levante2019の旅日記

YAHOOブログの終了に伴い、引っ越してきました。 アメリカ3年、ドイツ3年の駐在を終え、2019年3月に帰国しました。 自転車やウォーキングなどを中心に日々の活動を紹介しています。

ヨーロッパのお城

Levanteの攻城記

ブログの容量も少し気になるので、城の訪問記用に別館を設けました。
今後は、以下のページで更新していきます。

http://blogs.yahoo.co.jp/levante_schloss

ノイシュバンシュタイン城 (Schloss Neuschwanstein)

ロマンティック街道の終点にあるこの城は、ディズニーランドの城のモデルとも言われており、日本人に大変人気があります。

この城は、中世騎士道の世界に憧れ、ワーグナーの楽劇に陶酔した、バイエルン王ルートヴィヒ2世(我らがルーちゃん!)によって19世紀に建築されました。
1869年9月に建設が開始され、1886年には、なんとか居住できる程度に出来上がりましたが、その後、王がベルク城に軟禁されたため未完で終わりました。

なお、この城は、日本からの旅行者(出張者)を連れて、今後も何度も訪れる(すでに、2月と4月、2回行きました)と思うので、このページも、綺麗な写真を撮る度に、順次追加・更新していきます。


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ノイシュバンシュタイン城のチケット売り場のあるホーエンシュバンガウの町から見たノイシュバンシュタイン城。
なお、週末は観光客で非常に混むので、週末に見学する際は事前に(3日前)に予約をした方が良いと思います。
4月の訪問時は、日曜に行くために金曜に予約をしようとしましたが、(2日前のため)締め切り後だったので、朝ダッシュで行き、混雑も無く入る事が出来ました。


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ホーエンシュバンガウ城への上り道から見た城。


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ホーエンシュバンガウの町からは、城まで山道を登る必要があります。
自家用車は上れないので、徒歩、馬車、そしてバスで上ります。
なお、徒歩と馬車は同じ道を上ります。


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お土産屋まで来ると、城までは、あと少しです。


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ここまでの道中、城は見えませんが、お土産屋を過ぎた所で初めて城を見る事ができます。
(後ろにあるので、振り返ってください。)


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お土産屋から少し上ると、展望台があります。
この施設は、前回の赴任時にはありませんでした。


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展望台から見た城です。


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展望台から見た、フォーゲン湖方面の景色。
雪景色も良いですが、晴れた日に撮りたい景色ですね。


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城の下に出ました。
城の入り口はもう少し上りますが、ここが内部の見学時の出口になっています。
また、ここからマリエン橋方面に行くこともできます。


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そこにあった、城の地図。
左下への道がホーエンシュバンガウの町への道で、右の道がマリエン橋に続いています。


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これが、城の入り口です。


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城の内部に入りました。
ちなみに、ここまではチケット無しで入れます。


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上の写真の階段を上ったところ。
ここも無料で来れますが、2月に来た際は、階段にチェーンが張られて立ち入りが出来ませんでした。


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城のアップ。


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階段上の舞台から見た、入り口側。


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マリエン橋方面に行くと、城の西側を見る事が出来ます。


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バスの停留所は、城の西側にあるため、バスを降りて最初に見る城は、この写真となります。


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マリエン橋から見た城も綺麗なのですが、冬場(今年は5月末まで)は、マリエン橋が閉鎖されています。
仕方が無いので、マリエン橋の裏側に回って撮影した写真。
4月の訪問時は、チェーンやバリケードぐらいは無視するつもりで行きましたが、マリエン橋に向かう道は、がっちりフェンスで囲われ、入る隙間もありませんでした。

いつか、マリエン橋から写した写真もアップします。
でも、雪景色の城も綺麗だったのですが、今は見れないのですね。


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最後に、これが城に上るバスです。



シュライスハイム城 (Schloss Schleissheim) ~その2

ミュンヘンの北、約15kmの所にあるシュライスハイム城の説明です。

先の駐在時に近くに住んでいた事もあり、好きな城なので、以前出張で来た際にも訪問しており、ブログを書いていますが、先に来たときは冬だったので、今回は春の景色を紹介します。
(ただし、このページはもっと綺麗な写真が撮れたら、追加・取換えします。)

なお、この城に関する詳細は以下のリンク先を参照ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/levante1204/1809822.html


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旧宮殿側(西側)から見た新宮殿です。
冬は雪避けに覆われていた庭の彫像は姿を見せ、噴水も上がっています。
(2016年8月14日の三回目の訪問で撮影)


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主庭側(東側)から見た新宮殿。


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新宮殿から見た庭。
こちらの噴水も上がっています。


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宮殿の庭園です。
花壇も期待していましたが、花は植わっていませんでした。
もし、花のある景色を撮影したら、写真を入れ替えます。


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冬は雪避けに覆われていた庭の彫像です。


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庭園から見た宮殿です。
(2016年8月27日の四回目の訪問で撮影)


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庭園から見た中央の噴水のアップです。


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噴水と新宮殿。
シュライスハイム城の一番恰好の良い絵です。
(2016年8月27日の四回目の訪問で撮影)


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冬場は凍結していた運河。
緑が綺麗です。


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運河から見た新宮殿。


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Suedlicher Pavilion(東側から見た絵)。


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Nordlicher Pavilion(東側から見た絵)。
(2016年8月27日の四回目の訪問で撮影)


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Lustheim城(西側)
中は陶器博物館になっています。


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Lustheim城(東側)
(2016年8月27日の四回目の訪問で撮影)


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Lustheim城からみた東側の景色。
はっきり写っていませんが、白鳥が巣を作って、卵を抱いていました。


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最後は博物館になっている、旧宮殿の春の景色です。
(2016年8月27日に四回目の訪問で撮影)



インスブルックのホーフブルクとアンブラス城

インスブルック訪問 http://blogs.yahoo.co.jp/levante1204/14687322.html の続きで、インスブルックのホーフブルグと、郊外にあるアンブラス城を紹介します。

インスブルックはドイツ、イタリアやオーストリアを結ぶ要衝に位置し、古代ローマ時代から交易で栄えた町です。
14世紀よりハプスブルク家の支配下に入り、政治・経済・芸術の中心地として大いに発展しました。
その中心となったのが、1460年に建設された、ハプスブルク家の王宮、ホーフブルクです。
マクシミリアン1世やフェルディナンド1世らによって拡張され、1754年、女帝マリア・テレジアの指示で改修工事が開始され、現在のロココ式の宮殿となりました。


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王宮の中庭です。


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中庭を抜けレン通りから見た景色。
右がホーフブルクで正面は、王宮教会(ホーフキルフィ)です。
この時は、知らなかったので教会の中には入りませんでしたが、この教会はフェルディナンド一世の命によりマクシミリアン一世の霊廟として作られたそうで、内部が綺麗なようです。


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王宮の東辺の建物。


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屋根にはハプスブルク家の双頭の鷲の紋章がありました。


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王宮教会の東に広がる建物です。


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王宮に戻り、内部を見学しました。(入場料は9ユーロでした。)

なお、王宮の入口の向かいにはカフェ・ザッハーがありました。
ウィーンに行かずとも、インスブルックでザッハー・トルテが食べる事が出来るようです。


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ロココ様式の美しい大広間。
ここでも、楽に天井の絵を見るための鏡が設置されていました。


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マリア・テレジアらも過ごした部屋も展示されています。


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王室用の礼拝堂です。


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王宮内部から見た、中庭の景色ですが、下からは見えなかった、ヤコブ教会の塔や、チロルの山々が見えました。


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右は王宮教会の西辺の建物で、正面は王宮です。


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黄金の小屋根から王宮に続くホーフガッセの景色です。
通り沿いには、お土産屋が多数並んでいました。


続いて、インスブルック旧市街から南東に約5kmの所にあるアンブラス城(Schloss Ambras)を紹介します。
この城も、ハプスブルク家ゆかりのルネッサンス様式の城で、1564年に増築され現在の規模になりました。
チロル大公フェルディナンド2世が、愛妻で平民出身の妃フィリピーネのために11世紀の城をルネッサンス様式に改築・拡張したそうです。
また彼が収集した、美術工芸品や武具甲冑が内部で公開されています。
って、やはり王族は誰もがお城を作っており、我らがルーちゃんだけが特別なのでは無い気がしますね。 


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高速の南側の少し小高い丘に、この城は建っています。
住所: Schloßstraße 20, 6020 Innsbruck

上の写真は、お城の入口です。
手前に駐車スペースがありますが、私はこの道に入りそびれ、少し上にあったバス専用の駐車場に車を停めました。バス専用の駐車場のはずですが、乗用車で一杯だったので駐車しましたが、やはり見学中不安だったので、きちんとこちらに停めた方が良いと思います。


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入口を入って右手の建物。
この中も博物館となっています。


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入口の正面には主城があります。


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入口を入って左側にある、土産屋に博物館の入口もあります。
入場料は10ユーロでした。
博物館に入るとすぐに、鎧の展示が続きます。


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王族の所有した、美しい甲冑も並んでいます。


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大広間には甲冑の騎士が並んでおり、壮観でした。



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珍しい黒塗りの甲冑です。
造りも少し変わっており、日本に伝わった西洋具足のように見えます。


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ハプスブルク家は中世にトルコ帝国と争っていたため、トルコの甲冑も展示されていました。

土産屋の奥にある、甲冑を展示した博物館の次は、工芸品などが展示された、7枚前の写真の建物に移動します。

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その建物の二階テラスからは、アンブラス城の主城と中庭、背後に広がるチロルの山が見渡せます。
なお、この建物の次は、一旦中庭に出た後、主城の下の長い建屋の地下の入口から入りました。


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テラスから見た左手の建物。
写真中央の入口が博物館の入口でもある、土産屋の入口です。


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お城の入口の建物。
この中が甲冑の博物館となっています。


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工芸品の写真はありません(興味が無い;笑)。
先の建物を出て、主城手前の長い建物の一階の写真です。
でも一階には、ほとんど見るものは無く、通り過ぎるだけ。


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二階は美しい大広間となっていました。


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その後は主城に移動し、内部の見学です。
ここが中庭で、壁の模様はフレスコ画でした。


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お城の風呂です。
西洋では珍しい大きな風呂桶があったので写真を撮りました。


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一階には礼拝堂がありました。


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主城の中は、昔の部屋が展示されていますが、王宮と比べると、質素な装飾です。


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また、主城の内部は、いつものように(?)肖像画が並んでいましたが、ここの特徴は家族の肖像画だけでなく、各国の貴族の肖像画が並んでいた事。
ヴェネツィア共和国のドージェの絵もありました。


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中にあった城の模型。
右上が入口で、左が主城です。
昔の姿を現した模型のようで、今の中庭に建物があったり、今は無い城壁が再現されています。
主上の左、中庭を抜けた先には小さな橋が架かっています。


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主城見学の出口の写真です。
左の建物(テラス)は、展望所となっていました。


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そこから見た、インスブルックとチロルの山の景色です。


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展望所のある建物の正面の写真。
斜面にあるので、正面は3階建てですが、展望所は1階しかありません。


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中庭の景色。
正面の小さな塔の先に橋があります。


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中庭には、洞窟がありました。
当時の宮殿では、このような洞窟を持つことが流行っていましたが、他の宮殿のものは、自然の洞窟を模したものが多いのですが、ここの洞窟はただの地下倉庫のようでした。


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反対側から見た、中庭の景色です。
先の洞窟は左側にあります。

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橋から見たお城です。


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橋は渓谷にかかっており、下には滝も見えました。


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橋を渡って、急坂を上ると、公園になっていました。
と言っても、特に特徴も無いので、よほど時間がある方以外は、わざわざ行く必要もないと思います。
(森に阻まれ、お城も見えません。)


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城の西には広い庭が広がっており、そこから見たお城です。
城内の博物館は5時に閉まりましたが、中庭や、この庭は5時以降でも見学できました。

これまで、この城の名前も知りませんでしたが、思った以上に立派なお城で、城内の展示物も良かったので、時間があればインスブルック見学のついでにいかがでしょうか?
(10ユーロは高い気もしますが・・・)

終わり。

ハイデルベルグ城攻城記(笑)

ハイデルベルグ城の攻城記です。

と言っても、フランクフルトから車で約1時間とアクセスも良く、有名な城なので、ちょっとググれば、多くの記事がありますので、あくまでも備忘録としてまとめます。

ハイデルベルグ城の紀元は不明瞭ですが、Wikiによると、13世紀前半となるようです。
プファルツ選帝侯の居城になり順調に拡張されていきましたが、1618年にハプスブルグ家のドイツ支配の拡大に対する、新教側のプファルツ候の反乱に始まる30年戦争の間に、新旧派によるこの街の争奪が行われ、その過程でこの城も破壊されました。
更に、1685年に始まるプファルツ継承戦争で、この城は徹底的に破壊されたそうです。
1697年に戦争も集結し、旧市街は復興されましたが、城は荒廃したままとなりました。

1700年初期に復興されたハイデルベルグの旧市街の散策記はこちら。


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上記の日記と重複しますが、城の裏手にある駐車場に車を停め、少し下ると城の裏に広がる庭園に出ます。
ケーブルカーで来ると中々庭園側まで来ないと思いますが、庭園の側から見る城と旧市街の両方を見る事が出き、足を延ばすのも良いと思います。


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左手の庭園に沿っても城門に行けますが、気付かなかったので、行きは写真中央の下りの道を歩きました。


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この道は、城の塔の真下を抜けます
それにしても、この塔は天井も無く石壁のみしか残っていません。


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更に進んだ所にある塔も、庭側から見ると普通の塔ですが・・・


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裏側半分は完全に崩落しています。


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その後、このルートは左手の庭園と、右手の城の間を堀の底を抜けて行きます。
堀の底にも、なぜか小さな門があり、その防御用に狭間が開いています。
正面に見える正門の橋を抜けないと、城に入るのは困難なため、何のための道なのでしょうか?


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正門防御の塔の側面です。

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堀の底に、なぜか水場がありました。
でもここでは、庭からも城からも遠く、例え平時でも利便が悪い気がします。


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堀の底から上がって正門を通り過ぎました。
堀から上がる道は中央の建物向かって右手から上がってきます。
こちら側がケーブルカー駅からの方向で、ケーブルカーで来た観光客はこの景色を最初に見ることになります。


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左手には別の門がありますが、表の小さな庭の飾りです。
(城内には入れません。)
この撮影位置の背中側がチケット売り場です。
そこでチケット購入後、一つ前の写真の建物から城内に入ります。


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手前の建物を抜けると城門に向かう橋があります。
その先には、城門を守る塔があります。


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城門には扉ではなく、杭が降りて来る仕掛けとなっていました。
ギミックとしては面白いですが、普通に扉にした方が守備力は上がるように思います。


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城内に入りました。
城門を抜けると正面に居住棟と思われる建物があります。
(以降、居順棟と呼びます)


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その右手は壁だけが残っています。



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そして左手も廃墟のままです。
城内にはしっかり水場が準備されていました。


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城門方向を振り返った景色です。


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城内には泉もありました。
山城ですが、中腹にあるので水には困らなかったようです。


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居住棟を抜けるとテラスに出ます。


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テラスからはハイデルベルグの市街が一望できます。


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テラスの下にも城郭があります。


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テラス下の城郭の奥に見えるアーチのある城壁は庭園のものです。

また、左手の川にある施設は堰です。
市街に流れる流量を、ここで調整したのでしょう。


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テラスを振り返ると正面に見える塔は、こちら側も損傷が軽微なので、修復も簡単そうに見えますが、残念ながら修復されていません。


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テラスから見た居住棟です。
この建物だけは完璧に修復されていますね。

プファルツ継承戦争の後、新旧教徒の争いから宮廷はマンハイムに移され、更にプファルツ選帝侯から、バイエルン選帝侯も継いだ、カール・テオドールが宮廷をバイエルンに移したことで、この城は完全に宮廷の視界から消え、再建の道が閉ざされたとのこと。
ハイデルベルグもビテルスバッハ家のゆかりの土地だったのですね。


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城内側にある、居住棟内部に入る入口です。
この入り口(写真正面)も狭間(入口の右下)で守られていますが、その横には居住棟へ直接入る扉があり、防御施設は、あまり意味が無さそうです。扉は後から作られたのでしょうか?


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城内の見学を終え、庭園に帰ってきました。
庭園からは行きに歩いた堀の様子がよく判ります。


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そして崩壊した塔の様子です。
上からは破壊された様子が良く見えます。


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主城と庭園の間は、堀と城壁で隔てられています。


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庭園です。
日本の城では、二の丸御殿でもありそうな広い一帯ですが、欧州では贅沢にも庭園だけしかありません。


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庭の奥のレンガ造りの壁には倉庫(?)がありました。


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庭にあった看板です。
色が薄くて少し見にくいですが、右手の主城郭と、庭園の配置がよく判ると思い思います。
駐車場は看板左手の路肩にあります。
なお、登ってくる途中にも駐車スペースがありましたが、住民専用なので注意ください。


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市街地から見たハイデルベルク城です。
1700年初めから、ほとんど廃墟状態でしたが、それでもこれだけの威容を保てるとは、石造りの建物は丈夫ですね。

終わり。




ニンフェンブルグ城 (Schloss Nymphenburg)

ウォーキング in ミュンヘン別館のニンフェンブルグ城(宮殿) (Schloss Nymphenburg)です。

オーバーシュライスハイムから、再びSバーン1号線をミュンヘン方向に乗り、モーザッハ(Moosach)駅で降り、
ニンフェンブルグ城まで歩きました。(約2km)

ニンフェンブルグ城は1664年に最初の建物が建てられ、その後数次にわたり、拡張を繰り返し、現在の形になりました。
ミュンヘンに近いこともあり、多くの観光客が訪れています。

ニンフェンブルグ城の地図です。
方角は、上が北で、下が南です。

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庭から見たニンフェンブルグ城(主殿)
冬のため、モニュメントが木で覆われ、噴水も止まっています。
それでも、非常に多くの訪問客がいました。

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運河中央の橋から宮殿を望む
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運河中央の橋から、カスケード方面を望む
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Pagodenburg
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運河の西の端にある大カスケード(Grosse Kaskade)から主殿を望む
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主殿を見ながら、たたずむ白鳥
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大カスケード、水量もなく、モニュメントも木で覆われています
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Monopteros
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Badenburgの写真3枚
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Badenburg(裏側)
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Badenburg(表側)
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Badenburgから見たMonopteros方向の景色
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Doerfchen mit Brunnhaus
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Amalienburg
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Amalienburg
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Kronprinzengarten mit Pavillion

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Pavillion(裏側)
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主殿から東方の庭を望む(やはり噴水は止まっている)
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白鳥とニンフェンブルグ城(主殿)
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半円形に池を囲む建物郡
真ん中の建物はニンフェンブルグ焼きの工房
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池の対岸からニンフェンブルグを望む
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Notburga通りからニンフェンブルグ城を望む
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Notburga通りから東の運河を望む
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シュライスハイム城 (Schloss Schleissheim)

ウォーキング in ミュンヘン別館のシュライスハイム城(宮殿)です。

ミュンヘン市内からSバーン1号線でフライジング(Freising)方面(または空港方面)に向かう途中のオーバーシュライスハイム(Oberschleissheim)駅で降りると、シュライスハイム城があります。

この城は古い宮殿と、新しい宮殿に分かれており、古い宮殿は1617年から1623年にイタリアのビラスタイルに立て替えられたそうです。
新しい宮殿は、古い宮殿の横に、1701年から1704年に建て始められましたが、途中中断し1719年から1726年の期間に完成を見ました。
美しい建物だけでなく、バロック式庭園と運河をはさむ広大な庭があります。

なお、ウォーキング in ミュンヘンにも書きましたが、かつて駐在員として、近所のウンターシュライスハイム(Unterschleissheim)に住んでいました。
あまりメジャーな城ではないですが、わが町のお城なんで、とても好きです。
なお、近所にドイツ博物館の航空機分館もあり、こちらもあまり知られていませんが、展示品が多く見ごたえがあります。

<宮殿の地図>
方角は、左が東で、右が西です。
右端の赤い長方形部分が古い宮殿です。
残り3/4の部分が新しい宮殿です。

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古い宮殿です。
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新宮殿側から見た旧宮殿
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新しい宮殿です。
新しい宮殿には、東西に長く伸びたバロック庭園および運河があります。
西の端に新宮殿(主殿)があります。
東の端には南北に3つの屋敷が立っており、北からNordlicher Pavillion、ラストハイム城 (Schloss Lustheim)、Suedlicher Pavillionが並んでいます。

                         古い宮殿側から見た新宮殿
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                             主庭側から見た新宮殿
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                新宮殿からSuedlicher Pavillionに向かう小道(1kmあります)
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Suedlicher Pavillion
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                        ラストハイム城 (Schloss Lustheim)
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運河が凍っています(ラストハイム方向から新宮殿方向見たところ)
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運河の終わり(始まり?)のカスケードから見た新宮殿
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新宮殿から見た、ラストハイム方向。
春には花も咲き、綺麗なバロック式庭園が見れるはずですが、冬はさびしいです。
写真左に塔のように見えるものは、雪の被害を避けるため、モニュメントが木で覆われたもの。
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