旅行気分を味わえるので私はこういうのが好きです。


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続いて、日本館です。
お城の作りに少し突っ込みを入れたくもなりますが、雰囲気は出ていると思います。
なお、ここの土産屋には日本的なものが並んでいるのですが、日本と言えば、アニメーション。
アニメのTシャツなどが売られており、我が家は皆、盛り上がっていました。
何もフロリダに来てまでとも思いますが、楽しいものは楽しいです。

次はアメリカ館。
中では、アメリカの歴史を紹介していました(多分)が、我が家族は席に座った途端に皆、爆睡。
恐らく30分ぐらいやっていたと思いますが、良い休息を取ることができました(笑)。


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次はイタリア館。
と言うか、ベネチアですよ、ベネチア!
ラスベガスのホテル・ベネチアでもはしゃだぐらい、イタリア&ベニスが大好きは私は、ここも興味深々です。


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続いて、ドイツ館。
かつて、ドイツに住んでいた、私と妻は当然はしゃぎます。
妻はここで色々買い物をしていました。
息子が珍しくカレー・ブルスト(ソーセージ)を食べたいとの事で、オクトーバ・フェスト・ビールと一緒に注文しました。
カレー・ブルストも懐かしかったです。


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続いて中国館。
ここでも、お土産屋を見ていたら、日本刀(少し中国風の模様)(もちろん模造刀)を売っていました。
中国の太刀も売られていたのですが、日本刀の方が数が多かったです。
何も中国館で売らなくてもと思います。


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ノルウェー館です。


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アナ雪がモデルとしたのがノルウェーとの事


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メキシコ館です。
この中に、メキシコの名所を回るライドがあります。
お土産屋の奥にあるので少し判りにくいですが、私は楽しかったです。


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メキシコでの写真と言うより、スペインでの1ショットと言う気がします。


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1周回ってきて、ダッフィーとの記念撮影です。
ただの熊ですが、妻のお気に入りなので、ここでの写真は欠かせません。
相変わらず、息子と娘は「義理」で写っているはずですが、以外にも娘は笑顔ですね。


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そのまま回り込んで、先ほど素通りした、カナダ館に行きました。
ここでは、映像でカナダの名所を見ることができます。

この日は予めディナーを予約しており、カナダ館の後はレストランに向かいました。
予約したレストランはソアリンのある建物内のガーデン・グリル・レストラン。
この日は、この建物に縁があります。
ここは座席が回転する展望(と言っても建物の中ですが)レストランで、キャラクターのグリーティングを受けることができます。

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料理はアメリカ料理で、妻はビュッヘと言っていましたが、実際はウェーターがコースで料理を持ってきます。
お代わりもできるようなので、ビュッフェと言うのもあながち間違いでは無いようですが、量が多いので、お代わりする余裕はありませんでした。

以下はグリーティングの写真です。


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<リス>

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<犬>

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<ネズミ>

以上。

息子が積極的に立ってミッキーと写真を写ったので、理由を聞いたら、せっかく来たのに写真に写らなかったらミッキーが哀そうだからとの事。
優しい子です(笑)。


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EPCOTのトリは光と音のスペクタクル。
ワールド・ショー・ケースの大きな池で、花火と光と音によるショーが展開されました。

楽しかったディズニー・ワールドも、これで終わりです。
あっという間の三日間でした。

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帰る際には、あのボール(正式には何て言うのだろう?)も、美しくライトアップされていました。

ディズニー・ワールドはこれで終わりますが、フロリダ旅行は、まだ続きます。


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